叢生(ガタガタの歯並び)の虫歯リスク治療説明
歯と歯が重なり合って歯並びがガタガタしている状態を叢生[そうせい]と言います。歯ブラシの毛先が当たらないところは磨くことができません。その結果として歯肉が炎症を起こして出血することがあります。早目に歯科医院で処置を行うことが大切です。
公開日:2019/11/05 更新日:2021/11/18
目次
歯の健康をまもるための矯正治療
矯正治療の目的のひとつに、歯磨きでブラシが歯の隅々まで行き届きやすい、ムシ歯や歯周病にかかりにくい歯列をつくり、歯の寿命をのばします。
虫歯や歯周病の原因にもなる、歯石や歯垢がたまりやすい不正咬合として、歯が重なり合って凸凹に生えている乱杭歯(らんぐいば)・叢生(そうせい)があります。
下の前歯にガタガタがある場合、上の歯よりも、他の人からは見えないので見た目が気にならず、放置されがちなので、気づかないうちに歯周病が進行している場合があります。
歯科医院に通って、歯磨き指導や治療を受けても歯の健康状態が改善されない場合は、担当医に相談して、矯正歯科治療を検討してみてもよいでしょう。
治療前後
<治療前>
下の前歯は凸凹に生えていて、歯がお互いに重なりあったりしています。そのために歯ブラシの毛先が当たらないところができて、十分に歯と歯の間を磨くことができません。
その結果として歯と歯の間の歯肉が炎症を起こして出血しています。
これは歯周病のはじまりで、放置すると歯を支える支持組織である骨が吸収して歯を早く失う原因となります。
<治療後>
治療後は下の歯がきれいなアーチ状に並んで歯と歯の重なりもなくなりました。
この状態ですと小さめの歯ブラシを使えば前の歯の裏側をよく磨くことができます。
歯肉が炎症を起こしたり、歯と歯の間にムシ歯ができたりする心配はなくなります。
※治療結果は個人差があります。
治療前
治療後
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