なさんの相談

カテゴリ:その他

下顎後退、過蓋咬合

  • 投稿者 な さん [28才 男性 会社員] 2021/10/01/ 03:05
  • カテゴリー 成人矯正 その他 治療前
  • お悩みの歯 上あご右1番 上あご左1番

過蓋咬合、下顎後退、上顎前突、顎なしで矯正を考えております。
数件矯正のカウンセリングに行ったのですが、
1つ目は顎機能診断施設で、精密検査次第だが外科手術有の可能性60%。
手術前によくなる可能性がある、と言われました。(現在精密検査待ち)
2つ目では、うちでは満足の行く様には出来ないと言われました。
かなり下顎が交代しているため、上顎をそこまで下げることは出来ないとのこと。
3つ目は一般歯科併設の歯科で認定医もいない場所でしたが、
治りますよ、色々方法があるので検査して見つけて治しましょう、とのことでした。

出来るなら矯正のみで終わらせたいのですが、下顎が後退して顎無しなので矯正だけではどうにもならないのかとどこで受けようか非常に悩んでいます。
2つ目の歯科で上の歯を下の歯に合わせるのは無理と言われたのに、他では出来るなんてことあるのでしょうか?
また、下顎が後退しているのにそこに上顎を合わせると変にならないかな?とも疑問が。
ネットで調べると、下顎を矯正で出すと書いてる歯科医さんもいたのですが、
矯正で下顎を出すことは可能なのでしょうか。

こんにちは、長崎の堀内と申します。
さて、お問い合わせの件ですが、下顎が後退した状態の矯正治療に対して3か所の歯科で意見が違うということですね。
考えれる範囲でお答えしますね。
下顎が後退しているからうちでは満足にできないと言われた歯科の説明がもっともあっているのかもしれないと考えられます。
一件目の歯科で手術の可能性を言われたとのことですが、おそらく控えめに言われている可能性がありますね。
本来、下顎が後退していて口ゴボと言われている方に対して上の前歯を後ろに後退させても口ゴボは改善されません。
かえって呼吸を侵害します。結果、無呼吸など問題が起こります。
手術に対して抵抗があられるかと思いますが、呼吸も同時に改善することと理想的なお顔を獲得するなら手術併用の矯正がお勧めですね。ご参考にされてくだいね。
  • な(28歳 男性 会社員 )
  • 2021年10月02日12時15分
丁寧なご返信ありがとうございます。
とても納得しました。外科矯正を視野に入れることにしました。
1件目は明日精密検査で、矯正のみで治せると言ってくれた歯科は火曜日に精密検査です。
両方受けて治療方針聞こうと思っていますが、
一件目で顎変形症認められず外科矯正なしで矯正のみと診断されたら、三件目の方が通いやすい為そちらで矯正のみで受けようと考えているのですが、
精密検査で顎変形症認められなかったとしても他の歯科では認められることもあるのでしょうか?
それなら認められる場所を見つけるまで探すのも手かなと思いました(お金はかなりかかりますが…)
こんばんは、返信ありがとうございます。
堀内です。
手術併用矯正を検討しようと思っておられるということですね。
クチゴボという言い方は、こちらの質問コーナーで多くの方が使っておられますよね。
私のところではそういう言い方をしませんが、いずれにしても顎がない感じで口元が逆に出っ張っていて口びるが閉じれない口元ということだと思います。
こういう方は、ほとんど猫背で踵重心でおられたりすることが多く呼吸に問題があられる方が多いです。
そして、気胸にもなられやすいと思います。
先日もお答えしましたが、矯正だけで治るという考えは、この呼吸の問題を無視しているように思えてなりません。
日本人に多い無呼吸ですが、これが原因で心筋梗塞や脳梗塞のリスクがかなり高くなります。
おそらく、お昼間に眠くなられることが多いのではないでしょうか。
あるいは、顎の付け根がまれにカクカクしていたりですね。
横を向いて寝ると呼吸が楽だけと、上を向いて寝ると呼吸が苦しくて、夜中に目が覚めてしまったりとかあられるのかもと思います。
これを改善させるとしたら、おそらく今のところ手術しか方法がないはずです。
手術がベストというわけではありません。
ベターということになります。
どなたでも他にデメリットがないのであれば、手術以外の方法を選択されると思います。
そのデメリットを説明するか、あるいは歯科医師の方がこの問題をそもそも意識しているかということだと思いますが、矯正治療のあとのご自身の人生を考えますとよりベターな選択を考えるべきかと思います。
また、顎変形症の病名のつけ方についてですが、
ただ単に手術を併用で矯正をする場合は、保険の病名が必要ですから顎変形症という病名を付けます。
ご本人が手術をしたくないということであれば、病名自体つける必要がないというただそれだけのことです。
結局、手術なしでするか否かで病名が変わるという話だけです。
ご参考にされてくださいね。

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