ふぁるさん（東京都）の相談

こんにちは。あおと矯正歯科　渋谷分室の山崎と申します。
単刀直入なお答えをすると、ご希望は叶います。
しかしながら、まず始めにお薦めしたいのは、どんなに遠方でも治療してもらった診療室もしくは担当の先生に相談することです。それは、直す前の状態や直した後の変化について、治療された先生が一番あなたの噛み合わせについてご存知だからです。
引っ越しをしたということですので、以前の先生に診察していただくことが不可能な場合でも、一度連絡をしてみてください。そこからご紹介していただければ、以前の状態や記録を送ってもらうことも出来ます。紹介が出来なくとも、記録等について一度尋ねてみてください。
「舌の使い方が悪かったから」と書いてありますが、この場合に出る症状は一般的には「開咬」といって前歯が上下噛み合わずに間から舌が見えるような状況が考えられます。これは、現在あなたが気になっている「以前より歯の噛み合わせが深くなり」とは反対の症状ですので、以前「開咬」があったとすると、かえっていい状態といっても良いくらいです。このようなことから、術前の状態などの記録がとても参考になるということです。
さて、以前の記録が入手出来ない場合はどうするかということです。
その場合は、現在のお悩みに基づいた相談を矯正専門医の診療所に直接出向いて相談してください。そして、「以前の矯正直後に治す」というあなたの持っているイメージをその先生に話してください。
上記の「開咬」と「前歯の噛み合わせが深い」との矛盾など、実際に噛み合わせやお顔つきを見せていただかないと解りにくいところが沢山有ります。「歯の噛み合わせが深くなり」と「顔も面長になる」というのも相反する症状です。
ご希望の夜だけマウスピースのようなものを使用する方法として、歯の噛み合わせが深い症状にはマウスピースのようなものが効果がある場合が有ります。ただし、夜だけ使用するタイプの、患者さんの使用の協力性に依存する方法は効果が出にくく、治療結果が出るまでに長い時間がかかったり、安定しない場合が有ります。あなたは「アフターケアを怠ったせいで」と反省をしているので大丈夫かもしれませんが、確実な方法は、全体的な矯正装置を装着してきちんと直して良い状態になった後のアフターケアーを頑張る方が得策です。装置の装着も以前ほど長くはならないはずです。
相談無料の矯正専門医も沢山有りますので、一度受診しての相談をお薦めします。

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