はるぼうさんの相談

カテゴリ:装置・治療法

骨格性上顎前突の子供の第二期治療について

新6年生の娘がいます。
骨格性の上顎前突で、4年間、主にヘッドギア、上の前歯4本の固定をしていました。
このたび、12歳臼歯もほぼ生えそろったので、第一期の治療が終了しました。
今回、再検査をし、第二期の治療について聞きました。
奥歯のずれなどがみられるので、今後はブラケットを4か所(上、下、奥歯)にわけてつけていき、上下にゴムをつける治療を3年ほどするらしいです。

そして、やはり下あごの発達がみられないので、第二期をしても前方から見た顔(口)は一期終了時の今とあまりかわらないだろうといわれました。
先生は第二期をすすめていないわけではありません。むしろ、私のほうが、苦労して今後治療しても顔貌がそれはどかわらないのであれば、必要ないかなと迷っています。
今でも治療前と比べると前歯が目立たなくなり、よくなっています。
一期でやめる場合は、今ついている器具をはずして、隙間が自然にうまるのを待つみたいです。かみ合わせがおかしくならないか心配です。
やはり、骨格的な改善はなくても第二期の治療をすすめるべきですか?

こんばんは
メール拝見いたしました
直接拝見しておりませんので
なんとも言えませんけど
抜歯矯正で対応もありかなと
思います

はるぼう さん

ご質問拝見させて頂きました。
1期治療が終了し、2期治療へ移行するタイミングなのですね。
まず、2期治療をどうするかを悩まれているくらいの歯並びのようですので、1期治療はうまくいったのではないかと思われます。

しかし、1期治療と2期治療では多くの場合、目的が異なります。

1期治療の目的は、正常な永久歯の萌出を促すこと。そして、異常な成長変化を抑えてあげることが挙げられます。つまり、歯並びをまず合格点レベルまで持っていこうといった感じです。
この時期に100点満点を目指さない理由は、生え変わりや骨格の成長変化で歯並びがズレる可能性があるからです。しかし、成長のコントロールなどこの時期にしかできないこともありますので必要な治療だと思います。

そして、2期治療の目的は歯並び・かみ合わせを100点にしてあげるという事です。見た目ではなくあくまでかみ合わせを一番に考えます。ですので担当の先生が見た目の変化が少なくても2期治療を勧められているのだと思います。

歯並びに点数をつける事はできませんが、「合格点で良いのか」「満点がいいのか」の違いだと思います。勉強と同じで満点を目指すには本人の頑張りも必要です。

担当の先生とお母様、ご本人でよくご相談頂いて納得して判断頂ければと思います。
  • はるぼう(40歳 女性 会社員 )
  • 2017年04月09日18時07分
アールエフ矯正歯科様、
ご丁寧なお返事ありがとうございました。
1期、2期治療の目的を理解しました。
私はすすめる方に心が決まりましたが、やはり娘が顎間ゴムの見た目をすごく嫌がっており迷っています。
もう少し話し合いたいと思います。
はじめましてはるぼうさん。銀座矯正歯科の深澤と申します。
御相談内容拝見致しました。

4年間一期治療お疲れ様でした。
顔貌の改善だけでなく、噛み合わせを治す事も矯正治療の目的です。
ですからまだ隙間があったり噛み合わせがずれているのであれば二期治療をおすすめします。

愛する我が子の事ですから、色々悩まれるお気持ちはわかりますよ。
担当の先生とよく話し合ってくださいね。
  • はるぼう(40歳 女性 会社員 )
  • 2017年04月10日21時50分
深澤様、優しいお言葉ありがとうございます。
やはり、隙間もあり気になるので頑張って二期にすすもうと思います。
たくさん励まして親子で頑張ります。
お役に立てれば幸いです。
はるぼうさんの娘さんが理想の歯列になれるよう陰ながら応援しております。

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