神宮前矯正歯科
斉宮 康寛院長先生
メイドインジャパンの装置を世界へ
裏側(舌側)アンカースクリュー矯正装置を開発
少年時代の好奇心・探究心そのままに、常に新しいチャレンジに挑み続ける斉宮院長。
「今よりも、患者様に負担なくキレイな仕上がりを提供したい!」強い思いを胸に、日々、装置の開発と技術の普及に尽力しています。
斉宮先生のこれからの目標とスタッフへの思い、患者様へのメッセージ
▲ 斉宮先生主宰の裏側(舌側)アンカースクリュー矯正の研究会にて
矯正歯科に従事して22年以上経ちますが、臨床家として経験を積めば積むほど、自分に自信を持ち、自分の技術は完璧だと思いこんでしまうのが一般のならわしです。 例えば、「矯正治療だけでそこまで治すのは難しい」「治療期間がかかっても仕方がない…。」といった考えもその一つだと思います。
私は、初診相談や診断で、患者様とお話する際に、患者様の希望をできるだけたくさん聞かせていただくようにしています。 なぜなら、そこにこそ、矯正歯科医として私が達成していくべきゴールがあるからです。
自分が身につけた技術だけで、患者様の治療ゴールを決めてしまっていいとは思いません。 他医院で難しいと言われた患者様、僕自身も難しい治療と思う患者様であっても、常に固定概念にとらわれず、想像できるかぎりの高い治療ゴールを目指し、患者様とともに治療を行っていきたいです。
矯正装置の開発を通して、日本の企業の誠実さと技術力の高さを改めて感じました。
高い志と熱意のある業者さんばかりで、例えば、裏側(舌側)アンカースクリュー矯正装置を開発していた時に、私が頭の中で描いていることを伝えると、担当の業者の方が熱心に話をきいてくれて、すぐに試作品を製作して、 一緒に試行錯誤したりして、完成に導きました。
今後、開発した装置を、国内だけでなく、世界のスタンダードにすることを目標に、一致団結して頑張っています。現在、日本だけでなく、米国・韓国・中国の特許を取得し、今はヨーロッパの特許申請中です。
現在、日本で使用される矯正装置・器具の多くは外国製です。日本のメーカーは、良い装置を製造していますが、消費は国内がほとんどで、輸出はあまり伸びていません。精巧なメイドインジャパンの矯正装置がもっと海外に広がるべきだと思います。
裏側(舌側)アンカースクリュー矯正装置が海外にも普及して、そして、日本経済の活性化と、歯科医療発展の一助となれば、これほど嬉しいことはありません。今後も、「すべての患者様を素敵な笑顔にする」という志を胸に、日々の診療と装置の開発・普及に邁進していきたいと思います。
神宮前矯正歯科の考えるチーム医療は、ドクターや歯科衛生士だけでなく、患者様を含め、一つのチームだと思っています。苦しい時も楽しい時も、一緒に歩んで行き、治療が終わって装置を外した時に、共に喜び合いたいです。
患者様の治療は一人ではできません。装置の開発も同じで、決して一人だけでできるものではありません。今、自分の思い描いていたことが形になり、そして矯正治療に革新を興そうとしていることは、本当に幸せなことです。このような環境を作ってくれた人たちに本当に感謝しています。
神宮前矯正歯科の患者様はみなさん、歯の裏側(舌側)に矯正装置をつけているので、「装置が見える負担」を感じることなく、歯並びがキレイになっていきます。
新しい自分へ、一歩を踏み出そうと決めたら、是非、私達に協力させてください。一緒にゴールを目指しましょう!
取材中、斉宮院長が「自分の一生をかけることにふさわしい仕事ができて、いつも支えてくれるスタッフや業者さん、友人や同じ志をもつ先生方に出会えて、私はとても幸せものです。」と、何度もおっしゃっていたのが印象に残ります。
その言葉のとおり、「患者様にもっと良い治療ができるようにしたい」という斉宮院長の思いが、神宮前矯正歯科のスタッフみんなに浸透しているのを感じました。
常に新しい課題、ゼロから創り上げることに挑戦し続ける斉宮院長はとても頼もしく、「本当にキレイな歯並びになれるのだろうか」、「できるだけ早く、不快感を少なくして治療したい」といった、矯正治療に不安がある患者様を温かく迎えてくれるクリニックです。