ゆうさんの相談
カテゴリ:痛みと腫れ
よろしくお願いいたします。
表側矯正を始めて1年1カ月です。全顎でまだ上顎しかついておらず、12月最初に マイクロトスクリューを2本上顎中央に入れて、2週間位様子を見てから上顎に装置が入りました。私は上右6、左7が虫歯の為抜歯対象で両方8番があるので、移動して歯列に参加します。
マイクロスクリューを入れた時に確認の為にレントゲンを撮りました。
思えば資料の為に最初に撮影してからそれまで約1年振りのレントゲンでした。矯正歯科ではレントゲンはそんなに撮らないのですか?歯根吸収が怖いと先生にも話してあります。それとも他医ではもっと頻繁にレントゲン撮影をするのでしょうか?写真は調整の時に撮っています。
私は上3番両方が八重歯です。左の3番が2ヶ月前位から熱い物がしみるような症状が出ています。4番は抜いてます。抜いた側の3番根元からじんわり染みる感じです。冷たい物、甘い物は染みません。熱いコーヒーやお茶を飲むと染みます。
先生に聞いたら、今骨の薄い所に歯があるから、もう少し骨のある所に来ると改善するかも。との事でした。先生も熱い物だけ?と不思議そうでした。様子を見て2ヶ月ですが、変わりません。どの位様子を見れば良いですか?掛かり付けの一般歯科にも見てもらいましたが、分かりませんでした。神経が死んでいるじゃないかと不安です。歯髄炎などの可能性はありますか?どんな症状が出ますか?
よろしくお願いいたします。
- 医療法人愛美会 アイ矯正歯科クリニック
- ( 神奈川県 横浜市鶴見区 )
- 2019-12-26 12:35:00
読ませていただきました。
不安と心配に思われていますね。レントゲンはよほど必要でない限りは治療中には撮影しません。歯根吸収ですが問題になるほどの吸収が起きる事は稀な事です。またレントゲン上にすぐに見られるものでもありません。治療中に歯の移動を確認するためのレントゲンは1,2回ぐらいの撮影はおこないます。撮影しない場合もあります。これも歯根吸収を確認するためと言うよりは歯根がしっかり移動しているかの確認の方が多いです。装置が外れた時にはもちろん撮影して確認します。
歯根吸収の原因ですが、矯正力が強い、皮質骨などの硬い骨に接触した。そしてもともと歯根尖が脆弱な場合にその部分が吸収する事がある。さらに前歯などの移動距離が長い場合には注意します。しかし、歯が抜けたり、歯の健康を害するほどの歯根吸収に出会った事はありません。
逆にレントゲンの撮影自体を嫌がる患者様もいます。
歯の熱いものがしみるというのは確かに珍しいです。冷たい物がしみるというのは知覚過敏です。これは矯正治療中にみられる事はありますが、それほど重篤なものではありません。担当医の説明にあった通りです。そのまま悪くなる事も考えられません。それよりも矯正治療を始めてご自身のブラッシングの圧が強まって知覚過敏を起こしている事もあります。その方が多い気がします。矯正治療中に虫歯を作らないというのは良い事なのですが、ブラッシングの圧が強いと歯茎の付着位置を急激に下げて知覚過敏になります。それにしても冷たい物がしみるというのが一般的です。熱い物には反応しません。
矯正治療では神経が死んだり、歯髄炎になる事はありません。起きたとしても大変稀な事です。歯の移動で神経を害するというのも経験した事はありません。
以上です。すみません長文になってしまいました。
治療が成功する事を祈っています。
不安と心配に思われていますね。レントゲンはよほど必要でない限りは治療中には撮影しません。歯根吸収ですが問題になるほどの吸収が起きる事は稀な事です。またレントゲン上にすぐに見られるものでもありません。治療中に歯の移動を確認するためのレントゲンは1,2回ぐらいの撮影はおこないます。撮影しない場合もあります。これも歯根吸収を確認するためと言うよりは歯根がしっかり移動しているかの確認の方が多いです。装置が外れた時にはもちろん撮影して確認します。
歯根吸収の原因ですが、矯正力が強い、皮質骨などの硬い骨に接触した。そしてもともと歯根尖が脆弱な場合にその部分が吸収する事がある。さらに前歯などの移動距離が長い場合には注意します。しかし、歯が抜けたり、歯の健康を害するほどの歯根吸収に出会った事はありません。
逆にレントゲンの撮影自体を嫌がる患者様もいます。
歯の熱いものがしみるというのは確かに珍しいです。冷たい物がしみるというのは知覚過敏です。これは矯正治療中にみられる事はありますが、それほど重篤なものではありません。担当医の説明にあった通りです。そのまま悪くなる事も考えられません。それよりも矯正治療を始めてご自身のブラッシングの圧が強まって知覚過敏を起こしている事もあります。その方が多い気がします。矯正治療中に虫歯を作らないというのは良い事なのですが、ブラッシングの圧が強いと歯茎の付着位置を急激に下げて知覚過敏になります。それにしても冷たい物がしみるというのが一般的です。熱い物には反応しません。
矯正治療では神経が死んだり、歯髄炎になる事はありません。起きたとしても大変稀な事です。歯の移動で神経を害するというのも経験した事はありません。
以上です。すみません長文になってしまいました。
治療が成功する事を祈っています。
- にい歯科・矯正歯科
- ( 兵庫県 神戸市東灘区 )
- 2019-12-29 00:26:00
いろいろとお悩みのことと思います。
矯正も治療を受けて初めてわかることも多くご心配もあるかと思います。おおらかに構えることも必要かもしれません。マイクロスクリューをいれた場合には確認のためレントゲンはとるとおもいます。口蓋の真ん中に入れた場合、CTもとることもあるかもしれません。矯正歯科では節目でレントゲンをとることが多いと思います。一般歯科の歯根の治療のように1本の歯を何回もとることはないと思います。3番の歯が熱いものがしみるとのことですがご指摘のとおり冷たいものがしみてつぎに熱いものがしみるのが多いと思います。拝見していないので断言できませんがもしかしたら3番に矯正力がかかっていてそのために症状がでているのかもしれません。神経が死んでいるかどうかは電気歯髄診断器で簡単に判定できます。歯髄炎になるとずきずきしますので痛くてたまらないという感じになります。経過をみれておられるぐらいなら現在はその状態ではないと考えられます。
参考になりましたら幸いです。
矯正も治療を受けて初めてわかることも多くご心配もあるかと思います。おおらかに構えることも必要かもしれません。マイクロスクリューをいれた場合には確認のためレントゲンはとるとおもいます。口蓋の真ん中に入れた場合、CTもとることもあるかもしれません。矯正歯科では節目でレントゲンをとることが多いと思います。一般歯科の歯根の治療のように1本の歯を何回もとることはないと思います。3番の歯が熱いものがしみるとのことですがご指摘のとおり冷たいものがしみてつぎに熱いものがしみるのが多いと思います。拝見していないので断言できませんがもしかしたら3番に矯正力がかかっていてそのために症状がでているのかもしれません。神経が死んでいるかどうかは電気歯髄診断器で簡単に判定できます。歯髄炎になるとずきずきしますので痛くてたまらないという感じになります。経過をみれておられるぐらいなら現在はその状態ではないと考えられます。
参考になりましたら幸いです。