医療法人梅田リンガル 大阪オルソ
谷木 俊夫理事長先生

女性目線で院内を設計しています

歯にコンプレックスをお持ちの女性の患者様が見えない矯正をする時に、待合室に男性の方が座っている、というのは避けたいと思いから、すこしでもリラックスしてご来院いただけるよう女性専門の矯正歯科医院としました。患者様同士でもほぼ会うことがないように、完全予約制にしています。診療室が4部屋、カウンセリングルームが2部屋あるので、お待たせしないですぐにご案内するように心掛けています。待合室やカウンセリングルームの椅子は外国製の物を採用しているため、日本人女性の平均身長に合うよう、脚を切って高さを調整しました。椅子の他に受付カウンターやパウダールームの高さも女性が使いやすい高さにしています。

また治療中の患者様が一番長く過ごすことになる診療室は完全個室とし、診療室には大型のディスプレーを完備し、ちょっとした待ち時間には映画をご覧いただき、治療後には写真を使って毎回の処置内容を詳しく説明させていただいています。裏側矯正治療やマウスピース矯正治療で歯に突起を付ける際には診療時間が長くなることもありますので、診療用の椅子はクッション性が良いものを選びました。

院内のお花、アロマの香りや音楽も女性目線で選んでいます。女性専門で診療しているので、休みの日はアロマを見に行ったり、カフェにも行ったりするようになり、女子力があがりました(笑)。患者様と院内で流している映画の話で盛り上がり、海外旅行やレストランの話もよくします。

即時シミュレーションによる充実したカウンセリング

当院の初診コンサルテーションは約90分間で、その日のうちに治療結果を予測したシミュレーションを作成しています。患者様にわざわざ時間を作っていただいているご来院いただいていますので、精密検査を受けないと治療方法や費用が分からないというようなことがあってはいけません。したがって初診コンサルテーションでは、できるだけ詳しい説明をさせていただくため、最初にお口の中の写真とレントゲン撮影、口腔内のデジタルスキャニングを行っています。

これらの資料と患者様のご希望から治療計画を立案します。当院がカウンセリングの際に気をつけていることは矯正歯科医がしたい治療を患者様に押し付けないということです。患者様のご希望をまずお伺いし、矯正専門医の立場から患者様のご希望にできる限り沿った治療方針をご提案するようにしています。

矯正装置の種類や治療方法についての概要を知りたいという患者様にはオリジナルのスライドをご覧いただいています。例えば、ハーフリンガル(上裏下表側からの矯正治療)とリンガル(上下共に裏側からの矯正治療)の見た目の違いや裏側矯正とマウスピース矯正の違い、当院の特徴やこだわりといった内容です。写真を豊富に使ったスライドをご覧いただくことで矯正治療についての情報を分かりやすくお伝えできるように努めています。

ご提案させていただく治療方針の結果予測される歯並びについては口腔内スキャンデータより即時に3Dでご覧いただけるようになりました。患者様の携帯電話やパソコンに転送することができるので、ご自宅に戻られてから治療方法をじっくりと検討することもできるようになっています。