たつこさんの相談
カテゴリ:装置・治療法
矯正したら、反対咬合に
もうすぐ、14歳です。矯正も4年になります。らんぐいば、顎変形ショウぽい、歯並びも、上だけをブランケットして、きれいに並び、ました。
下の歯は、がちゃがちゃしてました。なぜ、下の歯はなんで、ブラケットしないのだろうと思ってました。
だが、ようやく、昨年秋から、下も、やりはじめました。すぐ、歯は動き、あれよあれよと、綺麗に並んだ分、反対咬合になってしまいました。
幼児の頃も反対咬合で、生え変わりの時、上の歯がかぶさるように、歯医者でも、なにかしら、やって、歯がかぶさったとき喜んだのを覚えてます。
昨年は、身長が5cm以上伸びました。
あごの長さものびました。
今は、下の歯は左は奥歯からずれて、出てます。
どうして、こんなことになってしまったのでしょう。
下歯、矯正したら、きれいになれば、前にでてしまうなあと医者はおもわないのでようか?
想定外のことですか?もし、上は綺麗になり、下の歯はそのままだったら、顎は出なかったと思います。前歯に、押さえれれてるから、そのがちゃがちゃのままですよね。
並び替えたから下歯が出て、抑えてる、上前歯もないから、成長期とともに、でてしまつたのですか?
成長期でなく、もっと、早く、下歯の矯正だったら、こんなに出なかったてことありますか?
少し、様子見て、歯を抜いたら、治るみたいなこといってました。
もう、それしか、手術以外ないですよね。
- 医療法人愛美会 アイ矯正歯科クリニック
- ( 神奈川県 横浜市鶴見区 )
- 2016-01-22 12:15:00
たつこ 様
読ませて頂きました。
お子様は下顎の成長期にさしかかっています。下の顎が成長するのは一般的には13歳〜15歳と言われています。これは身長が伸びる時期と連動しています。
初診の時に横顔のレントゲン写真を撮影しているはずです。説明があったと思うのですが、その時に担当医から上下の顎骨の位置についての説明はありましたか?顎の成長についての装置を使いましたか?
もちろん人の成長発育をコントロールすることは完全にはできません。それでも下顎の前方への成長発育を抑制するためにはオトガイ帽装置(俗に言うチンキャップ)、さらに上顎の前方成長がが悪ければ上顎骨前方牽引装置と言った装置があります。これをしてみてさらにそれをこえる旺盛な成長があればこれは矯正治療の範疇を超えているという判断を私はします。効果がなければ成長発育が終わりになる18歳ごろに顎変形症での手術も視野に入れる事にはなります。
この場合、歯と骨格はわけてお考えになった方がいいです。歯を整えても成長発育によって悪くなる事はあります。現在の状況を横顔のレントゲン写真などを撮影してもらい顎の骨の位置を把握する必要があります。14歳という年齢を考慮すると上顎の前方への成長時期は終わっています。これからは下顎の成長時期です。下顎がさらに前方へ成長して反対咬合が悪くなる可能性があります。担当医の先生と相談されてまずは現状を把握して、そして今後どうするか?を説明して頂く必要があります。
私どもの診療所も顎変形症の手術を受ける方がいます。強い成長のある方には上記装置も効果がないこともあります。よくご相談された方がよいです。また顎変形症の手術の適応になる場合は育成、更生医療機関であれば健康保険の適応になります。手術もかなり進んでいます。とてもきれいに治ります。
読ませて頂きました。
お子様は下顎の成長期にさしかかっています。下の顎が成長するのは一般的には13歳〜15歳と言われています。これは身長が伸びる時期と連動しています。
初診の時に横顔のレントゲン写真を撮影しているはずです。説明があったと思うのですが、その時に担当医から上下の顎骨の位置についての説明はありましたか?顎の成長についての装置を使いましたか?
もちろん人の成長発育をコントロールすることは完全にはできません。それでも下顎の前方への成長発育を抑制するためにはオトガイ帽装置(俗に言うチンキャップ)、さらに上顎の前方成長がが悪ければ上顎骨前方牽引装置と言った装置があります。これをしてみてさらにそれをこえる旺盛な成長があればこれは矯正治療の範疇を超えているという判断を私はします。効果がなければ成長発育が終わりになる18歳ごろに顎変形症での手術も視野に入れる事にはなります。
この場合、歯と骨格はわけてお考えになった方がいいです。歯を整えても成長発育によって悪くなる事はあります。現在の状況を横顔のレントゲン写真などを撮影してもらい顎の骨の位置を把握する必要があります。14歳という年齢を考慮すると上顎の前方への成長時期は終わっています。これからは下顎の成長時期です。下顎がさらに前方へ成長して反対咬合が悪くなる可能性があります。担当医の先生と相談されてまずは現状を把握して、そして今後どうするか?を説明して頂く必要があります。
私どもの診療所も顎変形症の手術を受ける方がいます。強い成長のある方には上記装置も効果がないこともあります。よくご相談された方がよいです。また顎変形症の手術の適応になる場合は育成、更生医療機関であれば健康保険の適応になります。手術もかなり進んでいます。とてもきれいに治ります。
- KAZ矯正歯科(医療法人社団 審和会)
- ( 東京都 千代田区 )
- 2016-01-22 14:39:00
こんにちは。ご相談拝見致しました。
一般的には、下の歯を並べながらもしくは並べた後に下の歯を奥へズラして歯並びやかみ合わせを整えることになると思います。これから下の歯を奥へズラす予定なのではないかと思いますが、状況によっては歯を抜かないとズラしきれない可能性があるといったニュアンスなのではないでしょうか?
また、身長の伸びと連動して下顎が前に出てしまった可能性はあります。これは防ぐ事は通常できないので下の歯の矯正のタイミングとは関係ないと思います。
今14歳という事でこれからも身長が伸び、それとともに下顎がさらに出てくる可能性もあります。
一度、主治医の先生と現在の状況と今後の見通しや治療方針についてお話しされる事をおすすめいたします。
一般的には、下の歯を並べながらもしくは並べた後に下の歯を奥へズラして歯並びやかみ合わせを整えることになると思います。これから下の歯を奥へズラす予定なのではないかと思いますが、状況によっては歯を抜かないとズラしきれない可能性があるといったニュアンスなのではないでしょうか?
また、身長の伸びと連動して下顎が前に出てしまった可能性はあります。これは防ぐ事は通常できないので下の歯の矯正のタイミングとは関係ないと思います。
今14歳という事でこれからも身長が伸び、それとともに下顎がさらに出てくる可能性もあります。
一度、主治医の先生と現在の状況と今後の見通しや治療方針についてお話しされる事をおすすめいたします。
- やまぐち矯正歯科クリニック
- ( 埼玉県 さいたま市南区 )
- 2016-01-22 15:31:00
たつこさん、ご相談拝見いたしました。
矯正治療は矯正専門医の先生が治療されているのでしょうか?
文面から、10歳から矯正治療を開始しているようですが、矯正専門医であれば、初診時の検査診断にてお子さんの反対咬合、乱杭歯に対しどのように治療を行っていくかの治療方針は考えているはずです。
下の歯の乱杭歯を治せば、下の前歯が出ることは十分予測できると思います。顎間ゴムという方法で上下にゴムを患者様が使用する治療がありますが、患者様がそれを全く使用しなかったなどの場合を除いては、想定外のことではないと思います。
お口の中を拝見していないので、正確な答えは難しい質問ですが、背が伸びる時期に下顎も前方に成長します。顎が出たことと、下の治療のタイミングに問題があったかは、判断が難しいところです。
下の治療を行わなくても、顎が出る可能性はあるため、下顎の抑制するような、チンキャップという矯正装置を使用する場合もあります。
成長期でない時期であっても、下の治療を行えば、反対咬合になっていた可能性があるように思われますが、その時点での口の中の状況を見てみないとわかりません。
たつこさんの疑問を担当医の先生に聞いてみてはいかがでしょうか?今後も治療が続くようですし、信頼関係の問題もあります。
反対咬合の治療は長期化することが非常に多いです。だからこそ、患者様とよく相談し、説明しながら、信頼関係を築く必要があると思っております。
患者様の率直な疑問は私たち専門医にとっても重要なことです。
お子さんの治療がしっかり終了することを願っております。
矯正治療は矯正専門医の先生が治療されているのでしょうか?
文面から、10歳から矯正治療を開始しているようですが、矯正専門医であれば、初診時の検査診断にてお子さんの反対咬合、乱杭歯に対しどのように治療を行っていくかの治療方針は考えているはずです。
下の歯の乱杭歯を治せば、下の前歯が出ることは十分予測できると思います。顎間ゴムという方法で上下にゴムを患者様が使用する治療がありますが、患者様がそれを全く使用しなかったなどの場合を除いては、想定外のことではないと思います。
お口の中を拝見していないので、正確な答えは難しい質問ですが、背が伸びる時期に下顎も前方に成長します。顎が出たことと、下の治療のタイミングに問題があったかは、判断が難しいところです。
下の治療を行わなくても、顎が出る可能性はあるため、下顎の抑制するような、チンキャップという矯正装置を使用する場合もあります。
成長期でない時期であっても、下の治療を行えば、反対咬合になっていた可能性があるように思われますが、その時点での口の中の状況を見てみないとわかりません。
たつこさんの疑問を担当医の先生に聞いてみてはいかがでしょうか?今後も治療が続くようですし、信頼関係の問題もあります。
反対咬合の治療は長期化することが非常に多いです。だからこそ、患者様とよく相談し、説明しながら、信頼関係を築く必要があると思っております。
患者様の率直な疑問は私たち専門医にとっても重要なことです。
お子さんの治療がしっかり終了することを願っております。