とも風さんの相談

カテゴリ:再矯正

矯正のし直し

〇受け口だったため、上歯を前に出す矯正を行いました。終わってみると・・・。
左にズレている状態になっていました。本来は顔の中心に前歯が二本位置していたのが、前歯が三本あるように見えます。右側の前歯が顔の中心にある状態です。
担当医に相談したところ、口内を確認し「右側にずらすための隙間が存在しない」と言われました。
〇下歯は当初は・・・。
1左右から一本ずつ抜歯する必要がある。2左右で比例するように△番目の歯を一本ずつ抜歯する。3ただし、貴女の場合、左側は虫歯で一本抜歯ずみで隙間も大きいので、左は抜かず右側だけの抜歯にしましょう。と言われました。
が、治療が経過していく過程で「この歯、カルテに〇と×両方書いてあるんだけど、なんて言われた?」と質問されました。正直驚いたのと医師に意見するのも失礼かと、とっさに「わかりません」と答えてしまいました。その後、医師と歯科助手が話し、抜く結論が出されました。それに対し、私は取っておくと言われたことを改めて話したのですが、抜くと再度言われ、医師の言うことだしと思い抜歯。
結果としては、下歯全体がひどく左にかたより、全体が小さくなりました。舌が下歯の上に乗ってしまい舌の裏側が痛いのと、しゃべりにくくなりました。さすがに申し出たところ、矯正し直されました。
今の状態は、左にズレた上前歯より、さらに少し左にズレた所に下歯の中心があります。舌の裏側に歯が当たるほどではないですが、舌が窮屈です。下の台座が引っ込んだ分、アゴが突き出して見えます。左側がすきっ歯で、一部歯茎が薄っぺらく凹んだようになっています。内側からのハリがないため頬が凹み、頬がタレてしまって老け顔に感じてしまいます。
近く選択をすることになっています。
1下歯をさらに出す、そのかわり隙間はもっと空く。ブリッジ、インプラントを用いる。
2隙間を詰め、窮屈さは我慢。
(1を選択→ブリッジは、これ以上二本歯をダメにするのは嫌だなという思いがあります。インプラントは高額で後のケアも必要なようですし骨削りも怖いです。チタンだと聞きますが、時計ピアスなどチタンでも水疱が出来ます。)
(2を選択→また少しずつ左に動いています。窮屈さは日常イライラが生じます。)
長くなってしまいましたが、このような状況で他の医院でなら矯正し直しは可能でしょうか?器具は着いていますが、始めからと同じ額が必要になりますか?

読ませて頂きました。

反対咬合だったそうですが、骨格的な原因があったのではないでしょうか?

上の前歯は前に出して治療されたぐらいですから小臼歯などを抜歯はしていないと思います。それだと正中をずらす事はできません。ただし正中線が合わないことを最初から説明するべきだと思いました。これは予想できた事です。

上の歯を前方に出して下の歯は内側に入れて治療された。記載されているところで下の歯左右2歯抜かれたのでしょうか?それとも虫歯で失っているのでそれとは反対側の歯を1歯だけ抜いたのでしょうか?その時の担当の先生は不注意な発言でした。歯を抜くのは矯正歯科医にとって日常的な事ですが、やはり患者様一人一人にとっては大変な事です。

下顎前歯を後ろに傾斜させて治療したために少し口もとが後退してそして逆に顎が強調されたような状態になった。おそらく最初に記載しました。骨格的な要因があったためではないか?と考えられます。外科手術の話しは最初にありませんでしたか?もしかすると外科症例だったかもしれません。

下の前歯を内側に傾斜させて治療をしているために舌が窮屈だと言う事は考えられます。舌の安静位は下の顎の中で下の前歯の裏側に触れているのではないでしょうか?これを低位舌(ていいぜつ)と言います。反対咬合の方はこの低位舌の方が多く、そのために下の前歯の後ろに舌があります。それが原因ではないでしょうか?舌の安静位の正常な位置は上の顎についています。天井に触れているといったイメージです。従って下の前歯には触れない位置です。成人の方でこういった癖を治療するのは中々難しいです。

成人の方の矯正治療は骨格的な問題がある場合は外科手術を併用する以外には解決ができません。上の歯を前に出して下の歯を内側に入れるそれによって骨格的な不調和を代償すると言った治療を行う事になったその結果こうなったと感じます。

現状に納得されていないのですから一度他の医院へ行かれて確認されるのはよい事だと思います。専門家の意見をお聞きになったそれからお考えになるべきです。

長くなってしまいすみませんでした。また読みにくい文章である事をお詫びします。治療が成功する事を祈っています。
  • とも風(44歳 女性 フリーター )
  • 2016年07月01日22時27分
話を聞いていただき、ありがとうございました。
精神的に擦り減ってもいたのですが、改めて今後どうするか考えようと思います。
初めまして、とも風さん。
ご相談内容拝見させて頂きました。

矯正中とのことですが抜歯部位の把握がきちんとされていなかったり、隙間が残ったりと治療計画についての不安が多くご心配ですし悩まれていることとお察しします。

もちろん途中からでも他の医院で矯正治療することはできます。しかし、金額についてはそれぞれの医院で定めているものがありますから初めから行うのと同額がかかるところが多いと思います。

もちろん現在の先生とのご相談で納得いく治療ができることが一番ですが、他院での矯正を検討しているようであればセカンドオピニオンに矯正専門医へ行かれてみてください。信頼できる医院が見つかったらそちらへ転院されるもいいかと思います。
現状の把握する必要がありますので再度検査をして新しく治療計画を立てて頂いてください。
その際、今回のようなことが再び起こらないようにしっかりと治療内容を良く確認してどういう治療結果になるかを矯正担当医と確認してから治療を再開してくださいね。

ご参考にして頂ければ幸いです。
  • とも風(44歳 女性 フリーター )
  • 2016年07月04日17時39分
お応えいただきありがとうございます。
的を射た回答がしっくり来ました。
意思疎通を怠らず、最終的な判断をして行きたいと思います。

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