らっこ。さんの相談
カテゴリ:装置・治療法
矯正中の抜歯について
今現在、歯を抜かずに矯正していて、揃ってはきているものの逆に上顎の歯が全体的に斜め前に出ているように思っています。
抜歯を検討していて、歯医者からは犬歯付近の歯を抜く(奥歯ではない)のがベターと言われ、個人的にはまだ痛くもないし出てきてもいない親知らずを抜いた方が将来的に楽だと思っています。
まず、生えてきてない親知らずを抜くことは可能なのか、犬歯の方を抜いて揃えたのに親知らずが生えてきて歯並びが変わることがあるのか、教えて頂きたいです。
- 大牟禮矯正歯科クリニック
- ( 愛媛県 松山市 )
- 2020-11-17 18:57:00
歯を抜かずにならべると、歯列がひと回り大きくなるため、前歯が全体的に前にせり出してくることがあります。歯列がひと回り大きくなったことで、口元が出ていることが気になったり、口が閉じづらいことが気になるようであれば、思い切って歯を抜いて、歯列をひと回り小さくするような方法で治療する方がらっこ。さんが満足できる結果が得られる可能性が高いと思います。
生えてきていない親知らずを抜くことはできますが、通常親知らずが埋まっている場所に歯がまっすぐ生えることができるようなスペースはほとんど無いため、親知らずの抜歯が前歯を内側に入れるために役立つ可能性は少ないと思います。また、親知らずが生えてくることで、歯列や咬合が変化することはありますが、親知らずが残っていたからといって必ず変化するわけでもありません。
生えてきていない親知らずを抜くことはできますが、通常親知らずが埋まっている場所に歯がまっすぐ生えることができるようなスペースはほとんど無いため、親知らずの抜歯が前歯を内側に入れるために役立つ可能性は少ないと思います。また、親知らずが生えてくることで、歯列や咬合が変化することはありますが、親知らずが残っていたからといって必ず変化するわけでもありません。
- らっこ。(19歳 女性 学生 )
- 2020年11月26日11時21分
丁寧なご回答ありがとうございました!遅くなってしまいすみません。
親知らずを抜いても、あまり変化は無いということ、通っている矯正歯科さんの仰ってることが正しかったことが分かりました。せっかくある歯を抜くことは勿体ないのかなとも思うので、よく相談して矯正します^^
親知らずを抜いても、あまり変化は無いということ、通っている矯正歯科さんの仰ってることが正しかったことが分かりました。せっかくある歯を抜くことは勿体ないのかなとも思うので、よく相談して矯正します^^
- 医療法人愛美会 アイ矯正歯科クリニック
- ( 神奈川県 横浜市鶴見区 )
- 2020-11-17 19:07:00
読ませていただきました。
親知らずを抜歯しても前歯の前方傾斜は治らないと思います。前歯から遠すぎます。非抜歯は前歯の前方傾斜が起きやすいです。そのために口もとが気になる患者様もいます。抜歯されて治療するのでしたら犬歯の後ろの第一小臼歯です。
治療が成功する事を祈っています。
親知らずを抜歯しても前歯の前方傾斜は治らないと思います。前歯から遠すぎます。非抜歯は前歯の前方傾斜が起きやすいです。そのために口もとが気になる患者様もいます。抜歯されて治療するのでしたら犬歯の後ろの第一小臼歯です。
治療が成功する事を祈っています。
- 医療法人 永友会 堀内歯科
- ( 長崎県 諫早市 )
- 2020-11-19 10:17:00
はじめまして、長崎の堀内と申します。
さて、お問い合わせの件ですが、非抜歯で矯正を開始さえてみて上顎前歯が斜めに出てきた感じが気になるとということですね。
抜歯を検討されているということですが、犬歯付近の歯(おそらく第1小臼歯だと思われますが)の抜歯を勧められたということですね。
らっこさんとしては、親知らずを抜歯するほうがいいかなと思っておられるということですね。
親知らずを抜歯してという方法も取れないこともないですが、親知らずを抜歯した分、歯列全体を後ろに下げるということは、文字通り、歯列全体を後ろに下げる形になりますので、それ相応の装置を併用する必要がありますね。できないことではないと思われますが、おそらく矯正治療用のインプラント(矯正用アンカー)を骨に埋めて、それを固定源にして歯列全体を後ろに下げることになります。
かなり大変な処置になりますし、追加の費用が発生するとも思われます。
また、治療の期間もおそらく倍近くかかると思われます。
それでも第1小臼歯を抜歯しないというメリットはあります。
天秤にかけて何を優先したいかじっくり考えていただいていいとおもわれますね。
費用を抑えて、治療期間もさほど長くならないようにと考えると小臼歯の抜歯がまあ楽ではありますよね。
ご参考にされてくださいね。
さて、お問い合わせの件ですが、非抜歯で矯正を開始さえてみて上顎前歯が斜めに出てきた感じが気になるとということですね。
抜歯を検討されているということですが、犬歯付近の歯(おそらく第1小臼歯だと思われますが)の抜歯を勧められたということですね。
らっこさんとしては、親知らずを抜歯するほうがいいかなと思っておられるということですね。
親知らずを抜歯してという方法も取れないこともないですが、親知らずを抜歯した分、歯列全体を後ろに下げるということは、文字通り、歯列全体を後ろに下げる形になりますので、それ相応の装置を併用する必要がありますね。できないことではないと思われますが、おそらく矯正治療用のインプラント(矯正用アンカー)を骨に埋めて、それを固定源にして歯列全体を後ろに下げることになります。
かなり大変な処置になりますし、追加の費用が発生するとも思われます。
また、治療の期間もおそらく倍近くかかると思われます。
それでも第1小臼歯を抜歯しないというメリットはあります。
天秤にかけて何を優先したいかじっくり考えていただいていいとおもわれますね。
費用を抑えて、治療期間もさほど長くならないようにと考えると小臼歯の抜歯がまあ楽ではありますよね。
ご参考にされてくださいね。