美鈴さんの相談

カテゴリ：装置・治療法

抜歯矯正か外科手術か

下顎後退による骨格性出っ歯について

下顎後退による出っ歯です。
今までに6件ほど専門医の矯正歯科にカウンセリングに行きましたが、先生により下記のように意見が違うため悩んでおります。

A:下顎がかなり後退しているから、手術で下顎を前に出すべき。もし手術なしの抜歯矯正の場合、骨格的には不安的な噛み合わせになる。将来的に下顎後退は重症化していく可能性があるので、手術するべき。
B:手術するべきではない。上二本の抜歯矯正で十分である。　ただその場合私の輪郭ではオトガイが発達しているため上顎を下げた分、オトガイが目立つ可能性有。
C:抜歯矯正、手術どちらでも治せる。患者さん次第。

カウンセリングに行った六件の病院が、だいたい上記三つの意見に分かれました。
※抜歯矯正の場合は上顎4番を抜き、下顎の歯は抜きません。これはどの病院も同意見でした。

すべての病院が手術をするべき、という見解でしたらもちろん手術を前向きに検討します。
ですが同じ専門医でも「手術するべき」「手術は必要でない」と分かれるのでどちらを信じたらいいか分かりません。

そこで以下の質問があります。
�＿竺椶慮綢爐肋�来的に重症化しますか?
その場合はやはり手術をするべきでしょうか?
�⊆蟒僂鬚靴疹豺隋θ柑�矯正をした場合では、将来的な噛み合わせ・機能面を考えたときにどちらがいいのでしょうか?あまり変わらないから、上記Cのような意見がでるのでしょうか?
��専門医どうしでも意見が違う場合、どの専門医を信じたらいいか分かりません。もし判断基準等あれば教えていただきたいです。
�と柑�矯正をした場合、回転?が生じてオトガイが突出する事はありますか?

読ませていただきました。

➀ですが、重症化？はしないです。骨格はこのままです。
⓶明らかに手術の適応症なのか？そのボーダーラインの状態かもしれません。それで意見が分かれているのかもしれません。また、下顎前突によって手術する場合はよくあります。下顎骨を後退させる手術です。しかし、下顎骨を前に出す手術は頻度が少ないです。それは下顎骨には筋肉が付着しています。それが後方に移動させるよりも予後の安定性に問題になる場合があります。そこで手術を勧めない歯科医もいると思います。
�Ｌ世蕕�に矯正だけでは改善できないという判断になります。これは機械的に決められるものではありません。上下顎骨の相対的な位置関係になります。患者様が下顎骨の後退を気にしていれば手術の選択になる可能性は増します。
�ぅ�トガイが突出する事はないです。これがよく理解できませんでした。下顎骨の後退があるのにどうして？オトガイが目立つようになるのでしょうか？私には理解できませんでした。

２つの意見があるのはボーダーラインケースなんだと思います。どちらでもアプローチが可能な場合は、患者様ご自身が下顎骨の後退を気にしていて手術を受け入れる事ができれば手術となります。手術は嫌だという事であれば矯正治療だけという事になります。最後は患者様の意志という事です。

治療が成功する事を祈っています。
美鈴さん、こんにちは。下顎後退症の改善は判断が難しいですね。
手術をしたからといって安定するのか、これは個人差があるので誰にも分らないのが正直なところなのです。可能性を求めてチャレンジするのか、骨格的な改善はあきらめて歯列だけでカモフラージュするのか。
はっきりとした指針ができずに大変申し訳ないのですが、6件行って意見が分かれるくらい難しいのです。どちらにしてもリスクを伴うと思います。
満足される選択肢を選ぶことができるような、担当の先生とのコミュニケーションがうまくいくことを祈っております。

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