小児矯正 抜歯について(千葉県 41歳 女性 主婦のQ &A)

カテゴリ:小児矯正 抜歯について

7歳の娘があまりにも歯が混みあっているので乳歯も永久歯も間引きしたほうが良いと言われました。歯を抜いての治療に抵抗があるのですがそれほどあごが細いのかそれともやはり何人かの先生に診ていただいて判断したほうが良いか迷っています。
7歳(小2)の娘の歯の事で相談させてください。
1歳の頃から掛かり付けの歯医者さんに定期健診で診ていただいています。今まで虫歯にはなった事はありません。 ただ2歳の頃から歯が混みあっているので、のちのち矯正をする事になるかもしれないと言われ先生に診ていただきました。 前歯の下2本は生え替わっているのですが横の2本の歯が邪魔をしていて奥から生えています。 前歯の上2本は2ヶ月以上前に転んで折れてしまい1週間ほどで取れて以来永久歯が生えて来ません。(レントゲンでは永久歯はありしかし大きくてやはり横の歯に邪魔をされているように見えます)
診断では、まずあごが細く矯正は必要だと思うが前歯の上の永久歯2本が生きているかどうか確認できないと治療は始められないので、今の時点のレントゲンを撮っておいて半年後に診ますとの事でした。 (その前に歯が生えてくるような事があったらその時に診てくださるとの事) それで少し気になったのが抜歯を勧められました。
あまりにも歯が混みあっているので乳歯も永久歯も間引きしたほうが良いと言われました。先生の説明ではその時その時抜くタイミングを診て少しずつ治療していき最低でも中学1年生くらいまでかかりますとの事。
抜歯の不安をお話しましたら、あごを広げたり歯を削る治療もあるがあとあとやり直す可能性があるので抜いてしまったほうが綺麗になるし二度手間になることが少ないのでとの事でした。
やはり歯を抜いての治療に抵抗があるのですが、それほどあごが細いという事なのかそれともやはり何人かの先生に診ていただいて判断したほうが良いか迷っています。それと歯の生え替りが遅すぎるとも言われました。

[千葉県 41歳 女性 主婦]

小児矯正 抜歯について

今の時期においては、上のアゴの骨と下のアゴの骨がバランスよく成長発育していることが重要と考えます。
ですから、アゴの成長を阻害している因子(舌のくせ、指しゃぶり、口呼吸、著しい不正咬合など)があれば、それを取り除き、よりよい環境をつくることが大切です。 お子さんの骨がバランスよく成長発育していれば、歯の大きさに合わせてアゴの骨を無理やり広げる必要もありません。
また、無理に歯を抜かずに治療を行うと、治療後の後戻りの原因になったり、お口がうまく閉じなくなったり、出っ歯になったりという可能性もあります。 アゴのバランスを整え、その方の骨に合った歯列を作り、機能させてあげることが大切です。 ですので、お話から、歯を抜く治療の可能性も十分考えられますし、永久歯の萌出に影響を及ぼしている乳歯を抜くことも十分考えられます。
ご心配なら、何人かの先生にご相談されてもいいと思います。