たろうさんの相談

カテゴリ:効果

歯列矯正の限界について

  • 投稿者 たろう さん [20才 男性 学生] 2020/09/29/ 02:09
  • カテゴリー 成人矯正 効果 治療中
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現在、裏側矯正を用いての治療開始後1か月が経過した段階です。
治療目的は鼻炎のためのアデノイド顔貌の改善です。
担当医の方針としては、私が今まで虫歯などがなく、歯列も前歯の若干の前突以外はおおむね綺麗で健康な歯なので、埋没している親不知×4以外は非抜歯で前歯を下げることで改善していくというものです。
私は出来る限り歯を下げたいので、アンカースクリューを用いたり、歯列拡大装置を併用して治療したいと思っています。

その旨を伝えたところ、歯は骨のあるところからは動かせないから限界があるし、あまり下げすぎると隙間が残るとのことでした。
担当医も矯正の経験があるらしく、「私もうどんが挟まるほどの隙間が残ってしまっている。気になるので同じ経験はして欲しくない。」とのことでした。
しかし、それでは数mmの変化しか認められないとのことでした。そこで私は、せっかく親知らずを抜いたので、アンカースクリューを用いて親不知の部分へ歯を全体的に後方移動させたいと思っています。
この治療法では前歯が隙間だらけになるのでしょうか?
また私は顎が小さいです。そのため下顎は歯は垂直なのに、歯茎が前方に突出しているのですが、改善する方法はありますでしょうか。
予算は問いませんが、外科矯正だけはしたくありません。
理由としては周りから整形と取られる可能性があるからです。
よろしくお願いします。

読ませていただきました。

アデノイド顔貌という事ですか?下顎が劣成長で後退していると言った症状ではありませんか?アデノイド顔貌は顔が長く、開咬です。たろう様も開咬ですか?不正咬合の種類が記載されていないのでお聞きしました。

親知らずを抜歯して前歯を内側に移動するというのは難しいと思います。また親知らずを抜いた場所に歯列全体をアンカースクリュウで下げるというのも可能なら素晴らしいですが。私は限局的だと思います。それができれば小臼歯を抜歯する必要はなくなりますが、今も昔も多くの症例は抜歯して治療しています。

口もとを下げたいのでしたら小臼歯抜歯は避けられないと思います。親知らずだけの抜歯は非抜歯と同じです。口もとの変化はありません。

アデノイド顔貌は骨格性の不正です。しかし、いわゆる下顎前突(反対咬合)などの外科は適応できません。垂直方向の不正だからです。

治療が成功する事を祈っています。
  • たろう(20歳 男性 学生 )
  • 2020年09月29日17時21分
 以下返信文
顔はよく面長と言われます。1ヵ月たったので改善したせいもありますが目立った開咬はありません。どちらかというと上顎前突です。
親によると昔はいつも口をあけて生活していたそうです。
付け焼き刃の知識で申し訳ないのですが、アデノイド顔貌の特徴と多く一致することがあったためそのように思い込んでいます。

アンカースクリューでの施術が不可能であれば、小臼歯の抜歯による歯列の後方移動に切り替えようと思うのですが、歯の隙間が残ってしまうことはあり得るのでしょうか。前歯の移動とともに歯茎も後方移動してくれるのでしょうか。

重ねて質問申し訳ありません。
隙間が残るというのはよくわかりません。しっかりと移動させれば大丈夫です。隙間が残る?何か特別な理由があるのでしょうか?その矯正歯科医院は抜歯しない。非抜歯で治療する歯科医院ですか?

小臼歯を抜歯して隙間が残るようなら小臼歯抜歯では治療できません。しかし、小臼歯抜歯症例は成人では非抜歯よりも多いはずです。

第三大臼歯を抜歯してもこれは非抜歯と判断されます。歯列全体が後方に移動するようりは小臼歯抜歯の方が効果的です。裏側矯正をされています。その歯科医院ではほとんどの症例を裏側からアプローチしていますか?技術的には表側とは比べ物になりません。難しいです。

治療が成功する事を祈っています。
  • たろう(20歳 男性 学生 )
  • 2020年10月01日20時09分
非抜歯の歯科医院ではないですが、私の歯が健康的なのできるだけ抜かない方向でと仰っていました。

隙間が残るというのは、あまり動かしすぎると骨の無いところまで歯が動くために歯が抜けてしまうので、そんなに大きく動かせないから隙間を残して治療を終えざるを得ないということでした。
それは技術不足なのでしょうか?

小臼歯抜歯の方向にしてみたいと思います。
たろうさん、こんにちは、姫路はま矯正歯科 濱 です。親不知抜歯のスペースを利用して前歯を内側に入れたい、また下顎の歯茎の状態を改善したくて悩んでおられるのですね。親不知の部位にアンカースクリューを利用して歯を移動する方法もありますが、個人の骨の状態により治療の実現が可能か判断します。ですので、たろうさんの主治医の先生が状態を一番理解されていると思われます。一度レントゲン等を見ながら主治医と相談して頂くことをお勧めします。参考にしていただければ幸いです。

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