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リボン歯科グループで行っている矯正治療についてお話をお聞きしました。

マウスピース矯正に必要なのは、治療前のビジョン

マウスピース矯正に必要なのは、治療前のビジョン

もともと矯正歯科治療に力を入れていたのですが、マウスピース矯正治療は歯の動きが少なく治療期間が短縮されることが分かってから、リボン歯科グループ全体で全面的に導入しました。
マウスピース矯正歯科治療とワイヤーによる矯正歯科治療は、求められる技術と知識に違いがあります。ワイヤーを用いた矯正歯科治療は、治療途中の歯の動きに合わせて、変化に対応していく技術が必要です。
それに対してマウスピース矯正は、治療開始時に決めたゴールに向かって計画的に歯を動かしていく治療です。治療前に「いかに少ない歯の移動で、ゴールに導くか」を考えます。シミュレーションを使用する前に、頭のなかで「どのように歯を動かすか」ビジョンを考えられる診断力と技術が重要になるのです。
治療前診断における知識をグループ全体でより充実させるため、リボン歯科グループでは、研修・勉強会を積極的に行っております。

様々な治療を組み合わせて、患者さまにとってよりよい治療を

様々な治療を組み合わせて、患者さまにとってよりよい治療を

2002年に開業し、今年で14年になります。マウスピース矯正歯科治療を取り入れたのはわずか2年前なのですが、手がける症例数も増え、当院の矯正歯科治療の中でも、マウスピース矯正歯科治療の割合が6割程度を占めています。
患者さまの歯並びによっては、ワイヤーを使った矯正歯科治療との併用も行います。まずは部分矯正を行い、特定の歯をしっかり動かした後にマウスピース矯正歯科治療を開始します。歯の移動を少なくする=患者さまの時間的な負担を少なくするご提案となります。 一つの治療法にこだわって可能性を狭めるのではなく、様々な治療法の利点を活かして、より短期間で矯正歯科治療を行います。
ワイヤー矯正のみの治療期間は、平均で1年半でしたが、マウスピース矯正歯科治療を取り入れたことで、約1年程度にまで治療期間を短縮することができました(ただし、歯並びの状態によっては治療期間を短縮することができない場合もあります。)
マウスピース矯正歯科治療により、より多くの患者さまに喜んでいただけるようになりました。