めちゃさんの相談
カテゴリ:成人矯正
こんにちは初めての投稿失礼します!
私は2年ほど前に矯正を始めました。一年半頃までは歯並びが綺麗になりあとはずっと固定を続けて行くだけでした。
ある時、ブラケットが外れてしまい新人さんが担当することになりました。そこから歯がずれ出し現在もずっとずれが続いております。そしてセンターもずれ出しました。あと2番目の歯を上に上げるはずがブラケットがかなり上に付いていて歯が下に下がってしまいました。
私でも歯を上げるならブラケットは絶対に下につけることぐらいわかります。
私は資格もない素人ですが、治療についてあれこれ口出ししてもいいと思いますか?あと、もう少しこうしたいなど要望は伝えても大丈夫でしょうか?
どんどん酷くなるばかりで、自分で治療したいくらいです(;o;)
今までかけてきたお金と時間が本当に無駄に感じてしまいます。愚痴も書いてしまいました。すみません、、
- マロニエ矯正歯科クリニック
- ( 埼玉県 草加市 )
- 2022-06-29 12:57:00
初めまして、マロニエ矯正歯科クリニックの栗田です。
ご質問にお答えします。
不適切なブラケットポジションによる歯列の乱れが気になるということですね。
歯の先端を合わせるのは、治療上とても簡単なことなので、すぐに修正は出来ると思います。
気になることはお伝えしないと、気に入らない仕上がりのまま終了となる恐れもあります。
思ったことがあれば伝えた方が良いでしょう。
それで嫌な顔をされるなら、良い歯医者ではないということです。
あからさまに意味不明なクレームでない限りは、聞いてくれると思います。
ブラケットをつけるのは、ごく一部の歯科医院を除くと歯科医師の役目です。
初めて担当した若めの歯科医師がつけたブラケットの位置が、
院長(もしくは古参の歯科医師)がつけた位置とずれているということですね。
経験が浅いと、ベストな位置にブラケットがつけられないこともありますし、
そもそも正しいブラケットの位置というのは、歯科医師によって全く違います。
それぞれの歯科医師ごとに好きなブラケットの位置があり、
その位置は感覚や治し方によって変わりますが、つけた歯科医師なりのやり方で治療を全うさせます。
つまり、若手の先生なりに正しい位置につけているのかもしれません。
ただ、医院ごとに院長の定める適切なブラケットポジションというものが存在します。
すでにくっついている他のブラケットの位置と不調和が出ないように、空気を読んでつけ直すものです。
若手の先生が、医院のルールを無視して我を通したか、無自覚でただ単に感覚で着けてしまった可能性もあります。
現医院に来て日が浅いのか、その医院なりのやり方にまだ合わせられていないのかもしれませんね。
また、ブラケットを再度つけ直せば、元通りに歯並びに戻すことが出来ると思います。
私の歯科医院も、院長である私のブラケットポジションで統一させていますし、
他の歯科医師にブラケットをつけてもらうことも多いです。
後で私が見た時に、ちょっと違うなと思えばつけ直したりもします。
自分だけでブラケットをつけた時も、後で位置が違うと思えばつけ直すものですし、
ちょうどいい場所にブラケットがついていなくても修正は簡単です。やり直せがいいだけですから。
ただ、その修正をいつやるのか、というのが問題になってきます。
基本的な矯正治療のやり方は、まずブラケットをつけて、でこぼこを治します。
でこぼこが治ってきたら、今度は抜歯したスペースを閉じていきます。
スペースが閉じたら、細かいところの微調整を行い、仕上げていきます。
この流れのうちで、スペースを閉じている間に関しては、ブラケットをつけ直せません。
スペース閉鎖時は、ステンレスの硬いワイヤーが入っています。
ブラケットをつけ直すと、一度チタン製の柔らかいワイヤーに戻すことになりますが、
その間はスペースを閉じることが出来なくなり、治療が完全に停滞してしまうからです。
なので、ブラケットの位置が違うなと思っても、あえてそのままにしておき、
仕上げの段階になってからつけ直していくのが無駄がない治療となります。
なので、みるからにずれたブラケットポジションでもつけ直さないのかもしれません。
また、仕上げのやり方は、2種類あります。
上下の歯が最大面積でみっちり咬み合うようにするため、上下の歯を動かしますが、
ブラケットをつけ直して調整する先生と、ワイヤーを曲げて調整する先生がいます。
どちらかというと曲げて治す先生が多いように思いますが、曲げて治す場合はブラケットの位置はそのままです。
ワイヤーをぐにゃぐにゃ曲げて、そのワイヤーの力で歯を動かして仕上げていきます。
ワイヤーを曲げるとスペースを閉じられなくなるので、曲げて修正する場合も、最後にやります。
質問者様の状態が、どの治療段階にあるかにもよりますが、
仕上げの段階に入る前にブラケットをつけ直したり、ワイヤーを曲げるわけにはいかないので、
歯の高さが気になると言っても、修正するのはもう少し治療が進んでからと言われるかもしれません。
ですが、仕上げの段階では必ず治せますので、心配しないで大丈夫だと思います。
また、歯の高さが違うのは、意図的に行っている可能性があります。
歯の形や大きさは人それぞれ異なりますし、長すぎたり短すぎたりすることもあります。
また、歯は咬むためにあるため、見た目はきれいでも上下で咬みあっていなければ意味はありません。
なので、あえて上の方の位置につけ直し、わざと歯を下に下げたりします。
そうすると歯の先端の高さがおかしくなりますが、先端を削ることで修正します。
歯の先端が削れて形が悪い時や、歯茎のラインが合わない時、
また該当の歯が全然咬んでいない時などに、このような方法をやることがあります。
一時的に先端が合わなくなるし、歯を削る前提の処置なので、理解のために事前に説明すると思いますが。
もしかしたら、歯の先端が合わないのは一時的で、わざとやっている可能性もあります。
歯の正中がずれてきた、ということですがそれはブラケットの高さはあまり関係ありません。
治療の途中ですれることはありますし、もしかしたらずれて仕上がるかもしれません。
治療が完了した瞬間が治療の結果であり、治療途中の方が良い状態だった、というのは無意味なことです。
高一、高二の成績が良くても、高三の卒業時の成績が大事なわけです。
仕上げの時は歯並びが一時的に崩れやすいですが、これはより良い咬み合わせにするためです。
歯の固定をする、というのを半年やっているというのが、少し意味がわからないのですが、
おそらく治療の仕上げに入っているという意味でしょうか?
ワイヤーがついた状態で安定させるなら歯は動かさないはずですし、
実際に変化しているならディテーリングという仕上げを行っているということではないでしょうか。
その仕上げ作業を行ううちに歯が細かく動いていく中で、正中がずれたのでしょう。
最終的に咬み合うその瞬間まで、咬み合わせもいい状態ではありませんし、見た目もそうです。
これで完了です、と言われて仕上がりが悪いのであれば、まだ継続すべきだと思いますが、
まだ終わっていない状態に関して、細かい部分を気にされても仕方がないことです。
焼いている最中のパンケーキを勝手に味見して生焼けじゃないかと文句を言うようなものです。
テーブルに出されたパンケーキが生焼けだったら、焼き直せと言いましょう。
担当する歯科医師の中で、最終的に正中を合わせるつもりなのかもしれませんし、
もしかしたら正中が合わない治療プランの可能性もあり、ずれて仕上がるかもしれません。
なんにせよ、まだ治療途中なので、何とも言えません。
最後はバッチリ治って、今気になることは全部杞憂かもしれません。
気になるようであれば、担当する先生に直接聞いてみると回答が得られると思います。
治療するのは矯正歯科医師ですが、歯の持ち主は質問者様です。
ブラケットを外すと修正は出来なくなりますので、治療中のうちに、気になることは伝えましょう。
治療後に後悔しないよう、納得して治療を終えられるように行動しましょう。
これまでのお金と時間を無駄にするかは質問者様次第かもしれません。
以上を質問への回答といたします。よろしくお願いいたします。
ご質問にお答えします。
不適切なブラケットポジションによる歯列の乱れが気になるということですね。
歯の先端を合わせるのは、治療上とても簡単なことなので、すぐに修正は出来ると思います。
気になることはお伝えしないと、気に入らない仕上がりのまま終了となる恐れもあります。
思ったことがあれば伝えた方が良いでしょう。
それで嫌な顔をされるなら、良い歯医者ではないということです。
あからさまに意味不明なクレームでない限りは、聞いてくれると思います。
ブラケットをつけるのは、ごく一部の歯科医院を除くと歯科医師の役目です。
初めて担当した若めの歯科医師がつけたブラケットの位置が、
院長(もしくは古参の歯科医師)がつけた位置とずれているということですね。
経験が浅いと、ベストな位置にブラケットがつけられないこともありますし、
そもそも正しいブラケットの位置というのは、歯科医師によって全く違います。
それぞれの歯科医師ごとに好きなブラケットの位置があり、
その位置は感覚や治し方によって変わりますが、つけた歯科医師なりのやり方で治療を全うさせます。
つまり、若手の先生なりに正しい位置につけているのかもしれません。
ただ、医院ごとに院長の定める適切なブラケットポジションというものが存在します。
すでにくっついている他のブラケットの位置と不調和が出ないように、空気を読んでつけ直すものです。
若手の先生が、医院のルールを無視して我を通したか、無自覚でただ単に感覚で着けてしまった可能性もあります。
現医院に来て日が浅いのか、その医院なりのやり方にまだ合わせられていないのかもしれませんね。
また、ブラケットを再度つけ直せば、元通りに歯並びに戻すことが出来ると思います。
私の歯科医院も、院長である私のブラケットポジションで統一させていますし、
他の歯科医師にブラケットをつけてもらうことも多いです。
後で私が見た時に、ちょっと違うなと思えばつけ直したりもします。
自分だけでブラケットをつけた時も、後で位置が違うと思えばつけ直すものですし、
ちょうどいい場所にブラケットがついていなくても修正は簡単です。やり直せがいいだけですから。
ただ、その修正をいつやるのか、というのが問題になってきます。
基本的な矯正治療のやり方は、まずブラケットをつけて、でこぼこを治します。
でこぼこが治ってきたら、今度は抜歯したスペースを閉じていきます。
スペースが閉じたら、細かいところの微調整を行い、仕上げていきます。
この流れのうちで、スペースを閉じている間に関しては、ブラケットをつけ直せません。
スペース閉鎖時は、ステンレスの硬いワイヤーが入っています。
ブラケットをつけ直すと、一度チタン製の柔らかいワイヤーに戻すことになりますが、
その間はスペースを閉じることが出来なくなり、治療が完全に停滞してしまうからです。
なので、ブラケットの位置が違うなと思っても、あえてそのままにしておき、
仕上げの段階になってからつけ直していくのが無駄がない治療となります。
なので、みるからにずれたブラケットポジションでもつけ直さないのかもしれません。
また、仕上げのやり方は、2種類あります。
上下の歯が最大面積でみっちり咬み合うようにするため、上下の歯を動かしますが、
ブラケットをつけ直して調整する先生と、ワイヤーを曲げて調整する先生がいます。
どちらかというと曲げて治す先生が多いように思いますが、曲げて治す場合はブラケットの位置はそのままです。
ワイヤーをぐにゃぐにゃ曲げて、そのワイヤーの力で歯を動かして仕上げていきます。
ワイヤーを曲げるとスペースを閉じられなくなるので、曲げて修正する場合も、最後にやります。
質問者様の状態が、どの治療段階にあるかにもよりますが、
仕上げの段階に入る前にブラケットをつけ直したり、ワイヤーを曲げるわけにはいかないので、
歯の高さが気になると言っても、修正するのはもう少し治療が進んでからと言われるかもしれません。
ですが、仕上げの段階では必ず治せますので、心配しないで大丈夫だと思います。
また、歯の高さが違うのは、意図的に行っている可能性があります。
歯の形や大きさは人それぞれ異なりますし、長すぎたり短すぎたりすることもあります。
また、歯は咬むためにあるため、見た目はきれいでも上下で咬みあっていなければ意味はありません。
なので、あえて上の方の位置につけ直し、わざと歯を下に下げたりします。
そうすると歯の先端の高さがおかしくなりますが、先端を削ることで修正します。
歯の先端が削れて形が悪い時や、歯茎のラインが合わない時、
また該当の歯が全然咬んでいない時などに、このような方法をやることがあります。
一時的に先端が合わなくなるし、歯を削る前提の処置なので、理解のために事前に説明すると思いますが。
もしかしたら、歯の先端が合わないのは一時的で、わざとやっている可能性もあります。
歯の正中がずれてきた、ということですがそれはブラケットの高さはあまり関係ありません。
治療の途中ですれることはありますし、もしかしたらずれて仕上がるかもしれません。
治療が完了した瞬間が治療の結果であり、治療途中の方が良い状態だった、というのは無意味なことです。
高一、高二の成績が良くても、高三の卒業時の成績が大事なわけです。
仕上げの時は歯並びが一時的に崩れやすいですが、これはより良い咬み合わせにするためです。
歯の固定をする、というのを半年やっているというのが、少し意味がわからないのですが、
おそらく治療の仕上げに入っているという意味でしょうか?
ワイヤーがついた状態で安定させるなら歯は動かさないはずですし、
実際に変化しているならディテーリングという仕上げを行っているということではないでしょうか。
その仕上げ作業を行ううちに歯が細かく動いていく中で、正中がずれたのでしょう。
最終的に咬み合うその瞬間まで、咬み合わせもいい状態ではありませんし、見た目もそうです。
これで完了です、と言われて仕上がりが悪いのであれば、まだ継続すべきだと思いますが、
まだ終わっていない状態に関して、細かい部分を気にされても仕方がないことです。
焼いている最中のパンケーキを勝手に味見して生焼けじゃないかと文句を言うようなものです。
テーブルに出されたパンケーキが生焼けだったら、焼き直せと言いましょう。
担当する歯科医師の中で、最終的に正中を合わせるつもりなのかもしれませんし、
もしかしたら正中が合わない治療プランの可能性もあり、ずれて仕上がるかもしれません。
なんにせよ、まだ治療途中なので、何とも言えません。
最後はバッチリ治って、今気になることは全部杞憂かもしれません。
気になるようであれば、担当する先生に直接聞いてみると回答が得られると思います。
治療するのは矯正歯科医師ですが、歯の持ち主は質問者様です。
ブラケットを外すと修正は出来なくなりますので、治療中のうちに、気になることは伝えましょう。
治療後に後悔しないよう、納得して治療を終えられるように行動しましょう。
これまでのお金と時間を無駄にするかは質問者様次第かもしれません。
以上を質問への回答といたします。よろしくお願いいたします。