ははまるさんの相談
カテゴリ：装置・治療法
反対咬合と叢生のため矯正治療を開始して2年3ヶ月になる10才の男子です。長文失礼します。
治療前に矯正歯科に相談に行った時、骨格性の反対咬合とするA先生と、骨格的要素は強くないので歯列拡大で治ると言われたB先生がいました。ちなみに親族に骨格的反対咬合はいません。
迷った結果、上顎の成長を利用した矯正には期限(年齢)があるということで、骨格的な治療をA先生から受けることにしました。
治療内容は、まず上顎の歯列を広げ、リンガルアーチで前歯の被覆を正常にし、フェイスマスクで上顎の前方牽引を半年ほど行うというものでした。一通り治療が終り最近は経過観察していました。
先日一年毎に行う3回目の精密検査をした際、小児はANBが4〜5度が標準のところ息子は0度だったらしく、再度フェイスマスクに戻るとの説明をされました。
経過観察中に先生から、これ以上鼻の下(鼻の下から上唇)がもっこりするのは避けたいからもうフェイスマスクは使いたくないという話を聞いていますので、またフェイスマスクで上顎を牽引することによって、鼻の下が更にもっこりと猿のようになってしまわないか?
息子は鼻が低いので、横から見て鼻よりも鼻の下の方が出てしまわないか? とても怖いです。
現状前歯の被覆は正常で、検査でANBの数値を聞かなければ反対咬合は治ったと理解していました。
治療を始める前の相談の際、骨格的な治療は必要ないと仰った先生もいるのに、この状態からガンガン上顎を牽引することに不安を感じています。
�“紳侑�合のための上顎牽引治療は、上顎と下顎の相対的な位置関係のみに照準を当てて行われ、鼻の高さ自体は無視するものでしょうか?
それとも上顎を牽引すれば、鼻も一緒に前方に牽引される力が働き高くなるのでしょうか?
��一般的に鼻の下がもっこりする原因は何でしょうか?
上の前歯が前に傾斜しているせいなのか、上顎自体が前に出ていると起こるのか、素人にはよくわかりません。
以前A先生がもっこりという言葉を口にされ不安を訴えた時、じゃあ受け口のままでいいの?と言われたことがあり聞くのが躊躇われます。
��上顎の牽引治療を受ける覚悟として、受け口がいやなら鼻の下のもっこりは我慢しなければならないのでしょうか?
教えてください。
よろしくお願いします。
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- 医療法人愛美会 アイ矯正歯科クリニック
- （ 神奈川県 横浜市鶴見区 ）
- 2016-01-26 10:45:00
ははまる 様
難しいご質問ですが、記載されている内容はよく理解できます。
10歳という年齢は年齢的に上顎骨が前方に成長する時期です。成長時期をすぎて上顎骨前方牽引装置（フェイシャルマスク、他にもホルンタイプと言う装置もあります）行っても効果はありません。この年齢をこえて思春期性の成長がはじまる13〜15歳になると今度は下顎が成長時期に入ります、この時期までに上顎骨を前方に牽引して状態をなるべくよくしたいとお考えになったのではないでしょうか？
これは私でもそうします。私はフェイシャルマスクという装置よりも下顎の成長抑制も両方できるホルンタイプと言われる装置を用いることが多いですが、結局は上下の顎の前後方向での不調和を治療する事になります。
�，里桓遡笋砲�答えするとすれば鼻の高さを治療する事はできません。前方牽引装置を使用しても何�个眤腓�く成長発育が起きる事はまれです。お顔を作ることは実際には不可能です。それでも行わないよりもかなりよくはなります。おそらく鼻の高さには上顎骨前方牽引装置は影響していないと思います。
�△里�答えも�，粘泙泙譴襪討い觧廚い泙后�
ANBが０度で現在は反対咬合ではないとすると何が起きているのでしょうか？それは上顎前歯の前方への傾斜と下顎前歯の内側への傾斜の結果でかみ合わせは反対になっていないのです。しかしこの年齢で上顎前歯を内側に傾斜させる事によって相対的に鼻の高さを高くすればそれは反対咬合になる事になります。
この年齢のお子様のANBは先生が言われた通りです。しかし、成人になると2度とか3度ぐらいに減少します。ANBをなるべく改善するような治療はこの時期であれば私も賛成です。お母様がご心配されている鼻の高さ、横顔の問題は最終的には成長発育、すなわちANBの変化が落ち着いた後の問題です。先生が言われたように受け口（反対咬合）でいいの？というのはそういう事だと思います。第１段階の治療では上下顎骨の前後的な位置を治療します。第２段階では歯の傾斜角度をかえる事によって横顔をなるべくよくする治療をする事になります。この段階になればブラケットが装着して歯の細かな角度や排列をおこなうことになります。この時期になればお子様も成人に近づきかなりかわってきています。この段階で横顔、鼻の高さと口もとの調和を考えてくれるはずです。成長の段階でできる治療がことなります。
個性と言う事もご考慮ください。かえられない事もあります。ただお母様の希望は先生によく伝えておいてください。それを担当の先生も考慮してなるべく努力してくれるはずです。
私も長くなってしまいました。お子様の事を心配されている事はよく伝わってきます。良い結果を得られる事を祈っています。
難しいご質問ですが、記載されている内容はよく理解できます。
10歳という年齢は年齢的に上顎骨が前方に成長する時期です。成長時期をすぎて上顎骨前方牽引装置（フェイシャルマスク、他にもホルンタイプと言う装置もあります）行っても効果はありません。この年齢をこえて思春期性の成長がはじまる13〜15歳になると今度は下顎が成長時期に入ります、この時期までに上顎骨を前方に牽引して状態をなるべくよくしたいとお考えになったのではないでしょうか？
これは私でもそうします。私はフェイシャルマスクという装置よりも下顎の成長抑制も両方できるホルンタイプと言われる装置を用いることが多いですが、結局は上下の顎の前後方向での不調和を治療する事になります。
�，里桓遡笋砲�答えするとすれば鼻の高さを治療する事はできません。前方牽引装置を使用しても何�个眤腓�く成長発育が起きる事はまれです。お顔を作ることは実際には不可能です。それでも行わないよりもかなりよくはなります。おそらく鼻の高さには上顎骨前方牽引装置は影響していないと思います。
�△里�答えも�，粘泙泙譴襪討い觧廚い泙后�
ANBが０度で現在は反対咬合ではないとすると何が起きているのでしょうか？それは上顎前歯の前方への傾斜と下顎前歯の内側への傾斜の結果でかみ合わせは反対になっていないのです。しかしこの年齢で上顎前歯を内側に傾斜させる事によって相対的に鼻の高さを高くすればそれは反対咬合になる事になります。
この年齢のお子様のANBは先生が言われた通りです。しかし、成人になると2度とか3度ぐらいに減少します。ANBをなるべく改善するような治療はこの時期であれば私も賛成です。お母様がご心配されている鼻の高さ、横顔の問題は最終的には成長発育、すなわちANBの変化が落ち着いた後の問題です。先生が言われたように受け口（反対咬合）でいいの？というのはそういう事だと思います。第１段階の治療では上下顎骨の前後的な位置を治療します。第２段階では歯の傾斜角度をかえる事によって横顔をなるべくよくする治療をする事になります。この段階になればブラケットが装着して歯の細かな角度や排列をおこなうことになります。この時期になればお子様も成人に近づきかなりかわってきています。この段階で横顔、鼻の高さと口もとの調和を考えてくれるはずです。成長の段階でできる治療がことなります。
個性と言う事もご考慮ください。かえられない事もあります。ただお母様の希望は先生によく伝えておいてください。それを担当の先生も考慮してなるべく努力してくれるはずです。
私も長くなってしまいました。お子様の事を心配されている事はよく伝わってきます。良い結果を得られる事を祈っています。
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- ははまる(10歳 男性 その他 ）
- 2016年01月26日15時05分
早速ご回答いただきありがとうございます。
丁寧なご説明、とてもわかりやすかったです。
前回書かなかったのですが、息子の反対咬合の原因は、標準より上顎の成長も足りないのですが、下顎が出ているせいもあります。
担当医いわく、出ているものを小さくはできないから、出ている方に合わす(出ている下顎に上顎を合わす)とのことです。
この理論から言うと、受け口の治療をすることによって、上下顎前突になってしまうということでしょうか?
上下顎前突＝鼻の下がもっこりのような感じがしています。
矯正の先生方は、反対咬合よりは、上下顎前突の方がましだとお考えになられるものですか?
福井先生が書いてくださったように、上顎の前歯が前に傾斜しているせいで、鼻の下がもっこりしているだけなら、2期治療で治る可能性もありますか?
丁寧なご説明、とてもわかりやすかったです。
前回書かなかったのですが、息子の反対咬合の原因は、標準より上顎の成長も足りないのですが、下顎が出ているせいもあります。
担当医いわく、出ているものを小さくはできないから、出ている方に合わす(出ている下顎に上顎を合わす)とのことです。
この理論から言うと、受け口の治療をすることによって、上下顎前突になってしまうということでしょうか?
上下顎前突＝鼻の下がもっこりのような感じがしています。
矯正の先生方は、反対咬合よりは、上下顎前突の方がましだとお考えになられるものですか?
福井先生が書いてくださったように、上顎の前歯が前に傾斜しているせいで、鼻の下がもっこりしているだけなら、2期治療で治る可能性もありますか?
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- 医療法人愛美会 アイ矯正歯科クリニック
- （ 神奈川県 横浜市鶴見区 ）
- 2016年01月26日15時46分
担当医の方が言われるように成長してしまったものは手術をする以外に減らす事はできません。お子様は骨格性下顎前突ですね。そこで上顎の前方成長を惹起させるめに上顎骨前方牽引装置を使用しています。そして現在はANBが０度とすればいまだに上顎に比べれば下顎が前方にあるということです。上下顎前突になる事は今の所ありません。上下顎前突は上下の顎骨の位置関係は正常です。
上顎前方牽引装置を使用して上顎骨が前方に成長しANBが改善すれば前方傾斜している上顎前歯も後方に傾斜させる事ができます。そうなれば口もと突出感が緩和されます。口もとが入れば相対的に鼻は高くなるはずです。
今のANB０度も下顎の成長時期が来ればマイナスになるかもしれません。先生はそれを恐れているのだ思います。
鼻の高さも成長とともに高くなるはずです。ただし、お顔だちはその方の個性というものです。お母様がお考えになるようになるかは誰にもわからない事です。上下の顎の成長が終わった時点でANBがプラスならその時点では反対咬合の治療よりも口もと下げる治療をすることになるはずです。口もとが後退すれば鼻は高くなります。これからの顎の骨の成長にかかっています。その答えがでるのは15歳ぐらいになってからです。
今は担当医の先生がおやりになっているようになるべく上顎骨を前方に成長させて下顎との関係を改善すべきだと思います。
わかりにくい文章ですみません。いつも患者様の質問にはきちっとお答えしようと思うのですが、ただ回りくどくて長文になるだけになってしまいます。フェイシャルマスク頑張って使用してください。治療の成功を祈っています。
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- ははまる(10歳 男性 その他 ）
- 2016年01月27日10時43分
福井先生 ありがとうございます。
<上下顎前突になる事は今の所ありません。上下顎前突は上下の顎骨の位置関係は正常です。
上下顎前突は、上顎と下顎の相対的な位置関係は正常だが、頭部全体から見ると、上下顎ともに前突している状態のことだと理解しています。←合っていますか?
下顎が標準で上顎が劣成長の場合はフェイシャルマスクでうまくいきそうですが、息子のように標準より下顎自体が出ている場合は下顎に合わせて上顎を前方に牽引する(成長させる)ことは、上下顎前突にさせることではないですか?
それでも受け口(ANB)を改善するために、上顎の牽引がベストでしょうか?
<上下顎前突になる事は今の所ありません。上下顎前突は上下の顎骨の位置関係は正常です。
上下顎前突は、上顎と下顎の相対的な位置関係は正常だが、頭部全体から見ると、上下顎ともに前突している状態のことだと理解しています。←合っていますか?
下顎が標準で上顎が劣成長の場合はフェイシャルマスクでうまくいきそうですが、息子のように標準より下顎自体が出ている場合は下顎に合わせて上顎を前方に牽引する(成長させる)ことは、上下顎前突にさせることではないですか?
それでも受け口(ANB)を改善するために、上顎の牽引がベストでしょうか?
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- 医療法人愛美会 アイ矯正歯科クリニック
- （ 神奈川県 横浜市鶴見区 ）
- 2016年01月27日12時05分
返信ありがとうございます。またお子様を思う気持ちが伝わってきます。
繰り返しになります。ANBが0度で反対咬合になっていないのですから上顎前歯は標準よりも前へ傾斜しているはずです。これが上の唇をもちあげて口もとを前に出しているのだと思います。それが相対的に鼻を低く見せています。もちろん前に記載したように鼻の高さはその人、それぞれの個性があります。人の顔は型にはめればその通りに作れるものではありません。個性の範囲でより良い状態を作ってあげると言う事です。これをまずは理解してください。
治療はANB、すわなち上下顎骨の前後的な位置関係が大きく影響します。たとえばANBがさらに悪くなれば反対咬合にならないようにするためにさらに上の前歯を前傾させて下の前歯を内側に傾斜させる必要が出てきます。出ている下の顎に合わせて上顎の前歯を前傾させると言う事です。そうなればさらに口もとは出た感じになります。
ANBがフェイシャルマスクで改善すれば上の前歯をそれほど出さなくても反対咬合にはならないと言う事になります。
ははまる様はフェイシャルマスクを過大に評価しすぎていると感じます。顎骨へのアプローチですからそれほど大きな変化はありません。ゆるやかな物です。それでも行わないよりは使用した方がよいです。フェイシャルマスクを使用したら上顎骨が飛び出したと言う事はないです。多くは前歯が前傾したのです。上顎骨は上顎骨複合体と呼ばれています。色々な骨が縫合でつながっています。前方牽引装置はその縫合部での成長を惹起させてあげるものです。牽引してあげてもすごく前方へでるわけではなく量としてはわずかです。
骨格性の下顎前突（反対咬合の同じ意味です）の治療は成長期には積極的に顎骨を治療します。成長発育にめどが立てばそこから歯の治療になります。ブラケットを使用して歯の排列をします。もちろん下顎骨の成長が著しければどんな装置を使用しても無理な事もあります。この場合は外科矯正と言う事になります。まずは土台である顎骨、そして次に歯並びだとお考え下さい。
繰り返しますが、矯正治療の目的はその人それぞれの個性の範囲内でもっともよい状態を作ってあげることです。成人になられてさらに気にされる場合はその時点で外科的なアプローチも考えられます。美容整形と言う事もあるかもしれません。
私はどうも説明が下手ですみません。読みにくい文章をしかも長々と書いてしまいます。
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- ははまる(10歳 男性 その他 ）
- 2016年01月27日22時23分
福井先生
先生の文章を何度も読み返ししっかり理解したいと思います。
心配症の母の疑問にお付き合いいただき本当にありがとうございました。
先生の文章を何度も読み返ししっかり理解したいと思います。
心配症の母の疑問にお付き合いいただき本当にありがとうございました。
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- 医療法人愛美会 アイ矯正歯科クリニック
- （ 神奈川県 横浜市鶴見区 ）
- 2016年01月28日09時52分
ご丁寧にありがとうございました。歯科は専門的な用語が多く理解するのに難しい所があります。これでも説明が不足している所もあるかもしれません。担当医とよくご相談ください。よい結果になりますことを祈っています。
アイ矯正歯科 院長 福井一美
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- さわだ矯正歯科クリニック
- （ 京都府 長岡京市 ）
- 2016-01-26 23:05:00
当院の方針は各人の骨格に応じた適正な歯の位置へ歯を移動する、です。他の矯正歯科とはやや考え方が異なります。他院では骨格をなるべく治そうと治療されているのですが、当院では最初から骨格は各人の成長によるところが大きく影響しているため骨格の治療というのは難しいと考えています。ですから、ANBが0度であれば上の歯を前方へ、下の歯を後方へ動かしていく治療となります。鼻の下がもっこりしている場合上下ともに前歯が出ていることがあります。下の前歯の角度が前に傾斜していれば上下ともに全ての歯を後方へ動かすことができれば改善されます。これはアンカースクリューを利用すれば可能となってきましたが年齢的には早いです。
アンカースクリューをされない場合も永久歯に生え変わってから小臼歯を抜いて前歯を引っ込める治療があります。
アンカースクリューをされない場合も永久歯に生え変わってから小臼歯を抜いて前歯を引っ込める治療があります。
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- ははまる(10歳 男性 その他 ）
- 2016年01月31日16時20分
さわだ先生
上下顎前突とは、上下の顎が出ている状態のことだと思っていました。
上下の歯が傾斜している状態をさしているんですね。
ご説明ありがとうございます。
<鼻の下がもっこりしている場合上下ともに前歯が出ていることがあります。
息子の現状は、上顎骨は劣成長、下顎骨は過成長、上の前歯はなるべく前に傾斜させ、下の前歯は内側に傾斜した状態だと思われます。
従って、現状は下顎前突であり、上下顎前突ではありませんが、今後過成長している下顎に合わせて上顎を前方牽引する骨格治療を行うことによって、上下顎前突になることを危惧しておりました。
しかし骨格の治療により上下顎前突にはならないということですね。
それでは標準偏差と比較して、上下顎ともに過成長の場合は何と呼ぶのでしょうか?
鼻の下のもっこりは、骨格の治療の後の二期治療の段階で、上の前歯の傾斜を内側に変えれば治るということでよいでしょうか?
上下顎前突とは、上下の顎が出ている状態のことだと思っていました。
上下の歯が傾斜している状態をさしているんですね。
ご説明ありがとうございます。
<鼻の下がもっこりしている場合上下ともに前歯が出ていることがあります。
息子の現状は、上顎骨は劣成長、下顎骨は過成長、上の前歯はなるべく前に傾斜させ、下の前歯は内側に傾斜した状態だと思われます。
従って、現状は下顎前突であり、上下顎前突ではありませんが、今後過成長している下顎に合わせて上顎を前方牽引する骨格治療を行うことによって、上下顎前突になることを危惧しておりました。
しかし骨格の治療により上下顎前突にはならないということですね。
それでは標準偏差と比較して、上下顎ともに過成長の場合は何と呼ぶのでしょうか?
鼻の下のもっこりは、骨格の治療の後の二期治療の段階で、上の前歯の傾斜を内側に変えれば治るということでよいでしょうか?
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- さわだ矯正歯科クリニック
- （ 京都府 長岡京市 ）
- 2016年01月31日17時39分
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- さわだ矯正歯科クリニック
- （ 京都府 長岡京市 ）
- 2016-01-31 00:50:00
一般的に上下顎前突という状態は、厳密には出ているのはアゴではなく上下の前歯です。上下の前歯が前方へ傾斜して突出している状態をいいます。ですから、上下の前歯を引っ込める治療法を選択すべきと考えます。
