Rさんの相談

カテゴリ:症状の悩み

顎変形症後戻り

今年の2月上旬に顎変形症(非対称、下顎前突)のSSRO手術をしました。術前矯正で上の4番左右抜歯しました。現在後戻りをしてしまい正中が0.5本ズレ下の歯の方が上の歯より前に出ています。術後矯正で左下の歯を1本ずつ奥に送っている段階なのですが隙間がわずかしか空いていないので正中が揃う気がしません。そもそも骨格がずれていっているのに無理やり歯を動かして咬合を合わせるのは正解なのでしょうか。もう一度手術した方がいいのではないかと思っています。再手術の基準などあるのでしょうか。

さいたま市のSilver Lace矯正歯科と申します。

骨格がずれているのを歯を動かして咬合を合わせるというのは、外科手術をしない一般的な矯正では普通に行なわれていることだと思いますので、それ自体は正解の1つの形であると思います。

相談者さんの場合には、下顎前突の手術後2か月しないうちに前歯部が反対咬合になっているということで、本当に後戻りなのかという疑問もありますが、実際にお口の様子を拝見したわけではありませんので何とも言えないと思います。

上下前歯の正中を合わせる予定になっているのかとか、再手術したほうが良いのかどうか、といったことは、相談者さんの矯正担当ドクターにしかわかりませんので、直接聞いてみると良いと思います。

再手術の基準などは特にないと思いますが、顎骨の状態によって再手術できないこともありますので、これについても矯正担当ドクターにお問い合わせいただいた方が良いと思います。ご検討下さい。
  • R(26歳 女性 )
  • 2024年03月23日12時40分
お忙しい中ご回答ありがとうございます。矯正歯科と口腔外科の両方で確認したいと思います。ひとつ気になったのですが、2ヶ月しないうちに反対咬合になっているのは本当に後戻りなのか疑問というところですが、他にどういったことが考えられますでしょうか。治療計画のミスまたは手術ミスの可能性なども考えられるということでしょうか。
さいたま市のSilver Lace矯正歯科と申します。

一般的な外科矯正の後戻りというのは、数年かけて起こるものだと思いますので、相談者さんの場合は少々期間が短すぎるのではないか、ということになると思います。

第一に考えられるのは、治療計画がそうなっていた、ということだと思います。何故そうなのか、という理由を説明さえできれば、治療計画のミスや手術のミスということにはならないと思いますが、しっかりとした説明をしてもらう権利が患者さんにはあると思います。

単純な手術のミスで予定と違う位置に顎骨を固定してしまったような場合には、手術直後におかしいことがすぐわかりますので、ただちに再手術になることが多いと思います。
  • R(26歳 女性 )
  • 2024年03月23日17時13分
噛み合わせがおかしくなっていくことに不安を感じていたので治療計画通りなのか、また今後の治療方法について伺ってみます。ご丁寧にありがとうございました。

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