さいとうさんの相談
カテゴリ:抜歯治療との違い
小学1年生の次女の抜歯の有無について質問お願い致します。
下の真ん中から2番目の歯が、隣の3番目の乳歯が邪魔をして斜めになって永久歯が生え始めてきています。
長女も次女と同じ歳に下の真ん中から3番目の乳歯を両側抜歯して、今は2番目の場所に永久歯が真っ直ぐ生え揃っています。
次女も同じ場所を抜歯して頂くはずでしたが、顎が小さくこれから永久歯が生えてくる場所全体が狭い為に駄目だと言われ抜いて頂けませんでした。
私自身も顎が小さく、下の2番目の歯は癒合歯で神経がしっかり繋がっているので治療できないと言われ大きい歯はそのままです。
上の歯も八重歯が2本ありましたが6本抜歯をし大人になってから矯正をしたので5年かかりました。
次女は私に似ていて顎が小さいので、矯正治療は止む終えないとは思っておりますが、今できる事がありましたら教えて頂きたく質問させて頂きました。
宜しくお願い致します。
- 医療法人愛美会 アイ矯正歯科クリニック
- ( 神奈川県 横浜市鶴見区 )
- 2017-09-04 15:43:00
読ませていただきました。
お母さまが矯正治療経験者というのは素晴らしい事です。治療に関する事をよく理解されています。矯正治療が必要であるとお考えでしたら矯正歯科専門歯科医院へご相談される事をお勧めします。治療を開始するにはとてもよい時期です。どちらにしても将来の歯並びの事を心配されているのですからまずはカウンセリングを受けてください。その時に乳歯の抜歯について、将来の歯並びに関してもご質問される事が確実だと思います。説明をお聞きになって矯正治療の必要性があるかどうか判断なさればよいかと思います。
治療が成功する事を祈っています。
お母さまが矯正治療経験者というのは素晴らしい事です。治療に関する事をよく理解されています。矯正治療が必要であるとお考えでしたら矯正歯科専門歯科医院へご相談される事をお勧めします。治療を開始するにはとてもよい時期です。どちらにしても将来の歯並びの事を心配されているのですからまずはカウンセリングを受けてください。その時に乳歯の抜歯について、将来の歯並びに関してもご質問される事が確実だと思います。説明をお聞きになって矯正治療の必要性があるかどうか判断なさればよいかと思います。
治療が成功する事を祈っています。
- いがり歯科・矯正歯科
- ( 福島県 いわき市 )
- 2017-09-05 23:27:00
拝見いたしました。
歯科・矯正歯科の立場から、乳歯がしっかりしている場合、無理に乳歯を抜く計画はベストではありません。
歯根の方向によっては難抜歯になってしまうからです。永久歯の歯根はまだできていないので、永久歯の積極的な移動は、この時期しませんが今後のことで矯正歯科の先生に相談しておくのは必要です。
今注意しなければならないことは、下顎が極端に小さい場合、うつ伏せ寝をしていたら、しないようにしましょう。さらに下顎に負担をかけてしまいます。また、口元周りの筋肉や舌の動きに異常がないか、診てもらいましょう。
歯科・矯正歯科の立場から、乳歯がしっかりしている場合、無理に乳歯を抜く計画はベストではありません。
歯根の方向によっては難抜歯になってしまうからです。永久歯の歯根はまだできていないので、永久歯の積極的な移動は、この時期しませんが今後のことで矯正歯科の先生に相談しておくのは必要です。
今注意しなければならないことは、下顎が極端に小さい場合、うつ伏せ寝をしていたら、しないようにしましょう。さらに下顎に負担をかけてしまいます。また、口元周りの筋肉や舌の動きに異常がないか、診てもらいましょう。
- 医療法人悠羽会 オハナ歯科・矯正歯科
- ( 埼玉県 川口市 )
- 2017-09-06 00:12:00
はじめまして。
相談内容を読ませていただきました。
年齢、歯牙年齢から見て乳歯と永久歯が混在する混合歯列期の状態だと思われます。まず矯正といっても1期治療、2期治療とに別れ、前者が混合歯列期、後者が永久歯列期が対象になります。
矯正の最終目的は理想的な永久歯列の完成です。骨格の問題や重度な歯列異常のために2期治療に支障をきたすと思われる症例に対しては1期治療から行いますが、問題が無ければ2期から治療することが多いです。
私も乳歯の早期抜歯をして永久歯の萌出を促すことをしますが、顎の中で隣の永久歯がぶつかっていて、乳歯を抜いても捻転(ねじれ)が解消しなさそうな時には抜歯をしないこともあります。
つまり乳歯の抜歯をして得るメリットとデメリット(もしくは効果が無い)を天秤にかけてメリットが勝る場合は抜歯を薦めます。
また、なるべく永久歯を抜かずに出来ればよいと治療計画を立てますが、そのために1期治療で乳歯の早期抜歯、顎の拡大、保隙などを用いますが、それでも、抜歯を避けられない場合もあります。
私見ですが、人の成長は正確には予測できないので、メリットがデメリットを上回る可能性が高い場合のみ顎の拡大などを行います。
その場合には2期を待って永久歯の抜歯を含めた治療計画になることが多いです。
私も小さいときから大学卒業まで3度も矯正をした経験上、必要なときに必要なことだけをしてあげられるのが最高の治療方針だと思います。
以上、自分の経験談が入ってしまいましたが、さいとうさんのお気持ちも良くわかります。ですので、ここで相談されたようにもう一度、先生に相談されてはどうでしょうか?
相談内容を読ませていただきました。
年齢、歯牙年齢から見て乳歯と永久歯が混在する混合歯列期の状態だと思われます。まず矯正といっても1期治療、2期治療とに別れ、前者が混合歯列期、後者が永久歯列期が対象になります。
矯正の最終目的は理想的な永久歯列の完成です。骨格の問題や重度な歯列異常のために2期治療に支障をきたすと思われる症例に対しては1期治療から行いますが、問題が無ければ2期から治療することが多いです。
私も乳歯の早期抜歯をして永久歯の萌出を促すことをしますが、顎の中で隣の永久歯がぶつかっていて、乳歯を抜いても捻転(ねじれ)が解消しなさそうな時には抜歯をしないこともあります。
つまり乳歯の抜歯をして得るメリットとデメリット(もしくは効果が無い)を天秤にかけてメリットが勝る場合は抜歯を薦めます。
また、なるべく永久歯を抜かずに出来ればよいと治療計画を立てますが、そのために1期治療で乳歯の早期抜歯、顎の拡大、保隙などを用いますが、それでも、抜歯を避けられない場合もあります。
私見ですが、人の成長は正確には予測できないので、メリットがデメリットを上回る可能性が高い場合のみ顎の拡大などを行います。
その場合には2期を待って永久歯の抜歯を含めた治療計画になることが多いです。
私も小さいときから大学卒業まで3度も矯正をした経験上、必要なときに必要なことだけをしてあげられるのが最高の治療方針だと思います。
以上、自分の経験談が入ってしまいましたが、さいとうさんのお気持ちも良くわかります。ですので、ここで相談されたようにもう一度、先生に相談されてはどうでしょうか?