見えない裏側矯正「フジタメソッド」について | 写真付きの治療例や治療方法をご紹介
今回は、目立たない裏側矯正の「フジタメソッド」をご紹介!欧米からもたらされた矯正歯科ですが、目立たない裏側矯正は、日本発祥のものとなります。そんな「フジタメソッド」について、治療例を交えながら、装置の仕組みや特徴についてご紹介していきます。
公開日:2019/11/01 更新日:2021/11/16
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目次
見えない裏側矯正について
この治療法は医療全般からみて大変珍しいことに日本で生まれた治療法です。1970年代の後半には藤田教授によりアメリカの矯正学会誌に症例報告が掲載されたことからその端を発します。それ以後残念なことにこの治療法は普及したとは言いがたい歴史を歩んできました。それは27ある歯科大学の多くがこの治療法を取り入れなかったこと、もちろんインストラクターの不足がありました。現在インターネットで検索すると大変多くの矯正医がこの治療法について標榜しています。しかし実際に治療した例を掲載している医院はほとんどありません。それどころか良く見ると透明なブラケットが横についていたり、治療前後の写真で済ましているところもあります。見えないはずが見えている。こんなこともあります。
藤田先生直伝のフジタメソッド について
まずは装置ですがこの装置は優れものです。上と横に溝があってそれぞれ用途が違います。やろうと思えばワイヤーを2本入れることだってできます。実は真ん中にも穴が開いているのです。これ以上多機能な装置は他にありません。すべてこの治療用には特殊な道具を使用しています。自分たちで工夫して作ったようなものもあります。
治療例
これなら誰にも気づかれません。最初に歯を抜かないで装置をためしてもらいます。会話ができることなど装置に慣れたことを確認して、次のステップにうつります。治療計画にもとづいて歯を抜くこともあります。見えないinvisibleにこだわっています。だからそんなに多くの患者さんは診ることができません。どんなものでも手間と時間をかけて治療しています。患者さんの夢がかなった時、“あきらめていました。ありがとう”この一言が私たちのよろこびです。
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