もやもやさん(埼玉県)の相談

カテゴリ:その他

高校1年の女の子の母親です。
娘は、2006年4月6日に矯正治療をはじめました。 

息子が歯並びを矯正したため、娘も受診したところ、担当の先生に言われたことは、
「娘さんは、歯並びには問題ないが、中心があってないので、顎をずらして中心をあわせましょう。
娘さんのほうが、息子さんよりやったほうがいいでしょう。
骨格形成しましょう。」
とのことでした。
治療期間は、1.5年〜2.5年ということでしたが、
今年、4年目に入っても中心が合わさる気配がありません。
 
その為、先日、疑問点を先生に話をしたところ、下記のような問答がありました。

先生:「今、ゴムをはめて動かしているところです。
それが嫌なら中断するしかありませんね。」
私:「中断とは、治療をやめるということですか?」
医師:「そうです。」
とのことでした。 
高額なお金もかかっているのに、このような中断を促されとてもショックでした。
以前にも診療中に突然、
医師:「下の歯には着手しません。上の歯だけですから…」
私:「契約の時にはそんなことは、一言も聞いていませんが。」
医師:「じゃ、お嬢さんが可愛いからやりましょう。(冗談だと思いたい)」
ということがあました。

娘も高校生になり、ダンス部に入部し、「演技をする際、笑顔を作るのに矯正が恥ずかしい。もう、いい加減に口の中の器具がいやだ。」と言い始めてしまいました。

治療を断念するしかないのでしょうか?
今後どうすればよいか、アドバイスをいただけると幸いです。
PC不慣れの為、上手くまとめられません。
すみません。よろしくお願いいたします。

「もやもや」さん、こんにちは。

かみ合わせを良くすることで身体的にも心理的にも健康にする矯正治療のはずが、ドクターの心もとない発言と技術で不安にさせられ、同業者として遺憾に思います。

矯正治療はドクターと患者さんの長い付き合いの中で、信頼がとても重要です。治療を断念するのではなく、転医してみてはいかがでしょうか?

一度ご来院いだたき、現状を拝見することができれば、現在の治療の限界や可能性、目立ちにくい他の装置への切り替えなどについても検討することが可能です。

現在かかっている先生は「矯正専門」でしょうか?
ほとんどすべての「矯正歯科医」は日本矯正歯科学会に所属しており、学会へ治療の内容なども質問することができるはずです。
http://www.jos.gr.jp/



院長:日本矯正歯科学会認定医、歯学博士
元 都内歯科大学歯学部矯正科 文部科学教官

顧問:都内歯科大学名誉教授、日本矯正歯科学会指導医
母と子のよい歯のコンクール審査員長、元 日本矯正歯科学会会長

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