ののっちさんの相談

カテゴリ:装置・治療法

前歯を削っての調整。

13才の男児。上の歯が下の歯よりかなり前に出ていてうまく噛み合っていなかったため、6年前からワイヤーでの矯正開始。綺麗に揃ったので、1年前からは下の前歯のみ裏にワイヤー、上の顎はリテーナーに。真面目につけていますが、上の2本の前歯がデコボコに。
先生から「前歯を削って調整しましょう」と言われましたが、先生のおっしゃるように削っての調整を行っても大丈夫なのでしょうか。今は成長期ですし、いったん削って揃えても、またズレてこないか心配です。

読ませていただきました。

削るというのはエナメル質の範囲内でしょうか?隣の歯と隣接面でしょうか?でこぼこしてきたたのを改善するための場所がほしいのだと思います。そこでエナメル質の範囲内で削ってそのわずかな場所を使って排列するということだと思います。

少し気になるのは非抜歯での治療でしょうか?もしかすると抜歯して矯正治療する必要があった症例ではないか?と心配です。それはリテーナーを使用していても後戻りしてきたという所に疑問を持ちました。横顔から口もとが出ているという事はありませんか?行かれていたのは矯正専門歯科医院でしょうか?

治療が成功する事を祈っています。
  • ののっち(40歳 女性 会社員 )
  • 2020年06月11日15時58分
ご回答いただいてありがとうございます。矯正専門の歯科医院で治療をしてもらっていますが、先生のお話の通り非抜歯での矯正でした。横から見ても歯茎が前に出てる感じはしません。ワイヤーを外した時はとても綺麗だったのに、今は右の歯がぱっと見て分かるくらい前に出ていて、段差があります。仮に前歯を削って凹凸をなくしたとして、虫歯でない歯を削っての治療をあとどれくらい続けるのかも心配になっています。
こんにちは。矯正治療を終了して保定観察中の後戻りについてお悩みのことと推察いたします。

「矯正治療で前歯を並べて、リテーナーをまじめに使っているにもかかわらず上の前歯がデコボコになってしまった」というのがちょっと理解できない状況なのですが、なぜそうなってしまったのかという原因をハッキリさせないと、小手先の修正治療をしても根本的な解決にならないように思います。「歯を削る」というのはどちらかというと最終手段になりますので。

また、ののっちさんが仰るように、13歳の男児であれば、おそらく今は思春期性の成長のピーク前後かと思われますので、これから身長がグングン伸びるにつれ、下顎も成長してきますので、上下の顎の位置関係が変わってくる可能性が大いにあります。

また、おそらく前の治療では途中の歯を抜かないで並べたものと推察しますが、そのまま並べた結果、ひょっとしたらお子様の口元はだいぶ前方に突出した仕上げになってしまっている可能性もあるかと思われます。

ですので、もし再治療をするにしても、体の成長が落ち着くまでは待った方が良いのではないかと思われます。

以上、簡単で申し訳ありませんが、少しでも参考になれば幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
はじめまして。

前歯が元の位置に戻ろうとする後戻りが生じている可能性があります。
リテーナーをしても歯が動く後戻りが生じる原因として考えられるのは、舌が前歯を押す癖や上下の咬み合わせが強いために歯が揺れやすいなどがあります。また13歳とですとまだ顎の成長がありますので上下の咬み合わせがずれている可能性があります。

前歯を削って調整するのは程度によっては知覚過敏を生じる可能性もあるので、再度ブラケットのを付けての再治療が良いと思いますが骨格の成長が落ち着くころ(15から16歳)まで様子を見た方が良いです。

ののっちさんのお子さんが、納得いく治療ができること願っています。

相談を投稿する