まるちゃんさんの相談

カテゴリ:アフターケア

矯正終了後の後戻りについて

昨年の6月に治療が終わり、リテーナーの装着に切り替わりました。
上下共に、固定式のワイヤーが左右1~4番までついています。
上あごの方は、それに加えて取り外しできるリテーナーを装着しています。
上あごの方は、装着式の方が、一番奥の歯までカバーしているのですが、下の方は、ワイヤーが4番までしかついていないので、終了後すぐに右下の奥歯が後ろに動きはじめました。
それと同時に、動き始めた歯の詰め物がはずれたため、別の歯科で治療を受け、新しいかぶせ物をすることになったのですが、すきまが気になるので矯正歯科の方に相談しましたら、まだ、動く可能性もあるので、半年間様子をみて、それから、かぶせ物を作るように言われました。(今は、仮の詰め物をしています。)
それから半年経って、5mm程のスキマが空いてしまい、それを歯科のほうの治療(ブリッジなど)で対応するように言われました。
もう一度、前に動かせないのか確認しましたら、動かしても、また、逆戻りするかもしれない、という説明でした。
奥歯まで、リテーナーをできないのか聞きましたら、奥歯は常に動いているので、できないと言われました。

そこで、いくつか疑問点を教えていただければ嬉しいです。
①下の奥歯までのリテーナーはないのでしょうか?
②矯正治療終了直後に後戻りが始まっても、通常、対応はしてもらえな いものなのでしょうか?
③今回、矯正の過程で、4本、抜歯をしました。
  5mmも隙間が空いてくるのに、抜歯の必要があったのでしょうか?
④今後、どのように対応すれば良いでしょうか?
よろしくお願いいたします。

まる 様

ご質問にお答えします。

①下の奥歯までのリテーナーはないのでしょうか?

あります。上に装着されているような装置はあります。

②矯正治療終了直後に後戻りが始まっても、通常、対応はしてもらえないものなのでしょうか?

後戻りの程度にもよりますが、記載されている内容ですと私なら再治療します。

③今回、矯正の過程で、4本、抜歯をしました。
 5mmも隙間が空いてくるのに、抜歯の必要があったのでしょうか?

読ませて頂いていて私も一つ質問があります。疑うわけではありませんが、隙間は本当に5㎜でしょうか?矯正後5㎜も隙間あくとするとこれは大変な事です。2㎜もあけば大きな隙間です。まる様が記載されているように抜歯をする必要があったのか?と言われる量です。歯を抜いた事によってできるスペースは1歯で6㎜から7㎜です。5㎜もあいていれば抜いた場所のほとんどが戻ったと言うことになります。隙間の量をもう一度計測してみてください。お口の中は大きく感じるものです。

④今後、どのように対応すれば良いでしょうか?
よろしくお願いいたします。

記載されているように5㎜もあいているのならこれは再治療になります。しかし、なぜ5㎜もあいたか?という事がわかっていなければまた再発します。記載されている以外の理由はありませんか?担当医とよく話し合われる事をお勧めします。担当医もなぜ5㎜もあいたのかという理由を知っておくべきだと思います。将来の治療に役立てなければまた他の患者様で起きます。

ブラケットを外した時に患者様それぞれの症状に合わせてどんな保定装置が適しているかと言う事を決めます。後戻りが予想される事に対処できる装置を選択しなければなりません。最初に考えていた以外の場所に後戻りが起きた可能性があります。今後はその隙間を如何に埋めるかと言う事になります。
  • まるちゃん(54歳 女性 主婦 )
  • 2016年01月29日14時56分
早速ご回答頂き、ありがとうございました。
実際に、口の中に物差しを入れて計測してみました。
4.5mmほど開いています。

今度、担当の先生にはきちんと説明していただこうと思っています。
自分としては、今、仮の詰め物をしている歯の治療を完了させた上で、もう一度、隙間を埋める矯正をし、後戻りしないようリテーナーを作って頂くことが希望です。
ご回答内容によりますと、それが可能だと感じたのですが、今までの説明内容からして、希望通りやって頂けるのかとても不安です。
費用についても、また、追加が必要になるのかも、心配しています。


まる 様

4.5㎜はやはり大きいですね。実際には歯は抜いた場所に傾斜して歯根は移動していなかったのではないでしょうか?隙間が大きいので今後の事はよく話し合われた方がよいです。このままにはしておけないですね。担当医の先生とよく話し合って下さい。よい改善策が見つかる事を祈っています。
はじめましてまるちゃんさん。銀座矯正歯科の深沢と申します。
ご相談内容拝見致しました。

もともと当院は30代が中心年齢で次に多いのが40代なのですが、最近50代の患者様が増えております。
矯正治療をされたいという事は私たちとしては大変喜ばしい事です。
しかし年齢が50代となると矯正治療は難しくなります。
40代50代の患者様は子供と違い適応するのに時間がかかることから弱気になる患者様が多いですから、まるちゃんさんは最後まで矯正治療よく頑張りましたね。

この質問を読んで大変不思議に感じたのはどうして右下の奥歯が後ろに動いたのかという事です。

本来奥歯は、物を噛んでいれば生理的に前の方に動いてくるものですが
後ろに動いたという事は他に何か特別な原因があったのでしょうね。

可能性としては奥歯がきちんと前の方に動かず、倒れただけだったということも考えられます。
ですが私が治療しておりませんのであくまで推測になることをお許し下さい。
それではご質問にお答え致します。

①下の奥歯までのリテーナーはないのでしょうか?

ありますよ。担当の先生に相談されてみて下さい。

②矯正治療終了直後に後戻りが始まっても、通常、対応はしてもらえないものなのでしょうか?

当然対応できますよ。

③今回、矯正の過程で、4本、抜歯をしました。5mmも隙間が空いてくるのに、抜歯の必要があったのでしょうか?

抜歯の必要があったから抜歯をしたのです。
5mm奥歯が後ろに下がったと言われておりますが、普通であればそれは抜歯と関係ありません。何か他に原因があるのでしょう。

④今後、どのように対応すれば良いでしょうか?

もし気になるようでしたらブリッジではなく矯正をされるのが
いいのではないでしょうか。
ご参考になれば幸いです。
  • まるちゃん(54歳 女性 主婦 )
  • 2016年02月01日09時47分
ご回答頂きありがとうございました。
先生に1つ質問させてください。
>可能性としては奥歯がきちんと前の方に動かず、倒れただけだったということも考えられます。
もし、そうだった場合、そう言う状況で、治療を終了する、ということはあるのでしょうか?
また、正しく動かし直すことは可能ですか?
架空のお話になってしまいますので、何とも言えませんね。
もしかしたら普通に引っ張っていたけれどもまるちゃんさんの歯が動かないという場合もありますし。
治療終了することも可能性としてはなくはないと思いますよ。
ただ終了するとすれば今の状況を説明して装置をはずすかと思います。
正しく動かし直す事が可能かどうかというご質問ですが、
先程もお話ししたように動かしていたが動かなかったという場合もありますのでわかりません。
技術が未熟だったからそうなったか、技術はあってもそういう風に動いてしまう歯だったのか実際治療したわけではないので残念ながらわかりません。
ご参考になれば幸いです。

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