みづきさんの相談
カテゴリ:症状の悩み
顎に痛みを伴いながらオープンバイトになり、矯正をして1年がたちました。オープンバイトは治り、元々歯並びはよいためほぼ完璧に並んでいる状態です。しかし、噛み合わせがあっていないのか何もしていないときもずっと顎が痛く、物を噛む時左で噛むと違和感で顎が痛いです。また、普通に口を閉じている時の噛み合わせが数分おきで変わってしまいます。右の歯が強く当たってるとおもったら気づいたら今度は左の歯の方が強く当たっている気がするという感じです。なので調整の時、強く当たっている部分を治して(削って)もらったのですが、その次の日には噛み合わせがおかしいという感じです。歯並びがほぼもうよいため歯科医さんにこの自分だけわかる噛み合わせの違和感を説明しずらいです。矯正で正しい噛み合わせに戻すことは無理なのでしょうか?また、調整で歯の強く当たる部分を削っても意味があるのか、削ってもっと悪い噛み合わせになることはありますか?
- ニコニコ歯科 伊那矯正オフィス
- ( 長野県 伊那市 )
- 2021-04-15 22:54:00
矯正で正しいかみ合わせに誘導することは可能です。
削ることは矯正装置を外してからでもできる治療です。
いま、体で起きている変化はPCRと呼ばれる変化の可能性が高いです。プログレッシブ コンダイラー リゾプションのを略です。担当の先生に今の状況を一言で説明するなら、PCRっぽいと伝えるのが早いと思います。PCRは進行性の顎関節の変形で、女性ホルモンの働きが旺盛な時期に発症しやすく、しばらくすると落ち着くと言われていますが正確な原因や治療法は分かっていません。わかっているのは、日々変化するということ。変化している間は治療を終われないということです。逆に言うと、いずれ落ち着くので今焦らなくて良いということ。痛いとつらいですが、今色々してもまた変わるので、今は削りすぎない方がお勧めです。
削ることは矯正装置を外してからでもできる治療です。
いま、体で起きている変化はPCRと呼ばれる変化の可能性が高いです。プログレッシブ コンダイラー リゾプションのを略です。担当の先生に今の状況を一言で説明するなら、PCRっぽいと伝えるのが早いと思います。PCRは進行性の顎関節の変形で、女性ホルモンの働きが旺盛な時期に発症しやすく、しばらくすると落ち着くと言われていますが正確な原因や治療法は分かっていません。わかっているのは、日々変化するということ。変化している間は治療を終われないということです。逆に言うと、いずれ落ち着くので今焦らなくて良いということ。痛いとつらいですが、今色々してもまた変わるので、今は削りすぎない方がお勧めです。
- 大牟禮矯正歯科クリニック
- ( 愛媛県 松山市 )
- 2021-04-16 09:22:00
オープンバイトになる方の多くはお口の使い方に問題があることが多く、その使い方の問題が原因でオープンバイトになっています。また、それらの問題はあごを動かす筋肉やあごの関節にも負担をかけるため、あごがスムーズに動かなくなったり、動かしたときに音が鳴ったり、痛みがでることがあります(いわゆる顎関節症です)。例えば、正常な人は食事など以外では上下の歯は一切接触しません。そのため、みずきさんがおっしゃっている”普通に口を閉じている時に噛み合わせが変わってします”という違和感自体がまずおきません。なぜなら上下の歯がくっつかなければそのような感覚は生じないからです。
矯正や咬合調整(歯を削ること)で一時的に咬み合わせを変えることはできるかもしれませんが、それでは根本的な解決にならず、場合によっては症状が再発するなどイタチごっこになるかもしれません。ご相談の内容から、みずきさんには口腔周囲の不良習癖があるのではないかと考えます。一度今治療を受けている先生にご相談されてみるのが良いのではないでしょうか。
矯正や咬合調整(歯を削ること)で一時的に咬み合わせを変えることはできるかもしれませんが、それでは根本的な解決にならず、場合によっては症状が再発するなどイタチごっこになるかもしれません。ご相談の内容から、みずきさんには口腔周囲の不良習癖があるのではないかと考えます。一度今治療を受けている先生にご相談されてみるのが良いのではないでしょうか。