ぶどう畑さんの相談

カテゴリ:装置・治療法

不完全脱臼後の歯列矯正

  • 投稿者 ぶどう畑 さん [45才 女性 会社員] 2021/02/18/ 03:07
  • カテゴリー 成人矯正 装置・治療法 治療前
  • お悩みの歯 上あご右1番 上あご左1番 上あご左2番

7年前に転び前歯が内側に脱臼して傾いてしまいました。すぐ病院で元の位置に戻し隣の歯1番同士で固定をしました。脱臼した右隣の歯2番は歯茎少し中まで歯がかけてしまいました。
どちらもその後結局神経の治療をして歯を入れてもらったのですが、歯列矯正をこれからしたいと思っていて、その前に動くのかどうか心配です。
左1番も幼い頃根元が膿んでしまい根管治療をしていて義歯です。
骨に癒着してる場合は数年で歯がグラついてしまうと聞いていたので7年経ってしっかり固定されてる現在、歯根膜は復活しているのでしょうか。
数ヶ月前に掃除で歯科に行った際、矯正の話でなく昔脱臼したとこはどうなってるかレントゲンはどうですか?と衛生士に聞いたところ、別に大丈夫そーですけどねーと言われたのですがちゃんと新たにレントゲンで見てもらうべきですか?
脱臼した歯でも歯根膜があれば大丈夫なのか。
あと歯茎中までかけてしまった歯は矯正に耐えられるのか?
あと根元が膿んで根管治療した歯も歯列矯正できるのか。
裏側の強制の場合、矯正終了した後に義歯を交換しなくても大丈夫だったりするのか?

お願いいたします

読ませていただきました。

脱臼した歯の骨性癒着の確率は高いです。一般歯科ではこれに関して治療のしようがないのでレントゲンを撮影しても仕方ないと言ったところでしょう。7年前ですと普通のレントゲンでわかるかもしれません。骨性癒着していると歯根吸収が起きてきます。それはレントゲンでわかります。もし起きていない場合はCT撮影すればさらに確実です。ただし、CTは矯正歯科専門歯科医院には設備としてない場合があります。これはインプラントを行う歯科医院にはあります。あるいは大学病院などに撮影依頼を出して頂くとよいです。骨性癒着しているかどうかは矯正歯科医にとっては重要な事です。骨性癒着の進行は歯によってかなり違います。骨性癒着を扱った経験の歯科医でしたらその歯を診ればある程度の判断はできます。健全な歯と違い生理的な動揺はありません。また打診音が特有な金属音がします。

神経を取った歯の移動は可能です。矯正治療にとって歯根の表面の状態が重要です。歯根内部の状態は歯の移動には関係ありません。

義歯という記載が理解できません。これは入れ歯の事を言いますが、かぶせてある差し歯の事でしょうか?保険外のセラミック(ポーセレン)でしょうか?セラミックですと接着材が着きづらいです。それようのプライマーがありますが外れることがあります。そういった時に小さな穴をあけさせて頂いて機械的に接着させる事があります。裏側からの矯正ですと穴をあけても見えないので作り直す必要はありません。保険でのかぶせものは樹脂で作られています。これはよく接着できますから問題はありません。

治療が成功する事を祈っています。
  • ぶどう畑(45歳 女性 会社員 )
  • 2021年02月18日19時40分
返信ありがとうございます。
前歯は差し歯ということです。材質は1本10万くらいで、陶器のような素材と言うようなことを言われたように思います。
前歯は骨性癒着しているかはできればCTを撮りに行って確実に診てもらった方が良いということでしょうか。
脱臼した歯は癒着してしまう確率が高いということですか?
普通に歯根膜が復活することは無いのでしょうか…
癒着していた場合はどのような方法になるのでしょうか。


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