まろちゃんさんの相談

カテゴリ：治療中のケア、調整

歯列矯正中の歯

教えてください。
1年半程前に4本抜歯し ブラケットで矯正をはじめました。
1本づつ動かしていくと言われています。
奥歯方向へ1本づつのようで、奥歯だけゴムが付いています。
その間、他の歯たちがフリーになっているようで、隙間がなかったところがすきっぱになったり、変な方向へ動いて前歯も左右にずれてきています。
これは、こんなものなのでしょうか?
ゴムの付いていない歯が自由に移動して無駄な動きをしているように思えます。(最終型と逆の方向に動いている歯もあり)まっすぐだった歯が斜めに傾いたりもしています。
歯茎も痩せてきたように思います。

ゴムの付いていない、フリーな状態の前歯方面が心配
です。
歯茎や歯に負担はかからないのでしょうか?
矯正中は、これが普通なのでしょうか?

　前歯が前にせり出している患者さん（例えば出っ歯など）を治療する場合、抜歯してできたすき間に歯を動かしていくのですが、すべても歯を一度に動かすのではなく、まずは糸切り歯（前から3番目の歯）を抜歯してできたすき間に動かしてから、その後残りの前歯を内側に引っ込めていくやり方が一般的です。この時、前歯にブラケットやワイヤーを付けることもありますがつけないこともあります。なぜ違いがでてくるかというと、前歯にワイヤーやブラケットを装着すると見た目が悪くなりますし、装置がついている期間が長いと、歯みがきがしづらいためむし歯などが出来る可能性が高くなりますし、歯根吸収などの偶発症が生じるリスクも高くなります。
　出っ歯の方の場合、糸切り歯の移動が終わるまでは前歯をひっこめることができないので、治療の最初は不必要な部分（前歯）には装置をつけずに上記のようなリスクを避けるやり方をすることは珍しいことではありません。装置をつけていない前歯が動いてしまい気になるかもしれませんが、歯や歯ぐきに負担がかかって問題がでることは通常はありませんので心配の必要は無いかと思います。
　ただ、すきっ歯などが気になるかたもいらっしゃいますので、まろちゃんさんが気になることや心配なことがあるようでしたら、まずは担当の先生にご相談されてみるのが良いのではないかと思います。
読ませていただきました。

通われているのは矯正専門歯科医院でしょうか？矯正歯科医が治療していれば考慮しているはずです。治療経験があれば問題ありません。

まずはレベリングという過程を経た後に犬歯（3番目）の歯を後方に移動します。この時点で前歯は隙間をもらい自分でも排列し始めます。自然に動き出します。これが想定した方向以外に動き出すとそれを止めます。これは担当医が矯正歯科医ならおこないます。歯茎が痩せる事とは関係ありません。ご指摘のように無駄な動きをしないように考えているはずです。それは大変重要な事です。

経験ある矯正歯科医が治療していれば問題はないはずです。説明してくれるとよいですね。

治療が成功する事を祈っています。

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