矯正中はジェットウォッシャーがおすすめ! 水流で歯の汚れを取り除こう
矯正中のお口の中のケア、どうしていますか?
当記事では、歯ブラシや歯間ブラシ以外で役立つケアグッズについてご紹介します
公開日:2023/01/04
監修医師
中村 優佳
国立大学歯学部卒業後、歯科衛生士として勤務。
同時取得した養護教諭免許も活かし、患者様の口腔内のケアを通して全身の健康をサポートさせていただいております。
〈取得資格〉
・歯科衛生士国家資格
・養護教諭一種免許状
・ホワイトニングコーディネーター
・日本歯周病学会認定歯科衛生士資格取得
〈所属学会〉
・特定非営利活動法人 日本歯周病学会
・一般社団法人 日本歯科審美学会
目次
ワイヤー矯正中は歯磨きがしづらい…
ワイヤー矯正中は装置が邪魔をしてどうしてもいつも通りの歯磨きがしづらいですよね。
歯ブラシやワンタフトブラシ、歯間ブラシ、フロスを使おうとしても取り切れない部分の汚れにはどのようにアプローチすればよいのでしょうか?
矯正中はジェットウォッシャーがおすすめ!
そんな矯正中のケアですが、いつもの歯磨きグッズにプラスして、ジェットウォッシャーがおすすめです!
ジェットウォッシャーとは、歯間洗浄機、口腔洗浄機、ウォーターピック等とも呼ばれ、水流で汚れを取り除くケアグッズです。
特にワイヤー矯正中は歯と歯の間や隙間にアプローチしにくいので、ジェットウォッシャーでの補助的なケアが効果的です。
矯正中にジェットウォッシャーをおすすめする理由3選
①歯と歯の間の汚れを取り除ける
ジェットウォッシャーの使用で、歯と歯の間の汚れにもアプローチしやすくなります。
歯と歯の間に汚れが溜まったままの状態が続くと虫歯のリスクが高まりますので、ジェットウォッシャーの併用で汚れを取り除くようにしましょう。
②歯と歯茎の境目の汚れを取り除ける
ワイヤー矯正中は、歯と歯ぐきの境目にも歯ブラシを当てにくいと思います。
一方で、歯と歯ぐきの境目の汚れを放置すると歯周病が進んでしまい、矯正が終わった頃には歯ぐきが真っ赤になり血が出やすい歯周病の状態になっているかもしれません。
そんな事態を防ぐためにもジェットウォッシャーでケアしましょう。
③矯正装置の回りの磨き残しを取り除ける
矯正装置の周りにも汚れが絡まりやすいです。
装置の周りに汚れが溜まったままの状態は、口臭の原因にもなります。
ジェットウォッシャーを使って装置周りの汚れも取り除きましょう!
使い方に注意!ジェットウォッシャーのデメリット
①当てる位置や距離感に気をつける必要がある
ジェットウォッシャーを水流が強すぎる状態でかなり近づけて使用した場合、歯ぐきや粘膜などを直接傷つける恐れがあります。
痛みを生じることもありますので当てる位置や距離には気をつけましょう。
②ジェットウォッシャーでは取れない汚れもある
歯垢が石灰化して固まった歯石はジェットウォッシャーでは取り除くことができません。
歯科医院で専用の器具を使って取る必要がありますので、良い状態を保つためにも定期的なクリーニングは必須となります。
③水が飛び散りやすい
れないうちは水が飛び散り、洗面所やお洋服を汚してしまうことがあります。
ゆっくり丁寧にケアをして操作に慣れていきましょう。
まとめ
いかがでしたか?
矯正中のお口の中のお手入れはいつもの歯磨きグッズだけでは補えないことがあります。
せっかく矯正治療が終わり歯列が綺麗に整ったあとに虫歯や歯周病になっていたら悲しいですよね…
ジェットウォッシャーでの補助的なケアでお口の隅々までお手入れしてみませんか?
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