えっちゃんさんの相談

カテゴリ:治療中のケア、調整

下の前歯の隙間が閉じず、クラウンかインプラントを勧められている。

  • 投稿者 えっちゃん さん [28才 女性 会社員] 2021/10/02/ 12:24
  • カテゴリー 成人矯正 治療中のケア、調整 治療中
  • お悩みの歯 上あご右5番 上あご左4番 下あご右1番 下あご右2番 下あご右3番 下あご右4番 下あご右5番 下あご左1番

相談させてください。
28歳女です。
叢生のため、矯正をはじめ1年になります。

上は右5番、左4番の2本、下は右5番1本を抜歯し矯正をはじめました。

下右5番は過去に根尖性歯周炎になり、炎症を数回繰り返していたため抜歯になりました。

また右下の前歯1番と2番が癒合歯です。

最初の計画では隙間を埋めて終了なはずでしたが、

今回
これ以上、下の右5番の隙間を詰めると奥歯が倒れ、かみ合わせが悪くなるため、インプラントかクラウンで歯を大きくし隙間を埋めた方が良いと言われました。

選択肢としては

1.前歯が癒合歯で見た目が悪いため、左下1番を癒合歯の大きさ合わせたクラウンを被せて左右対象にする。

2.右下6番にクラウンを被せ5番の隙間をうめる

3.右下5番の開いてる隙間をインプラントで埋める

3パターンを提示されました。

どちらにせよ、インプラントかセラミックの費用が追加でかかるようです。

質問ですが、
右下5番の抜歯は納得してやりましたが
癒合歯で歯の大きさが足りないことは最初からわかっていたのに、この可能性は示せなかったのでしょうか?
急に追加で費用がかかると言われ納得できません。

また、3つの選択肢のうちどれが良いでしょうか?
インプラントは費用が高すぎるのと動かせないので躊躇しています。

また1番を大きくするので見た目はよくなるのでしょうか?
中心は合うでしょうが、普通3本あるところに大きな前歯2本は違和感があるのではと思っています。

また健康な歯を削ってセラミック(ジルコニア)のクラウンを被せた場合歯の寿命はどのくらい短くなってしまうのでしょうか?


長くなってしまいましたが、ご回答宜しくお願いします。

こんにちは、長崎の堀内と申します。
さて、お問い合わせの件ですが、考えられる範囲でお答えしますね。
右下5のスペースがこれ以上閉じないことと、右下21の癒合歯のことですね。
また、右下5のスペースをどう閉じるかという選択肢を提示されたということですね。
確かに右下21の矮小歯の問題は事前に予測しようと思えば、できたのかもしれませんね。
ただし、これは矯正医にとっては頭の痛い話になりますが、並べてみないことには判定できにくいという部分がすくならからずありますよね。
セットアップといって技工士さんに事前の予測模型を作ってもらうことはできますが、結構な費用がかかり患者さまに請求しにくいというのがあります。
なのでほとんど場合は、セットアップは行わないんじゃないでしょうか。
また、右下5のスペースが閉じなかったということですが、横向き寝などの癖がありますよね?
おそらくこういった癖があるとなかなか隙間が閉じなかったりしますね。
足組みなども影響したりしますが、こういった癖はほとんどの場合指摘されることも少ないかと思いますが、指摘されたとしても直せないことがほとんどなので、生活習慣を完全にただすということよりもある程度、その生活習慣に合わせたプランにしていくほうがより現実的ではありますね。
そして、右下の5の隙間のことですが、インプラントに抵抗ありますよね。
セラミックも抵抗があられるということであれば、例えば、隙間の手前までの歯を固定してもらって、隙間をそのままにして歯が動くかもしれない可能性にかけてみるのもありかと思います。
一年くらいしてどうしても閉じないようならその時にセラミックかインプラントという選択肢を改めて考えられてはどうでしょうか。
ご参考にされてくださいね。
  • えっちゃん(28歳 女性 会社員 )
  • 2021年10月14日08時23分
丁寧なご返答ありがとうございました。
インプラントやクラウンを絶対にしなければならないと思っていましたが、
担当の先生ともインプラントやクラウンはできるだけしたくない事を相談して今後の治療をしていきたいと思います。
さいたま市のSilver Lace矯正歯科と申します。

癒合歯があって歯の大きさが足りない場合に、通常の咬み合わせにしようとすればスキマができてしまうというのは最初からわかっていたと思います。

そういう場合は、少しずつ歯をずらす等、普通とは違う咬み合わせにして隙間を閉じる計画を立てることがありますが、相談者さんの場合には何らかの原因でそれが上手くいかなかったのだと思います。

3つの選択肢に関しては、実際にお口の中を拝見したわけではありませんので何とも言えません。

3つの選択肢の方が医院側としてはお手軽になるとは思いますが、技術的には、奥歯が倒れるのが問題なら倒れないように動かせば良いわけですし、奥歯が動かせないなら前歯を下げるという選択肢、また、下顎の歯が小さいことが問題なら上顎の歯もそれにあわせて小さくするとか等、矯正だけでもまだできることがあるのではないか、という印象です。

追加の費用に関しては、矯正歯科の契約がどうなっているかによって変わってくると思いますので、矯正担当ドクターと話し合う必要があると思います。ご検討下さい。
この文章では最初のかみ合わせの状態が良く分かりません。
一般論で話をします。
どうして上顎2本で下顎が1本なのでしょう?
左右の対象性、上下のバランスを考えると第一小臼歯の4本抜歯になります。
犬歯のかみ合わせのお話はありましたか?
矯正は見かけを直すのでは無く、機能的にかみ合わせを治すものです。
一生使ってゆくための矯正をしたいですよね。
その話が無かったのなら見かけだけの矯正をしているのでしょうね。
5番の抜歯部位が詰まらないのはおかしいです。
「何とか詰めてください」と言ってみて下さい。
抜歯の隙間をクラウンやインプラントでごまかすのは、矯正の技術的な不足をごまかすためです。
その先生は矯正の専門医ですか?
一般歯科の先生ですか?
矯正の専門医なら、見かけの矯正もしないだろうし、クラウンでごまかす事はないと思います。
少々の隙間は空けておけば良いのです。
自然に詰まる事もあるし、つまれば歯ブラシで取れば良いのです。
インプラントやクラウンにするとこれから70年も持ちません。
これからの寿命は100歳です。
出来上がったかみ合わせも一生使ってゆけるかみ合わせにしたいですよね。
先生の言いなりにならず、出来るだけ自分の歯で過ごしましょう。
  • えっちゃん(28歳 女性 会社員 )
  • 2021年10月14日08時40分
丁寧なご回答ありがとうございました。
もともとの噛み合せは、奥歯は全体的にかみ合っておりましたが上の前歯が犬歯が2本とも飛び出した叢生でした。下の歯列はもともときれいに並んでおり、癒合歯もあることで歯列自体が小さいようでした。
虫歯で下5番を抜かない場合は上の歯も1本だけ抜く予定でした。 

担当の先生は、咬み合わせ認定医みたいなのでセラミックや、インプラント以外の方法を確認しつつベストなかみ合わせに持っていけるようしっかり話し合いたいです。

ありがとうございました

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