てるまるさんの相談
カテゴリ：装置・治療法
下顎先欠5番の10mmのスペースの閉鎖はスクリューを使用しなくても可能ですか?
15歳の娘が、下顎左右5番と上顎2番が先欠のため、矯正治療を開始する予定です。
下顎左右に残存しているEを抜去して、6番の前方移動のみ(前歯は下げない)で隙間を閉じたいと思っています。というのは、下顎が後退気味の出っ歯と過蓋咬合で、上下の前歯に5mm程度の前後差があるため、治療は下顎の前歯を下げないことが前提になります。
Eは10mm以上ある大きな歯のため、このスペースを6番の前方移動だけで閉じることは大変な仕事であり、躊躇される先生が多い中、お二人の先生に治療していただけそうですが、どちらにお願いしようか迷っています。専門家の先生方からアドバイスいただけると大変うれしいです。
�，�一人目は一般歯科と矯正歯科が併設している医院の矯正専門医をお持ちの62歳の先生で、かつてEの先欠を6番の前方移動のみで閉じた経験がおありです。スクリューを使うことにより、前歯は下げずに、純粋に6歳臼歯のみを前方に移動させると仰いました。しかし私が念を押したところ、前歯はほとんど変えない。多少下がってもどーんと引っ込むことは絶対しない。治療方針を立てますから。と言われ、最初全く下げないと仰っていたのに随分ニュアンスが変わったことで迷ってしまっています。治療については、担当医制でなく、一般歯科の先生が矯正専門医の先生の指導のもと矯正治療をされるとのことでその点でも決めかねています。
��大学病院の矯正歯科に長く在籍されていて、開業後15年くらい経過された60歳の矯正指導医をお持ちの先生です。人柄、誠実さは申し分ないのですが、スクリューに否定的で絶対使わないと仰います。スクリューを使用してもしなくても前歯は絶対下がる。ゴムを対極にかけたりして他に固定源を取るがたぶん2mmくらいは下がると言われています。ただでさえ上下に5mmの前後差があるので、さらに下が2mm下がると、その分上の前歯を下げなくてはならず、顔貌が変わってしまわないか不安です。
また10mm以上のスペースを果たしてスクリューなしで引っ張り合いっこするとどれだけ前歯が入ってしまうのかと思うと踏み切れない状態です。反面小さな医院なので、検査から診断、治療まで全ておひとりの先生にお任せできそうでその点では安心です。
下顎6番を10mm以上前方に移動した上で、正中がずれているので片側はさらに3mm、合計13mmの移動が必要ですが、スクリューなしでできるものでしょうか?
また矯正専門医の指導があれば、一般歯科の先生でも、難しい矯正治療ができるものでしょうか? ご意見よろしくお願いします。
(そもそもベテランの先生の治療を熱望して、大学病院での治療(1、2年目の先生が担当)を諦めた経緯があります。)
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- 医療法人愛美会 アイ矯正歯科クリニック
- （ 神奈川県 横浜市鶴見区 ）
- 2016-01-06 17:06:00
てるまる 様
お困りですね。
一つ疑問なんですがスクリューというのはアンカーインプラントのことでしょうか？
作用、反作用をお考えください。第一大臼歯を前方に移動させる力の反作用は前歯が中に入ることになります。作用があれば必ず反作用があります。しかも同じ力の強さになります。従って下の前歯から第一大臼歯を引っ張れば少しは必ず影響をうけるはずです。そこで下の顎だけで作用、反作用をお考えになるとそうなります。そこでスクリューというのはアンカーインプラントでしょうか？とお聞きしたのはアンカーインプラントは顎の骨中に矯正用インプラントを埋入させます。そこから第一大臼歯を牽引することによって反作用はインプラントが負担してくれます。そのために下の前歯には反作用の影響がありません。そこでお聞きしました。他にもスクリューと言われる装置があります。それだとやはり反作用は下の前歯を内側に移動させる作用になります。
二人目の先生が言われたのは下の第一大臼歯を前方に移動させる力の反作用を上顎に負担してもらうという方法です。この方法は一般的に考えられる方法です。どちらにしても少しは下の前歯が内側に移動する。それは避けられないとうのはお二人ともに一致した意見です。そして正直な所だと思います。
記載がなかったのですが第一大臼歯の後方の歯、すなわち第二大臼歯はどういう状態でしょうか？さらにその後ろの親知らずはありますか？年齢的に判断すると第二大臼歯ははえていても不思議ではありません。この第二大臼歯のはえてくる力を利用すると第一大臼歯は前方に移動しやすいです。もしはえていないようでしたらこの時期を逃してはいけません。この場合は親知らず（第三大臼歯）があるのも有利に働く可能性があります。
お二人の先生ともに少しは下の前歯が後ろに移動すると言っています。ただ最初と言っていることが少し後退したのが前者の先生という事になります。その点で不信感をお持ちか？と感じます。また担当医制ではなく指導医の元で治療すると言う事になると大学病院に似たシステムだとも思いました。実はアイ矯正歯科は担当医制です。しかし担当医制が必ずしもよいか？というとそうとも限りません。他の先生が診ることによって修正できる事や気づくことがあります。その点は私は注意しています。
どちらの先生を選ぶかは難しい所ですね。長所短所があります。参考程度のアドバイスしかできなくてすみません。
お困りですね。
一つ疑問なんですがスクリューというのはアンカーインプラントのことでしょうか？
作用、反作用をお考えください。第一大臼歯を前方に移動させる力の反作用は前歯が中に入ることになります。作用があれば必ず反作用があります。しかも同じ力の強さになります。従って下の前歯から第一大臼歯を引っ張れば少しは必ず影響をうけるはずです。そこで下の顎だけで作用、反作用をお考えになるとそうなります。そこでスクリューというのはアンカーインプラントでしょうか？とお聞きしたのはアンカーインプラントは顎の骨中に矯正用インプラントを埋入させます。そこから第一大臼歯を牽引することによって反作用はインプラントが負担してくれます。そのために下の前歯には反作用の影響がありません。そこでお聞きしました。他にもスクリューと言われる装置があります。それだとやはり反作用は下の前歯を内側に移動させる作用になります。
二人目の先生が言われたのは下の第一大臼歯を前方に移動させる力の反作用を上顎に負担してもらうという方法です。この方法は一般的に考えられる方法です。どちらにしても少しは下の前歯が内側に移動する。それは避けられないとうのはお二人ともに一致した意見です。そして正直な所だと思います。
記載がなかったのですが第一大臼歯の後方の歯、すなわち第二大臼歯はどういう状態でしょうか？さらにその後ろの親知らずはありますか？年齢的に判断すると第二大臼歯ははえていても不思議ではありません。この第二大臼歯のはえてくる力を利用すると第一大臼歯は前方に移動しやすいです。もしはえていないようでしたらこの時期を逃してはいけません。この場合は親知らず（第三大臼歯）があるのも有利に働く可能性があります。
お二人の先生ともに少しは下の前歯が後ろに移動すると言っています。ただ最初と言っていることが少し後退したのが前者の先生という事になります。その点で不信感をお持ちか？と感じます。また担当医制ではなく指導医の元で治療すると言う事になると大学病院に似たシステムだとも思いました。実はアイ矯正歯科は担当医制です。しかし担当医制が必ずしもよいか？というとそうとも限りません。他の先生が診ることによって修正できる事や気づくことがあります。その点は私は注意しています。
どちらの先生を選ぶかは難しい所ですね。長所短所があります。参考程度のアドバイスしかできなくてすみません。
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- てるまる(10歳 男性 会社員 ）
- 2016年01月06日21時23分
福井先生
早速のご回答ありがとうございます。
スクリューと書きましたが、先生が仰る通り、矯正用インプラント(アンカースクリュー)のことです。
下顎の片側の第二大臼歯は既に生えていて親不知はありません。もう片側の第二大臼歯はまだ生えていません。(6番の後ろにまだ根っこがほとんどできていない歯が1本だけあるのですが、第二大臼歯か親不知か不明です。)
実は娘の矯正のために、十数件もの矯正歯科に相談に行きました。
なぜかと言うと、下顎が後退気味の出っ歯と過蓋咬合ですが、娘の
場合顔貌は悪くなく、Eの根っこもしっかりしているため、Eは温存すべきという考え方の先生が多かったからです。
それでも、Eはいずれ抜けてしまう歯だから将来的なことを考えると、若いうちに抜いて閉じましょうという積極的な先生もいらっしゃったのですが、矯正用インプラントは絶対必要(インプラントを使わなければ下の前歯はどんと下がるから無理)、しかしインプラントを使っても検査でどのくらい下の前歯を下げてもいいのかによると言われ途方に暮れていました。
しかし諦めず医院を回っていると、�，寮萓犬暴于颪Δ海箸�できたのですが、今となっては矯正用インプラントを使っても下の前歯が多少は下がることを絶対下がらないと仰っているのかも知れないと不安に感じています。
矯正用インプラントは絶対的固定源であり、今まで不可能であった矯正治療が可能になるほど画期的なものだと知りました。
しかし矯正用インプラントを使って、10mmのスペースを6番のみを前方移動して閉じようとしても、下の前歯が下がってしまうのは避けられないことでしょうか?
親として現在の娘の顔貌を変えずに矯正をすることが絶対条件なのでどうしても下の前歯を中に入れたくないのですが、矯正用インプラントを使う方法と、対極にゴムをかけて上顎に固定源を取る方法では、差が出ますか?
素人考えでは、矯正用インプラントを使った方が下の前歯を下げずにできそうな気がして�，寮萓犬砲�願いしようかと思っていますが、腕のいい先生なら、矯正用インプラントを使わなくても、同じ仕上がりにできるのでしょうか?
是非ともアドバイスよろしくお願いします。
早速のご回答ありがとうございます。
スクリューと書きましたが、先生が仰る通り、矯正用インプラント(アンカースクリュー)のことです。
下顎の片側の第二大臼歯は既に生えていて親不知はありません。もう片側の第二大臼歯はまだ生えていません。(6番の後ろにまだ根っこがほとんどできていない歯が1本だけあるのですが、第二大臼歯か親不知か不明です。)
実は娘の矯正のために、十数件もの矯正歯科に相談に行きました。
なぜかと言うと、下顎が後退気味の出っ歯と過蓋咬合ですが、娘の
場合顔貌は悪くなく、Eの根っこもしっかりしているため、Eは温存すべきという考え方の先生が多かったからです。
それでも、Eはいずれ抜けてしまう歯だから将来的なことを考えると、若いうちに抜いて閉じましょうという積極的な先生もいらっしゃったのですが、矯正用インプラントは絶対必要(インプラントを使わなければ下の前歯はどんと下がるから無理)、しかしインプラントを使っても検査でどのくらい下の前歯を下げてもいいのかによると言われ途方に暮れていました。
しかし諦めず医院を回っていると、�，寮萓犬暴于颪Δ海箸�できたのですが、今となっては矯正用インプラントを使っても下の前歯が多少は下がることを絶対下がらないと仰っているのかも知れないと不安に感じています。
矯正用インプラントは絶対的固定源であり、今まで不可能であった矯正治療が可能になるほど画期的なものだと知りました。
しかし矯正用インプラントを使って、10mmのスペースを6番のみを前方移動して閉じようとしても、下の前歯が下がってしまうのは避けられないことでしょうか?
親として現在の娘の顔貌を変えずに矯正をすることが絶対条件なのでどうしても下の前歯を中に入れたくないのですが、矯正用インプラントを使う方法と、対極にゴムをかけて上顎に固定源を取る方法では、差が出ますか?
素人考えでは、矯正用インプラントを使った方が下の前歯を下げずにできそうな気がして�，寮萓犬砲�願いしようかと思っていますが、腕のいい先生なら、矯正用インプラントを使わなくても、同じ仕上がりにできるのでしょうか?
是非ともアドバイスよろしくお願いします。
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- 医療法人愛美会 アイ矯正歯科クリニック
- （ 神奈川県 横浜市鶴見区 ）
- 2016年01月07日11時35分
何軒も矯正歯科医院へ行かれたとの事。すばらしいお母様ですね。
お嬢様は幸せな方です。
スクリューはやはりアンカーインプラントでしたか。確かに絶対的なアンカー（固定源、船の錨とお考えください）です。そして二番目の先生の対顎（この場合は上顎です）にゴムを使用すると言うのも実はインプラントと同じレベルです。すなわち下顎の前歯にアンカーを求めず、上顎にアンカーを求めているからです。ではどこに違いがあるかと言うことを説明させていただきます。
この両者の大きな違いはアンカーインプラントには外科的な侵襲があると言う事が最大の欠点になります。インプラントを骨の中に埋入しなければいけません。その点ゴムをかける場合にはそういった外科的な処置は必要ありません。ただし外科的な処置と言ってもそれほど大きな侵襲があるわけではありません。ではゴムをかける場合に問題があるか？というとゴムは患者様が毎日取り替えなければいけません。また食事以外には必ず使用しなければいけません。要するにアンカーインプラントは患者様の協力は必要ありませんがゴムは患者様の協力が治療の成功には不可欠だと言う事です。そこは大きな分かれ道になります。お嬢様の性格とか生活に影響を受けます。
こう書くとアンカーインプラントは夢の装置のような感じを受けるかも知れませんが、他にも違いがあります。アンカーインプラントをどこに埋入するか？と言うことです。埋入する場所は下顎なら必ず歯列の下方で外側と言うことになります。なので牽引する方向も外側、下方となります。牽引されている歯も外側下方に動こうとします。それがお嬢様の歯の動かしたい方向と一致していればよいですが、そうでない場合はその欠点を修正する事が必要になる場合があります。ゴムを牽引する場合はそういった事は考慮しなくても歯列に沿って歯が動きます。
細かな事まで記載してしまいました。てるま様を悩ませる材料を増やしただけかもしれません。ポイントはお嬢様がきちっとゴムを交換し食事以外の時間に必ず装着できるか？できないならアンカーインプラントの選択がもよいと思います。もう一つは二人目の先生なぜアンカーインプラントを使用しないか？という理由をお聞きするのも一つ納得される事かもしれません。アンカーインプラントはそれほど難しい技術ではありません。その先生が行わない理由があるはずです。
お嬢様をよくお考えですばらしいお母様だと思います。私も実は娘の矯正治療を自分で行いました。娘は感謝してくれているか疑問ですが、今度確認してみます。
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- てるまる(10歳 男性 会社員 ）
- 2016年01月07日14時17分
福井先生
親身になっていただき本当に感謝しています。
二番目の先生の対顎にゴムを使用する方法は、アンカーインプラントと同じレベルなのですね。それは下顎の前歯を下げないという目的に対して同じということですか?
私は娘の顔貌を変えたくないため理想では下顎の前歯を1mmたりとも下げたくありません。この目的のために、どちらの先生に委ねるかで本当に迷ってしまっています。
前歯を全く下げないで10mmの隙間を閉じること、それが可能な方法はどちらでしょうか?
Eを抜いて閉じる以上はどちらの方法でも必ず下がってしまうものなのでしょうか? (どうしても前歯が下がってしまうとしても、少しでも下がらずできる方法はどちらですか?)
その点について、ぜひご教授お願いします。
二人目の先生が矯正用インプラントを使わない理由は、
�＾�くためのベクトルが違う。矯正では歯冠に力をかけるが斜めから引くと必ず倒れこむ。
��矯正用インプラントを植える位置は、4番目と5番目の歯根の間になるが神経の出口があるためそこには打てないので、犬歯の前くらいに打つとなるとすごく斜めになる。
�６裟詰僖ぅ鵐廛薀鵐箸鮖箸辰討盪箸錣覆�ても前歯が奥に入る量は同じ。たぶん2mmくらい。
ということでした。
ただ、お二人の先生ともに、Eは半分(5mmと5mm)に割ってまずは後ろ半分を抜き、6番が寄ったところでもう半分を抜くそうです。
その段階になった時に一人目の先生はアンカーインプラントを使われるとのことです。しかし二人目の先生はアンカーインプラントを使わないので、残り5mmの隙間のうち前歯が2mm下がってしまうのだと思っていました。
アンカーインプラントを使わないならば、前歯が2mm下がるのはどうしようもないことでしょうか?
娘がゴムかけを頑張りさえすれば、下顎の前歯をほとんど入れずに閉じることは可能でしょうか?
何度も申し訳ありませんが、下顎の前歯を少しでも入れないことを目的とする場合、どちらを選択すべきか、アドバイスよろしくお願いします。
親身になっていただき本当に感謝しています。
二番目の先生の対顎にゴムを使用する方法は、アンカーインプラントと同じレベルなのですね。それは下顎の前歯を下げないという目的に対して同じということですか?
私は娘の顔貌を変えたくないため理想では下顎の前歯を1mmたりとも下げたくありません。この目的のために、どちらの先生に委ねるかで本当に迷ってしまっています。
前歯を全く下げないで10mmの隙間を閉じること、それが可能な方法はどちらでしょうか?
Eを抜いて閉じる以上はどちらの方法でも必ず下がってしまうものなのでしょうか? (どうしても前歯が下がってしまうとしても、少しでも下がらずできる方法はどちらですか?)
その点について、ぜひご教授お願いします。
二人目の先生が矯正用インプラントを使わない理由は、
�＾�くためのベクトルが違う。矯正では歯冠に力をかけるが斜めから引くと必ず倒れこむ。
��矯正用インプラントを植える位置は、4番目と5番目の歯根の間になるが神経の出口があるためそこには打てないので、犬歯の前くらいに打つとなるとすごく斜めになる。
�６裟詰僖ぅ鵐廛薀鵐箸鮖箸辰討盪箸錣覆�ても前歯が奥に入る量は同じ。たぶん2mmくらい。
ということでした。
ただ、お二人の先生ともに、Eは半分(5mmと5mm)に割ってまずは後ろ半分を抜き、6番が寄ったところでもう半分を抜くそうです。
その段階になった時に一人目の先生はアンカーインプラントを使われるとのことです。しかし二人目の先生はアンカーインプラントを使わないので、残り5mmの隙間のうち前歯が2mm下がってしまうのだと思っていました。
アンカーインプラントを使わないならば、前歯が2mm下がるのはどうしようもないことでしょうか?
娘がゴムかけを頑張りさえすれば、下顎の前歯をほとんど入れずに閉じることは可能でしょうか?
何度も申し訳ありませんが、下顎の前歯を少しでも入れないことを目的とする場合、どちらを選択すべきか、アドバイスよろしくお願いします。
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- 医療法人愛美会 アイ矯正歯科クリニック
- （ 神奈川県 横浜市鶴見区 ）
- 2016年01月07日15時52分
お二人目の先生がアンカーインプラントを使用しないのは私も心配した通りベクトルの違いですねそれは私も同感です。
お二人の先生ともに、Eは半分(5mmと5mm)に割ってまずは後ろ半分を抜き、第一大臼歯が移動したところでもう半分を抜くという方法も賛成です。Eは大きな歯です。その方がよいです。
お二人ともほぼ同じレベルだ判断できます。対顎にかけるゴムをがんばれるならお二人目です。それがお嬢さんにできない様ならやはりアンカーインプラントという事になります。
対顎にかけるゴムですが上顎の前歯部から下顎の第一大臼歯にかけるゴムです。この場合、もちろん下顎第一大臼歯は前方へ移動します。ブラケットにワイヤーが装着されているので下顎前歯も少しですが前に押される作用になります。ここはお嬢様のがんばりです。それでもお二人目の先生は少しは下顎前歯が後方へ移動するというのは妥当な所だと思うのと、失礼ですがお母様にこれぐらいはありえると言う事が確認したかったのではないでしょうか？下顎前歯は後方に入る力はこの方法を使った場合はありません。それでも少しはありますよという予防線を張ったのではないでしょうか？
これはお嬢様に確認された方がよいです。この両者ともよくお考えになったフォースシステムです。ベテランの経験のある先生方だと思います。歯科医とお嬢様がベストを尽くせばよい結果になると思います。
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- てるまる(10歳 男性 会社員 ）
- 2016年01月08日22時50分
福井先生
丁寧かつ的確なアドバイス本当にありがとうございます。
最後にもう一つだけ教えてください。お忙しいのに申し訳ありません。
対顎に固定源をとる(上顎の前歯部から下顎の第一大臼歯にゴムをかける)と、反作用の力が働くと思いますが、上顎の前歯部が内側に入ってしまうでしょうか?
それとも歯でなく上顎の骨格自体が引っ込む力がかかるのでしょうか?
丁寧かつ的確なアドバイス本当にありがとうございます。
最後にもう一つだけ教えてください。お忙しいのに申し訳ありません。
対顎に固定源をとる(上顎の前歯部から下顎の第一大臼歯にゴムをかける)と、反作用の力が働くと思いますが、上顎の前歯部が内側に入ってしまうでしょうか?
それとも歯でなく上顎の骨格自体が引っ込む力がかかるのでしょうか?
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- 医療法人愛美会 アイ矯正歯科クリニック
- （ 神奈川県 横浜市鶴見区 ）
- 2016年01月08日23時27分
上顎の前歯ですが、中に入れる必要があればそうすることもできます。またなるべく中に移動したくなければそれも可能ですがやはり作用としては少しは中に入ると思っていただいた方がよいかと思います。
実はこういった話があります。“矯正治療は歯を動かすより、動かさないようにする方が難しい。”
かなり長いやりとりになりました。参考にしていただければ幸いです。お二人の先生ともによくお考えになっている方だと思います。治療が始まりましたら先生の指示に従って努力して頂くことが実際にはもっともよい結果を得ることになります。頑張ってください。
