矯正治療と補綴治療(クラウン)の併用で反対咬合を治療した例
矯正治療(部分矯正)と補綴治療(セラミッククラウン)を併用して短期間で受け口(反対咬合)を治療した症例です。矯正的なアプローチを行うことで、より良い補綴治療(クラウン)ができて、機能的で審美的な治療結果が期待できます。
公開日:2019/10/01 更新日:2021/09/09
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目次
部分矯正とジルコニアセラミッククラウンで歯並びと歯の色を短期で改善 (45歳・女性)
受け口(反対咬合)の歯並びと、ホワイトニングでは改善できない歯の変色など、複数のお悩みをもつ患者様の症例です。上顎を歯列矯正したあと、ジルコニアセラミッククラウンを使用した補綴治療をして、短期間でかみ合わせと口元の美しさのトータルを改善する治療をしました。
※治療効果は、患者様によって個人差があります。
症例写真
STEP1 初診~治療計画
受け口と前歯の色が気になって来院された45歳女性の患者様。精密検査後、まず前歯のかみ合わせを矯正治療で改善してから上顎4本の前歯の補綴治療を行う計画を立てました。
STEP2 上顎に装置を装着
まずは、下顎の奥歯に仮歯を装着して、前歯がかみこまない状態にしてから、上顎に矯正装置を装着しました。使用した装置は、従来の装置よりも弱い力で効率良く歯を動かすセルフライゲーションタイプのブラケットを使用しました。
STEP3 前歯のかみ合わせを改善
ブラケットを着けてから8カ月後、前歯のかみ合わせが改善しました。
STEP4 ブラケットを外す
矯正装置を外たあと、ホワイトニングでは白くできない歯の色や、歯の形を人工歯で整える補綴[ほてつ]治療をはじめます。
STEP5 上顎の歯4本に仮歯
上顎4本の前歯を仮歯にした状態です。事前に矯正治療を行って、前歯のかみ合わせを改善したので、無理のない自然な補綴治療ができるようになりました。
STEP6 ジルコニアセラミック装着
仮歯だった上顎4本に、天然の歯の近い感覚と色合いを持つジルコニアセラミッククラウンを装着します。
STEP7 治療完了
治療が完了しました。上顎の不正咬合と、歯の変色が改善され、健康的でイキイキとした口元になりました。
※治療効果は、患者様によって個人差があります。
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