八方台さんの相談
開咬の治療後の老け顔について
21歳から24歳で初めの歯列矯正をしました。
症状は開咬、上下顎前突、左上3番が叢生でした。
上下共に治療前に4番抜歯をし、治療後に親不知を4本抜きました。
治療して1年半ぐらい過ぎてからでしょうか、歯が引っ込みすぎている感じはありました。が、先生への基本的な信頼があったため、何もご意見することはありませんでした。
ところがいざ装置を外すと、やはり歯が奥に引っ込んでしまって、笑ってもあまり見えないのです。唇だけびよーんと横に伸び、歯が少し見えるだけの笑顔になってしまいました。
それだけならまだ我慢できましたが、治療後2年ほど経ってくると、次第に頬骨が目立ち、加齢のため口回りがげっそりしてきました。今では40歳代に見られます。口が前に出ていた分、肌に張りがなくなり病人のようになってしまったみたいです。口を膨らますと元に戻るので上歯茎と唇の間にガーゼを詰めて生活しています。
6月から改めて大学病院へ4ヶ月間通って検査や事情を話して、やっとのことで今月から再矯正してもらっていて上下前6本を前に出してもらっています。ですが、そもそも開咬の治療をしたことで、鼻が詰まりがちだったのがスースー通りが良くなったということは、上顎の骨から内側に入ってしまったのでは…と思うようになりました。元々面長なので上顎の骨は細いそうです。私としては、前歯で咬みづらいとしても少し口呼吸だったとしても、元々の元気な顔つきにできる限り戻りたいのですが、戻せるのでしょうか?高額だとしても、インプラントを入れれば良くなるなら入れたいです。
新しい先生にお聞きすればよいのですが、すべての悩みをお伝えするのも申し訳なく感じてこちらに投稿しました。
ここからは蛇足ですが、
いろいろなことで段々と疲れてきてしまって、なんのために生きてるのかよくわからなくなってきています。バリバリ仕事をしたり、結婚したりと希望を持って21歳で矯正を始めたのに、矯正しないときのほうがよほど活動的でした。今ではレジでも何も言ってないのにクレーマーのように対応されたり、職場ではオネエのようだと言われます。再矯正の金策のため、また家族や恋人から共感を得られなかったため、元の仕事を辞め、実家から300km離れた寮費無料の工場で派遣社員をしています。
一人暮らしは楽しく、楽しい発見もたくさんあります。
でも、このまま一生、人と面と向かったコミュニケーションをまともにできずに歳を取るのはやはりとても寂しいです。責任ある仕事にも就きたいです。
なにかアドバイスいただけたらと思います。よろしくお願いします。
- 医療法人愛美会 アイ矯正歯科クリニック
- ( 神奈川県 横浜市鶴見区 )
- 2016-10-25 09:36:00
大変ですね。開咬で上下顎前突でしたら前任の先生がおやりになった治療は基本的には正しいです。前歯は内側に傾斜させないと噛ませる事はできません。上下顎前突もありそれを行ったという事です。
しかし、おそらくですが周りの反応がそれほど良い物ではなかったのではないでしょうか?あるいはその時点で体重が減ったとか何かお顔がやせるような事があったのではないないでしょうか?
大学病院へ行って再び前歯を前に出すと今度は開咬になるのではないかという不安もありますね。抜いている以上は元のようにはもどりません。また元のようには戻したくないはずです。
元々面長な方は開咬にはなりやすいです。読ませて頂く限りですが、心理的なものがかなり入っているように受けます。誰か心ない人に指摘された事で傷ついたり、ネガテイブになっている事もあります。実際にはそうでなくても大きくをれを気にしだしてしまう事が起きているのではないでしょうか?
大学病院の先生がどこまで改善してくれるか?を確認してみてください。先生も返答は難しいとは思います。しかし、二度目の矯正治療をするぐらいですからよく事情を話し、先生に思いを伝えてご意見をお聞きしてください。でないとまた納得できない事の繰り返しになります。
生活の変化がすべて矯正治療における変化のせいだと思っていませんか?そんな事はないと思います。前の医院で治療前と治療後の比較を見たと思います。それは如何でしたか?
2度目の矯正治療は慎重にしてください。遠慮せずに話してみえてください。先生も何が改善したいのか気にしているはずです。
治療が成功する事を祈っています。