テゴさんの相談
カテゴリ：治療中のケア、調整
矯正終盤における上顎の歯の隙間について
いつもこちらのサイトを拝見し、矯正における不安や疑問などを解消しています。先生方、いつも我々に親身に寄り添ってくださり、助言していただきまして本当にありがとうございます。
ここからは今回の相談ですが、
私は現在 表側ワイヤー矯正 1年と5ヶ月目で、
担当の先生には「あと少し残っている下顎の隙間が埋まったら、噛み合わせの調整などをして終了です。」と言われました。
(上顎左右4番、下顎左1番 の計3本を抜歯し、現在は下顎の隙間を埋めるためにゴムで引っ張っている状態です。)
しかし私が今回気にしているのが、
上顎の数カ所における一味やコショウが若干詰りやすい程度のわずかな隙間です。詳しく申し上げますと、右3番5番の間、前歯2本の間です。ワイヤーを外した後にこの隙間がスペースとなって後戻りの原因にならないか不安に思っています。
もう一点質問です。
デンタルフロスをすると歯間の隙間があいてしまい、次の日には元に戻っています。これはワイヤー矯正による歯の移動によって歯が安定していないからでしょうか?
ご多忙のことと存じますが、ご回答よろしくお願いいたします。
-
- マロニエ矯正歯科クリニック
- （ 埼玉県 草加市 ）
- 2022-08-15 19:14:00
初めまして、マロニエ矯正歯科クリニックの栗田です。
ご質問にお答えします。
矯正治療の後半になり、微妙に空いているスペースが気になるということですね。
まだ治療が完了していないので、今後閉じていく可能性が高いと思われます。
「物が詰まりやすい」というのは、担当医が肉眼で見ても気づきにくい点です。
隙間がすべて閉鎖し、咬み合わせがバッチリになって初めて終了できます。
まだ気になる点があるうちは終わりにしない方がいいので、担当医に伝えましょう。
上２本、下前歯１本抜歯というのは、先天欠如でもない限りは珍しい治療法です。
「�教薀好蝓璽ぅ鵐汽ぅ供嫉転紊押廚箸い�治し方で、私もたまに選択します。
適応症とバッチリ一致すると治りも早いですが、上下の歯の本数が合わないので、
最終的に上下の歯を咬ませていくときにゴールが見つからずに長引くこともあります。
もう少しで終わりになると思っていらっしゃるかもしれませんが、まだまだかかるかもしれません。
歯と歯の間に物が詰まりやすい状態となっていますが、実際に隙間が残っているかもしれません。
完全に閉鎖していれば、物は詰まりませんし、逆に割と開いていても詰まりません。
微妙に隙間が空いているのが、一番物が詰まりやすいです。
肉眼でギリギリ見えるレベルの隙間から、目で見てわからないレベルの隙間ですので、
担当の先生は気づいていないかもしれません。気づいていて今後閉じる予定かもしれませんが、
気づいていない場合はそのまま終了になるかもしれないので、ちゃんと伝えといた方が安全です。
隙間が空いていないのに、物が詰まることもあります。咬み合わせが一点だけ強く当たっていて、
そこに食物が押し込まれてしまうパターンです。まだ咬み合わせが完成していないので、
今後治療が終了に近づくに連れてだんだんと咬み合わせが良くなっていけば改善するかもしれません。
また、歯茎が下がり、ブラックトライアングルが生じている場合は側面から詰まりやすくなります。
基本的に下がった歯茎は再生しませんので、ブラックトライアングルはそのままになります。
ディスキングなどで歯の側面部を少量削って隙間を閉鎖すれば、消滅させられるかもしれません。
フロスの件ですが、今は矯正治療中であり、すべての歯がぐらぐらしています。
矯正治療が終了し、矯正器具を外し、保定装置で抑えていくとだんだんと骨が固まっていきます。
フロスでなくとも歯に力をかければ歯は動くはずです。矯正もただ歯を押しているにすぎませんので、
ご自身で矯正力を歯にかけているから歯が動いているわけですね。
歯が安定していたら歯は動きません。矯正治療中は歯の位置も咬み合わせも不安定です。
後戻りの原因、というかスペースが空くこと自体が後戻りです。
リテーナーの使用をやめると１００％後戻りしますが、スペースが閉鎖しきらずに終了すると、
リテーナーでも抑えにくいでしょうし、より崩れやすくなる気はします。
何にせよ、まだ矯正治療は途中です。すべての問題点が解決したら終了です。
つまり、矯正治療中は必ず問題点があり、違和感や不快感が必ずあるということです。
気になることは実際に治療を行っている担当医しか解決できないので、思いを伝えましょう。
今後改善する予定かもしれませんし、言わないと改善されないかもしれません。
「これで終了です」と言われたときに気になるところがあれば、終了とせずに治してもらいましょう。
以上を、ご質問への回答といたします。よろしくお願いいたします。
ご質問にお答えします。
矯正治療の後半になり、微妙に空いているスペースが気になるということですね。
まだ治療が完了していないので、今後閉じていく可能性が高いと思われます。
「物が詰まりやすい」というのは、担当医が肉眼で見ても気づきにくい点です。
隙間がすべて閉鎖し、咬み合わせがバッチリになって初めて終了できます。
まだ気になる点があるうちは終わりにしない方がいいので、担当医に伝えましょう。
上２本、下前歯１本抜歯というのは、先天欠如でもない限りは珍しい治療法です。
「�教薀好蝓璽ぅ鵐汽ぅ供嫉転紊押廚箸い�治し方で、私もたまに選択します。
適応症とバッチリ一致すると治りも早いですが、上下の歯の本数が合わないので、
最終的に上下の歯を咬ませていくときにゴールが見つからずに長引くこともあります。
もう少しで終わりになると思っていらっしゃるかもしれませんが、まだまだかかるかもしれません。
歯と歯の間に物が詰まりやすい状態となっていますが、実際に隙間が残っているかもしれません。
完全に閉鎖していれば、物は詰まりませんし、逆に割と開いていても詰まりません。
微妙に隙間が空いているのが、一番物が詰まりやすいです。
肉眼でギリギリ見えるレベルの隙間から、目で見てわからないレベルの隙間ですので、
担当の先生は気づいていないかもしれません。気づいていて今後閉じる予定かもしれませんが、
気づいていない場合はそのまま終了になるかもしれないので、ちゃんと伝えといた方が安全です。
隙間が空いていないのに、物が詰まることもあります。咬み合わせが一点だけ強く当たっていて、
そこに食物が押し込まれてしまうパターンです。まだ咬み合わせが完成していないので、
今後治療が終了に近づくに連れてだんだんと咬み合わせが良くなっていけば改善するかもしれません。
また、歯茎が下がり、ブラックトライアングルが生じている場合は側面から詰まりやすくなります。
基本的に下がった歯茎は再生しませんので、ブラックトライアングルはそのままになります。
ディスキングなどで歯の側面部を少量削って隙間を閉鎖すれば、消滅させられるかもしれません。
フロスの件ですが、今は矯正治療中であり、すべての歯がぐらぐらしています。
矯正治療が終了し、矯正器具を外し、保定装置で抑えていくとだんだんと骨が固まっていきます。
フロスでなくとも歯に力をかければ歯は動くはずです。矯正もただ歯を押しているにすぎませんので、
ご自身で矯正力を歯にかけているから歯が動いているわけですね。
歯が安定していたら歯は動きません。矯正治療中は歯の位置も咬み合わせも不安定です。
後戻りの原因、というかスペースが空くこと自体が後戻りです。
リテーナーの使用をやめると１００％後戻りしますが、スペースが閉鎖しきらずに終了すると、
リテーナーでも抑えにくいでしょうし、より崩れやすくなる気はします。
何にせよ、まだ矯正治療は途中です。すべての問題点が解決したら終了です。
つまり、矯正治療中は必ず問題点があり、違和感や不快感が必ずあるということです。
気になることは実際に治療を行っている担当医しか解決できないので、思いを伝えましょう。
今後改善する予定かもしれませんし、言わないと改善されないかもしれません。
「これで終了です」と言われたときに気になるところがあれば、終了とせずに治してもらいましょう。
以上を、ご質問への回答といたします。よろしくお願いいたします。
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- Silver Lace矯正歯科
- （ 埼玉県 さいたま市浦和区 ）
- 2022-08-16 00:20:00
さいたま市のSilver Lace矯正歯科と申します。
色々と気になることがおありのようですが、まだ矯正治療中ということですし、実際にお口の中を拝見したわけでもありませんので何とも言えないと思います。
矯正治療に関する不安や疑問は、矯正担当ドクターに直接質問して解決するのが一番良いと思います。ご検討ください。
色々と気になることがおありのようですが、まだ矯正治療中ということですし、実際にお口の中を拝見したわけでもありませんので何とも言えないと思います。
矯正治療に関する不安や疑問は、矯正担当ドクターに直接質問して解決するのが一番良いと思います。ご検討ください。
