しいたんさんの相談

カテゴリ:治療後・アフターケア

インビザライン 保定期間のリテーナーについて

インビザラインでの矯正が一通り終わり、保定期間のためにリテーナーを作成いたします。マウスピースタイプと、ベッグタイプリテーナー?ワイヤーを使用するリテーナー、どちらにするか迷っています。先生の話を聞いたときは、後者の方がかっちりしていて後戻りしにくいのかなと感じましたが、話やすさや耐久性などを考えたときどちらがオススメでしょうか?あと、私の契約は5年契約でもし後戻りしてしまったときは、5年以内だったら追加もできるのでしょうか?
※費用や治療にかかる金額や契約に関するご質問は、医療機関によって異なりますので、原則回答できかねることをご了承ください (運営部)

読ませていただきました。

どちらかといえばベッグタイプのリテーナーです。この2つのリテーナーについて記載します。

マウスピースタイプのリテーナーは今まで治療するために装着した装置とさほど違いはないように思います。特徴は審美的で装着しているのが見えません。しかし、噛む所にもシートがあって装置を装着している間は実際には上下の歯が触れる事はありません。噛む事はありません。実はこのタイプの装置の欠点はこれです。矯正治療後にセットリングと言って歯は何もしなくてもわずかに動いて噛むようになってきます。これがこのタイプの装置は起きないと言われています。私は少しは起きるとは思っています。あとは耐久性がありません。長持ちしません。

ベッグタイプですが、ラッパーラウンドとも呼ばれます。この装置はもっとも使用されているリテーナー(保定装置)です。この装置は外側からのワイヤーと内側の樹脂とでできています。技工士が作ります。この装置は耐久性があります。また噛む所に何もないので上下の歯は噛む事ができます。セットリングが起きます。保定中に虫歯などの治療を行って、歯の外形が変わっても調節する事ができます。

私は個人的にはベッグタイプが好きです。私の診療所では両方とも制作します。昼はマウスピースで夜はベッグと言った感じです。ベッグタイプは装着しているとワイヤーが見えてしまいます。保定期間はなるべく長い期間となります。正式には終わりがありません。ベッグなら持続して使用できますが、マウスピースタイプは何度か作り直しになるはずです。

どの装置もなるべく長い時間の装着と長期間での保定が必要になります。どの装置を選択しても必ず装着してください。それがもっとも重要な事です。
ご相談ありがとうございます。
リテーナーについてのご相談ですね。
 マウスピースタイプ、リテーナータイプどちらであっても大切なことは毎日しっかり装着していただくことだと思います。主治医とよくご相談されて決められれば良いと思います。
 5年契約のことも内容をしっかり確認されておかれることが大切と考えます。
 

相談を投稿する