なおこさん(神奈川県)の相談
カテゴリ:再矯正
今年6月に、下前歯裏側に接着していたものを取り、完了しました。ワイヤー装着から6年経ちました。
数日前、下前歯一本の先端が、隣の歯にわずかに重なっている状態に気がつきました。
以下、歯科医の話です
・噛み合わせには問題ない
・重なり合ってしまった歯の、上部の歯の裏がカップ状になっている。それが下の歯にあたって、ずれが生じたのであろう。
・矯正終了直後は歯が動くことが多い
・この先大きく動くとは思えない
・再度矯正希望なら、すぐにできる。その際、ワイヤーは数カ月。
上部の歯の裏を削る。
・裏側接着を長期にわたってする。
との説明でした。
終了後は完ぺきな歯並びになっていたので、少しのずれも気になります。年齢を重ねるにつれ、歯が動いていくのは承知してます。
数ミリのズレは矯正終了後稀ではないのでしょうか?
噛み合わせに問題ないのならば、妥協した方が良いでしょうか。
今思いきって再度矯正した方がいいのか、
現在の歯の重なり合いがもっと際立ってきたら、矯正をした方がいいのか? 色々悩んでます。ご回答・アドバイスよろしくお願い致します。
イデア様
分かりやすいご回答、本当にありがとうございます。
親不知は下左右とも、抜歯済みです。
プレートリテーナーの選択も、
担当医と相談してみます。
本当にありがとうございました!!
分かりやすいご回答、本当にありがとうございます。
親不知は下左右とも、抜歯済みです。
プレートリテーナーの選択も、
担当医と相談してみます。
本当にありがとうございました!!
- イデア矯正歯科
- ( 神奈川県 川崎市中原区 )
- 2011年08月24日20時41分
「なおこ」さん はじめまして イデア矯正歯科の布留川 創(ふるかわ はじめ)と申します。
ご相談を拝見いたしました。
担当医の説明も良く判りますし、それを記載しているなおこさんも状況に関してよく理解されているようですね。
ただし、8番目の永久歯(第三大臼歯:通称親知らず)の有無などについての記載がありませんでしたが、その点は説明されていますか?
抜歯が適当である8番を放置していた場合、後戻りの原因ともなりえます。しかしながら、安易に抜歯が出来ない状況のときもあります。
さて、確かに、年齢を重ねることで生体は変化しますが、歯が動くことを加齢現象と捉えて妥協しなければならないような年齢ではないですよね。せっかく治療をしたのでしたら、今の年齢で凸凹が再発してしまうのは残念でしょう。
再度装置を装着するということに対しての費用負担やブラケットのわずらわしさに対する問題を納得できるのであれば再度矯正することも良いと思います。
ただし、注意点としては同じように治療を行なって、保定した場合は、再再度後戻りをする可能性があるということです。
後戻りを防ぐにはフィックスタイプを長期装着しておくという考え方もわかりやすいのですが、口腔内清掃の問題がありますし、何十年経ってから外したとしても多少の後戻りをしてしまう可能性は否定できません。24時間支えていた装置が急に無くなってしまうのですから、体に変化は生じます。
取り外しの出来るプレートリテーナーを併用し、それを長期自己管理していくという方法も一般的だと思いますので、担当先生とも相談してみてはいかがでしょうか?フィックスタイプに比べると初期の保定力は弱いかもしれませんが、徐々に使用時間を減少させ、安定を得ることが出来るものです。
再治療を行なう場合は「いかに治すか」ということよりも「いかに保定できるのか」ということのほうが重要です。その点を納得してから再治療を開始されるほうが良いと思います。また、悪くなってから治すより、早いうちに治したほうが楽で良いと思いますよ。
多少参考になりますでしょうか?
ご相談を拝見いたしました。
担当医の説明も良く判りますし、それを記載しているなおこさんも状況に関してよく理解されているようですね。
ただし、8番目の永久歯(第三大臼歯:通称親知らず)の有無などについての記載がありませんでしたが、その点は説明されていますか?
抜歯が適当である8番を放置していた場合、後戻りの原因ともなりえます。しかしながら、安易に抜歯が出来ない状況のときもあります。
さて、確かに、年齢を重ねることで生体は変化しますが、歯が動くことを加齢現象と捉えて妥協しなければならないような年齢ではないですよね。せっかく治療をしたのでしたら、今の年齢で凸凹が再発してしまうのは残念でしょう。
再度装置を装着するということに対しての費用負担やブラケットのわずらわしさに対する問題を納得できるのであれば再度矯正することも良いと思います。
ただし、注意点としては同じように治療を行なって、保定した場合は、再再度後戻りをする可能性があるということです。
後戻りを防ぐにはフィックスタイプを長期装着しておくという考え方もわかりやすいのですが、口腔内清掃の問題がありますし、何十年経ってから外したとしても多少の後戻りをしてしまう可能性は否定できません。24時間支えていた装置が急に無くなってしまうのですから、体に変化は生じます。
取り外しの出来るプレートリテーナーを併用し、それを長期自己管理していくという方法も一般的だと思いますので、担当先生とも相談してみてはいかがでしょうか?フィックスタイプに比べると初期の保定力は弱いかもしれませんが、徐々に使用時間を減少させ、安定を得ることが出来るものです。
再治療を行なう場合は「いかに治すか」ということよりも「いかに保定できるのか」ということのほうが重要です。その点を納得してから再治療を開始されるほうが良いと思います。また、悪くなってから治すより、早いうちに治したほうが楽で良いと思いますよ。
多少参考になりますでしょうか?