らきさんの相談

カテゴリ:抜歯治療との違い

上のみ抜歯の矯正について。

3月に上の4番目の歯を2本抜き、現在矯正治療中です。
私は横から見た時口元が上下とも出ているのが気になっており、改善のために矯正を始めました。
横から見ると口が前に出ており、顎が少しないように見える状態です。下の歯よりも上の歯は目に見えてわかる出っ歯です。外科治療はこの程度なら必要ないと言われました。また、歯並び自体は良く、ガチャガチャと重なってしまっている状態ではありません。
なるべく口元を下げたいという希望を伝えていたので、
上下抜歯になるかと思っていましたが、上のみの抜歯でした。
上のみ抜歯になることはあるのでしょうか…?
下は抜歯しないのですか?と伺ったところ、出ている上の歯をさげて、さらに下の歯も抜歯してさげたら、ずっと上下の歯が合わないままです。噛み合わせが悪くなってしまう。というようなことを言われました…。
こういうことはあるのでしょうか…。とても不安です。。。

読ませていただきました。

上のみ抜歯はよく行います。その担当医の言われる通りです。

下顎骨が後退しているための上顎前突(出っ歯)です。これは日本人には大変多い出っ歯になります。理想的には下顎骨を前方に移動させる骨切りをおこなえればよいのですが、そこまでではないという診断です。上下顎骨の前後方向には骨による差があります。そこで上下小臼歯を抜歯してしまうと下顎前歯も内側に移動してしまいます。その結果さらに上顎前歯を内側移動する必要が出てきます。それには限界があります。上顎前歯と下顎前歯には差が残ってしまいます。

上下の骨格による不調和を歯の角度などで代償するという事以外にはできません。

治療が成功する事を祈っています。

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