はんなさんの相談

カテゴリ：アフターケア

矯正後の虫歯

一年半ほど矯正したのち、半年前に終了しました。矯正治療中は一ヶ月に一回は調整をしてもらっていました。その際、クリーニングをしてもらうこともあり、毎回問題ないです、よく磨けています、と言われていましたが、矯正が終了したあとここもあそこも虫歯と指摘されました。もともと虫歯が多い歯なので、ある程度は覚悟していましたが、虫歯であればできるだけ早めに治療したかったのです。その他、こちらが痛みを訴えてレントゲンで見てもらったにも関わらず、治療してもらえず、抜歯寸前の状態でやっと治療してもらえました。そこで質問なのですが、矯正中は虫歯の治療はできないのでしょうか?また何度もレントゲンを撮っているのですが、虫歯を見抜けないのは医師として未熟でしょうか?また、矯正治療により噛み合わせが劇的に悪化しました。何度訴えても大丈夫だと言われますが、左側の1番から4番あたりまでほぼ浮いています。この噛み合わせの悪化が虫歯を誘引していることは考えられないでしょうか。転院を考えていますが、まだ治療中の歯もあり悩んでいます。長くなりましたが、どうぞよろしくお願いします。

読ませていただきました。

通われているのは矯正専門歯科医院でしょうか？

まず通常は毎回のクリーニング（PMTC）中に衛生士が虫歯が疑われる歯を歯科医に報告し確認します。歯と歯の間にフロスを通して歯と歯の間も確認しています。これが一般的です。

虫歯の治療は矯正治療よりも優先します。歯が健康であってこそ成り立つ治療です。

“治療してもらえず”というのは一般歯科でなければ治療しません。矯正専門歯科医院では矯正治療だけです。そのかわりによくできる一般歯科を知っていて紹介してくれます。この方が確実です。

レントゲンは虫歯を探すために撮影していません。それにしてもそれだけ悪ければわかるはずです。抜歯寸前のはというのは金属の冠がかぶっていますか？だとすると見えません、中がどうなっているか？わかりません。レントゲン上では白く写るだけです。

左側1番中切歯から4番第一小臼歯まで噛んでいないというのはもともと開咬といって噛んでいない状態の不正咬合でない限りは咬合してきます。必ずゴムを使用して噛ませても良いのですが自然に噛んできます。虫歯とは関係ありません。私も自然に改善するものはそれが一番よいと思っています。ブラケットを外した時がもっともよいかみ合わせとという事はありません。

色々な条件が重なって虫歯がわからなかった可能性はあります。また矯正治療を中断してまでも虫歯の治療をすべきか？あるいは装置が外れてからすべきかを考えて決めた可能性もあります。矯正治療中に治療しても装置が外れてから治療しても結果は同じと判断していればそうなります。

説明してほしいですね。そうすれば納得されると思います。

治療が成功する事を祈っています。
いろいろとお悩みのこととお察しいたします。

矯正治療中でも装置をはずしさえすればむし歯の治療は可能です。
何回かレントゲンを撮っておられるとのことでそれによりむし歯ができているかわかることもありますが例えばバンドとよばれる金属の輪みたいなのが歯に入っている場合、レントゲンをとってもその下に虫歯があればむし歯だとはわかりません（写りません）。かみ合わせがよくなくなってしまったのは大変ですがそれによりむし歯をつくる原因になっていないとは言い切れませんがむし歯は基本的には汚れが歯についていることによりますので歯磨きを十分におこなっていただくことにより回避できると考えられます。回答になっておりましたら幸いです。いろいろとうまくいきますことをご祈念いたしております。

相談を投稿する

歯科治療で気になる　あなたのお悩みを解決