せんさんの相談
カテゴリ:抜歯について
親知らずの抜歯について
歯列矯正を始めて、約3年が経ちました。
歯列矯正を始めた理由としては、主として、上顎前突を治し歯並びをよくするとともに、噛み合わせを改善したかったためです。
矯正を開始する際、上顎下額左右それぞれ1本づつの計4本を抜歯しました。
矯正を始めて3年が経ち、歯並びは改善してきているものの、親知らずをどうするかと歯科医師に問われています。
親知らずは、上顎は垂直埋没している状態で、下額は横に倒れた状態で埋没している状態です。
歯科医師としては、矯正開始時に4本抜歯してあることもあり、長期的にみて歯肉を切開して歯を活かす方が良いのではと言っています。しかし、それを行うと、治療期間が延び、また、スクリューを打ち直したりなど痛みや負担があるとのことです。
一方で、親知らず4本とも抜歯することの方が、治療期間も延びることなく治療しやすいそうです。
確かに、長期的視点で見たとき親知らずを活かした方がいいのかもしれませんが、正直、早く終わりたいですし、期間が延びることや負担が続くことはできれば避けたいです。
担当歯科医師としては、どちらでも患者の意見を尊重するとのことです。
そこでお伺いしたいのですが、このような場合、一体、どちらが良いのでしょうか?
また、皆様の患者にたいしては、どうされているのでしょうか?
最終的には、自信が判断することでありますが、専門家の皆様の意見をいただきたいです。
よろしくお願いします。
- あさひ矯正歯科医院
- ( 神奈川県 厚木市 )
- 2015-08-11 17:39:00
はじめまして、せんさん。
悩む選択かと思います。
水平埋伏している親知らずを直立させるのは意外と大変です。たとえスクリューのインプラントを使用しても、そう容易なことではありません。
矯正治療がさらに長引くことを考えて、親知らずの移動はあきらめるのは賢明だと思います。
小臼歯を上下左右抜いてあっても、さらに4本の親知らずを抜くのは珍しいことではありません。親知らずの抜歯は術後の安定性を高める効果や一部萌出した場合の感染や虫歯の抑制にもつながります。
悩む選択かと思います。
水平埋伏している親知らずを直立させるのは意外と大変です。たとえスクリューのインプラントを使用しても、そう容易なことではありません。
矯正治療がさらに長引くことを考えて、親知らずの移動はあきらめるのは賢明だと思います。
小臼歯を上下左右抜いてあっても、さらに4本の親知らずを抜くのは珍しいことではありません。親知らずの抜歯は術後の安定性を高める効果や一部萌出した場合の感染や虫歯の抑制にもつながります。