Mさん(千葉県)の相談

カテゴリ:装置・治療法

私は、小さな頃から受け口に悩んでいます。

中3の頃から、年齢も適当だということで歯を矯正することを考えていたのですが、そのとき私は吹奏楽部に所属していました。矯正をしたまま楽器を吹けるかどうかわからず、そのときは治療を断念しました。

しかし、先日虫歯治療のために歯医者を訪れたとき、再び矯正を勧められました。今現在も、私は吹奏楽部に所属していて中学からやっている楽器を続けています。矯正をしたまま楽器が吹けるかわからず、医師にもわからないそうです。

3年になって、引退してから矯正することも可能なのですが、よりお金と時間がかかるみたいで、年齢的にも今のほうが治療しやすいと言われました。

私が勧められた治療法は、下の奥から3番目の歯を左右対称に抜き、後ろに詰めていく、というものです。
金具が下の前歯につくので、楽器を吹くときにどうしても唇の裏側にこすれてしまい、傷ついてしまいそうで心配です。
歯の内側に金具をつけることも可能なのですが、よりお金がかかるし、タンギング(舌つき)をしたときに舌が傷ついてしまうらしいのです。

非常にわがままで申し訳ないのですが、矯正をしながら今続けている楽器を吹くことができる治療法はないのでしょうか・・・?
ちなみに、楽器はチューバを吹いています。

よろしくお願いします。

Mさん

私が学術委員長をつとめさせて頂いている矯正の研究会で次回講演依頼している内容が「矯正歯科の視点で診る管楽器吹奏 吹奏に向く……口顎形態・機能です。

当医院の患者さんも何人か吹奏楽を行っています。
成人の受け口もほとんどの症例で4番目の歯を抜かないで矯正治療を行い、学会等でも症例報告させて頂いています。

特殊な症例とも思われますので日本矯正歯科学会のHPで矯正歯科学会の専門医を検索しては如何でしょうか?

吉本歯科医院

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