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マウスピース型矯正専門医院として

尾島 賢治 院長先生のホームページを見る

患者様のためにより良い治療を、という気持ちでマウスピース型矯正専門医院を開院。
そのきっかけなどについてお話していただきました。

医院の歩み

当院は、2007年に日本医療発祥の地である文京区本郷に開院した時から、矯正歯科治療の中でもマウスピース型矯正を専門としています。
マウスピース型矯正を知って、いろいろ学ぶうちに、この治療法が患者様にとてもよい治療法だと考え、専門の歯科医院とすることにしました。

マウスピース型矯正のメリットとして、ワイヤーを使った矯正と比べると、目立ちにくいことや食事や歯磨きの際に自分で取り外しできること、また、金属アレルギーの方にも治療を受けていただけることがあげられます。

2015年には新宿駅の近くにも開院することができ、今では2,500症例(2007年1月~2020年6月現在)のマウスピース型矯正の実績があり、より多くの患者様を治療することができるようになりました。

マウスピース型矯正との出会い

マウスピース型矯正との出会い

2006年のアメリカの矯正歯科学会で、初めてマウスピース型矯正に出会って感動したのがはじまりでした。海外でのマウスピース型矯正の取り組みや、抜歯での症例の論文をみて、患者様にとって良い治療法なのだ、と思いました。その時はまだ馴染みのない治療法でしたが、いずれスタンダードとなる治療法だと思ったのです。
当初、マウスピース型矯正は一般的ではない治療法で、開業したころはなかなか理解されなかったのですが、常に目の前の患者様を助ける、という気持ちでやってきました。
また、僕もワイヤー矯正とマウスピース型矯正の両方の経験者ですが、マウスピース型矯正をしたときに、歯が動いていくワクワクした感じや、装置が目立ちにくかったことや装着している感じがあまりなかったことなど、技術の進化を感じました。

また、スタッフのほとんどが働き始めて数ヵ月で、自分自身の矯正治療をマウスピース型矯正でやりたい、と言ってくるんですね。それは、マウスピース型矯正の素晴らしさを患者様の治療を通じて体感しているから、だと思います。

デジタルシステムの導入

デジタルシステムの導入

患者様にとって負担のないのように矯正治療をするために、デジタル機器の導入を早くから始めていました。

たとえば、歯の型採りにも口腔内光学スキャナを導入しています。従来の方法ではシリコンなどの粘土状の材料を使い、歯に密着させて硬くなるのをまってから歯型をとっていました。この方法の場合、患者様は動かずに口を開けていなければならず、呼吸のしづらさや不慣れな味、誤飲の心配など、大変だったと思います。

そこで、海外で導入されていた口腔内光学スキャナを当医院でも導入し、より患者様へ快適で精巧なマウスピース型矯正をしていただけるようになりました。より良いマウスピース型矯正のためにも、精密な歯型データをとることはとても大切なことです。また、マウスピース型矯正専用のスキャナを使うことで、診断や治療計画などを、より分かりやすく患者様へ伝えることもできます。

画面上で治療計画のシミュレーションをみることで、患者様のモチベーションも高まりすね。