としゆきさんの相談

カテゴリ:その他

後天的な受け口について

こんにちは。
お忙しい中すみませんがご回答お願い申し上げます。

20歳男子で、小学生の頃,このままだと顎のスペースが小さいのに対し歯が多すぎるとのことで、出っ歯になるのを防ぐために矯正を開始しました。
合計で永久歯を7本抜きました。まず、これは通常でしょうか?このままこの病院に通うべきでしょうか?

おかげさまで歯並びは改善されましたが,噛み合わせは良くありません。
また,最近下顎が急激に発達しました。受け口に近づいてきているような気がします。
一般的に20歳を超えたあたりから下顎が急激に発達し受け口となるような将来はありますか?
また,舌癖が下顎骨の過成長につながるという噂を聞きましたが,矯正歯科で舌癖を治療してもらえますか?
 長くなり申し訳ございません。回答していただければ幸いです。宜しくお願い致します

読ませていただきました。

小学校の頃は今の骨格になる事が予想できなかった。そのためではないでしょうか?小学生ですと思春期性の成長以前です。まだ身長も小さかったと思います。その時点で骨格に問題がなかったので抜歯治療をおこなったのだと思います。これは担当医の判断です。間違いではありません。

その後の成長で変化してきた。特に下顎骨が思春期で成長します。その変化だと思います。20歳を超えても下顎骨が成長するのは稀な事ですが、ないことではありません。様子をみるしかありません。過剰な成長するようでしたらそこから再治療の可能性もあります。外科矯正も含まれます。その時は治療された歯科医院あるいは矯正専門歯科医院で相談してみてください。

舌癖で下顎骨が成長する事はありません。舌が前方に押されて下顎前歯が前方傾斜する事は考えられます。また下顎前突になると低位舌といって舌のレストポジションが下顎歯列の中になる事があります。これかもしれません。ご心配でしたら受診される事をお勧めします。

治療が成功する事を祈っています。
  • としゆき(21歳 男性 学生 )
  • 2020年11月13日21時44分
お忙しい中、ご丁寧な回答ありがとうございます。
さいたま市のSilver Lace矯正歯科と申します。

永久歯を7本抜くのが通常かどうかということにつきまして、何をもって通常とするかという問題がありますが、上下左右の第一小臼歯で4本、それに親知らずも抜いたということであれば、そういうこともあり得るとは思います。

ただ、その診断が相談者さんにとって良かったのかどうかは何とも言えませんので、矯正担当にドクターに納得のいくまで説明してもらうのが良いと思います。

下顎の成長のスパートは、全身の成長よりも少し遅れてスタートするのが一般的ですので、身長の伸びが止まってからも、もうしばらく成長が続くことは考えられますが、20歳を超えてから急激に発達するというのは通常ではあり得ません。

相談者さんの場合には、成長ホルモン異常や、下顎骨の腫瘍など通常ではない何かが起こっているのかもしれませんが、実際にお口の中を拝見しておりませんので、何とも言えません。

治療のジャマをするような舌癖は、矯正歯科で指導が入ると思いますが、癖ですのでなかなか治らないのが一般的です。指示に従って自主トレに励んでいただければ良いと思います。

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