Tさんの相談

カテゴリ:成人矯正

左下7番抜歯、重度の叢生での矯正

  • 投稿者 T さん [25才 男性 会社員] 2020/06/12/ 17:33
  • カテゴリー 成人矯正 成人矯正 治療前
  • お悩みの歯 下あご右1番 下あご左1番 下あご左2番 下あご左5番 下あご左7番

事故で左下7番が破折してしまい、抜歯することになりました。さらに元々重度の叢生で、下の左1番が二重歯列のような形で1本はみ出ており、その後ろで左の2番と右の1番がくっついています。それに伴い正中も左にずれている形です。左下5番も舌の方に倒れています。右側の歯並びは問題なく、噛み合っています。
このような状態でも矯正は可能でしょうか。既に下あごの左側の歯が抜けているのに、歯並びが悪いのも左側なので、更に歯を抜かなくてはいけないのではないかと思い不安です。
2人の歯科医さんに意見をききましたが、左下7番にインプラントを入れてそれを動力に引っ張るべきという方と、そこは放置して抜歯をして全体で調整するべきという方がいて、混乱しています。個人的には費用も含め、なるべくインプラントは入れたくありません。どのような治療の可能性があるか、ご回答いただけますと幸いです。

こんにちは。 質問に回答させていただきます。

左下の7番を抜歯しなければならないとなりますと、できることなら左下のこれ以上の抜歯は避けたいところですし、抜歯しないで矯正治療するのが理想かと思います。

となりますと、左下の凸凹をキレイに並べて咬み合わせを作るためには、左下の奥歯を後方に動かしてスペースを獲得するしかないのですが、これをやろうと思ったら「インプラント矯正」という方法しか手段がありません。

具体的に言いますと、左下の顎の骨のどこかに「矯正用インプラントアンカー」という小さな金属の装置を固定して、それを無敵の固定源として奥歯を大きく後方に移動させる治療方法です。
ここで言う「インプラント」とは、普通の歯医者さんで言う「デンタルインプラント」とは異なりまして、あくまでも歯を動かすための特殊な矯正装置のことを言います。矯正治療中だけ使うものなので、矯正治療が終わったら外します。

他の歯科医院さんで言われたのが、この「インプラント矯正」のことなのか、それとも「デンタルインプラント」のことなのか分かりませんが、デンタルインプラントを固定源にして同じように歯を動かすことも可能ではあります。

上記の方法が、おそらく一番理想的な治療法になるとは思いますが、レントゲンなどを分析して、なにか顎の骨に異常があったり、別の理由で奥歯の移動が現実的でないという場合は、抜歯が避けられない可能性もあるかと思われます。

以上、簡単で申し訳ありませんが、少しでも参考になれば幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
読ませていただきました。

相談に行かれたのは矯正専門歯科医院ですね。どうしてお聞きするか?というと矯正治療は専門的な知識が必要になる治療だからです。

私は後者に賛成です。7番目の歯は前歯から遠く、前歯の乱杭歯状態を解決する事ができません。インプラントもなるべく避けたい治療です。できればやりたくありません。

治療が成功する事を祈っています。
はじめまして。

左下7番にインプラントを入れてそれを動力に引っ張るべきというと「矯正用インプラントアンカー」なのでしょうか?

インプラントアンカーで左下7番目奥歯を後方に動引っ張ると上下の咬み合わせが崩れる可能性もありますし左側の重度の叢生、下顎の正中の改善も希望となると抜歯の必要があると推測します。

左下7番が抜歯であれば、左側の奥歯の咬合改善目的で人工歯根といわれる「デンタルインプラント」でも良いかと思います。デンタルインプラントは、左下6番でなく前方の歯を移動させる動力には利用できると考えられます。

様々な治療がありますので、治療後の歯並び咬合状態を模型やコンピューターのシュミレーションなどで確認してしっかりと理解したうえで治療法を選択していただけばと思います。

Tさん が、納得いく治療ができること願っています。

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