なあたんさんの相談

カテゴリ:治療後・アフターケア

再矯正が可能か

口元の突出感が気になっていたため表側ワイヤー非抜歯矯正をしました。カウンセリング時に開咬ということもわかり、予定ではアンカースクリューを用いて歯を圧下する、顎が少し出ると思う、1年半かかると説明を受けましたが、結局アンカースクリューを使わず7ヶ月で矯正が終わりました。
開咬が治り噛み合わせも問題ないとのことで終了されてしまいましたが完成に納得できず、家族からも矯正したのに口元のもっこり感は変わらないんだねと言われました。また矯正後から顎の梅干し皺も気になっています。
再矯正をしたいのですが、通っていたクリニックからは「Eラインより上唇が2mm以上下がっているからこれ以上下げる必要は無い、オートローテーションを起こしたとしてもオトガイ部を1mm程度前に出す位のことしかできない見込み、口元を下げたいなら抜歯矯正を行った方がいい」と言われ、顎へのヒアルロン酸注入も勧められました。
上顎はもっこりしていますが骨格的に口元は引っ込んでいるそうで、噛み合わせや歯並びがいい場合これ以上非抜歯での再矯正は難しいのでしょうか。実際に見ないとわからない部分も多いかと思いますがアドバイスお願いします。

さいたま市のSilver Lace矯正歯科と申します。

口元の突出感にお悩みの患者さんは、前歯の後退量として5〜6 mm下げないと満足されないことが多く、これだけ下げるとなると、一般的には抜歯矯正になると思います。

非抜歯でも、マウスピース矯正やインプラント矯正等で臼歯部を遠心移動させることができれば、前歯も後退させることができると思いますが、相談者さんの場合は、そもそも前歯を下げてはいけない、という診断になっているようですので、技術的な問題ではなさそうに思います。

Eラインというのは、上下の唇と、鼻先、顎先の前後的な位置関係を相対的にみているだけなので、口元の突出感とは関係ないこともあります。

相談者さんのように、「上顎はもっこりしているが骨格的に口元は引っ込んでいる」というのが、具体的にどういうことなのかよくわかりませんので、かかりつけとは別の、矯正専門医院が行なっている矯正相談やカウンセリングを受けてみると良いと思います。ご検討ください。

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