あやみんさんの相談
カテゴリ:その他
リウマチ患者の矯正
矯正をやりたいと思い立って4年が経ちました。
色んな矯正歯科に相談に行きましたが、どこでも面倒くさそうな対応(別に矯正しなくてもいいんじゃない?等と言われる)をされます。
リウマチ患者が来たら迷惑ですか?矯正したいと思ってはダメなんですか?
私の歯と身体の状態は下記の通りです。
・第1小臼歯より前の歯が開咬。
・上の前歯2本が特に飛び出している(8〜10mm程度)
・上顎前突。
・関節リウマチにより下顎頭が骨吸収されている(顎変形症)
・左右顎関節症
・関節リウマチは10年前に発症。現在炎症は落ち着いている。検査結果も良好。
・リウマチの主治医からは矯正治療の許可は出ている。
物がかみ切れなかったり、シュノーケルのマウスピースを壊したり、うまく笑えなかったり…いい加減なんとかしたいです。
ですが、相談に行く度に、嫌な態度をとられたりひどい言葉を言われたりして傷つきます。個人医院も大学病院も同じでした。
私みたいな持病では治療してもらえるところはないのでしょうか?
矯正したいのに心が折れそうです。
- 医療法人愛美会 アイ矯正歯科クリニック
- ( 神奈川県 横浜市鶴見区 )
- 2019-06-26 18:31:00
読ませていただきました。
お気持ちがよく伝わってきます。いつ頃から開咬ですか?下顎頭が吸収していてそれが原因で開咬だと治療ができないと断られる可能性は高いです。開咬は不正咬合の中でもっとも難しい歯並びであり、今後も下顎頭の吸収があると下顎はさらに後方に回転して開咬が進みます。終わりのない治療になりそうだという事で治療に踏み切れないのではないでしょうか?
開咬を治療するには上下でゴムを牽引しなければなりません。現在の下顎頭の状態でそれが耐えられますか?下顎頭の吸収がまったく止まっていれば治療の可能性はあると思います。
下顎頭の吸収しだいですね。私も経験がありますが医科の先生が治療は可能だと言っていてもどこまで歯科の事を理解しているかという事もあります。
どちらにしても治療するとなると医科の先生に管理してもらいながらになります。
また外科矯正で下顎を前方に移動させてもやはり下顎頭に負担が来ます。私が思うには下顎頭の安定化が問題ではないでしょうか?
治療は慎重に行えば可能だと思います。治療が成功する事を祈っています。
お気持ちがよく伝わってきます。いつ頃から開咬ですか?下顎頭が吸収していてそれが原因で開咬だと治療ができないと断られる可能性は高いです。開咬は不正咬合の中でもっとも難しい歯並びであり、今後も下顎頭の吸収があると下顎はさらに後方に回転して開咬が進みます。終わりのない治療になりそうだという事で治療に踏み切れないのではないでしょうか?
開咬を治療するには上下でゴムを牽引しなければなりません。現在の下顎頭の状態でそれが耐えられますか?下顎頭の吸収がまったく止まっていれば治療の可能性はあると思います。
下顎頭の吸収しだいですね。私も経験がありますが医科の先生が治療は可能だと言っていてもどこまで歯科の事を理解しているかという事もあります。
どちらにしても治療するとなると医科の先生に管理してもらいながらになります。
また外科矯正で下顎を前方に移動させてもやはり下顎頭に負担が来ます。私が思うには下顎頭の安定化が問題ではないでしょうか?
治療は慎重に行えば可能だと思います。治療が成功する事を祈っています。
- 銀座EAST矯正歯科
- ( 東京都 中央区 )
- 2019-06-26 23:03:00
御相談内容拝見いたしました。
御相談に行かれた先はきちんと矯正治療の限界を理解した先生が対応されていたと推察いたします。
下顎頭の吸収、今後吸収が進行する可能性がある、顎関節症の3点が大きな問題となります。
一般的には上顎左右の小臼歯の抜歯症例だと思いますが、現状で上顎前歯の前突量が小臼歯よりも大きい上に、治療中に下顎頭の吸収が再発すると手がつけられなくなる咬合崩壊の恐れがあります。
かなりのリスクの元で治療を行うことになりますので、大変残念ですが矯正治療はかなり厳しいと思います。
どうしてもということでしたら大学病院で行うほうが良いとは思いますので、御面倒ですが通院可能な大学病院でとにかく御相談に行かれることをお勧めいたします。
御相談に行かれた先はきちんと矯正治療の限界を理解した先生が対応されていたと推察いたします。
下顎頭の吸収、今後吸収が進行する可能性がある、顎関節症の3点が大きな問題となります。
一般的には上顎左右の小臼歯の抜歯症例だと思いますが、現状で上顎前歯の前突量が小臼歯よりも大きい上に、治療中に下顎頭の吸収が再発すると手がつけられなくなる咬合崩壊の恐れがあります。
かなりのリスクの元で治療を行うことになりますので、大変残念ですが矯正治療はかなり厳しいと思います。
どうしてもということでしたら大学病院で行うほうが良いとは思いますので、御面倒ですが通院可能な大学病院でとにかく御相談に行かれることをお勧めいたします。
- ひいらぎ矯正歯科
- ( 兵庫県 明石市 )
- 2019-06-27 23:40:00
相談内容を読ませて頂きました。
下顎頭の吸収が起こっている状態での矯正治療は困難を極めるというのがほとんどの歯科医の見解になると思います。
噛み合わせというのは上下の歯が接触する最終的なポジションの事ですが、下顎頭が矯正治療中にさらに吸収されると噛み合わせが変化しますので治療のゴールが動かされてしまいどこでゴールを迎えれば良いのか判断できなくなってしまいます。歯を動かす限界量を超えてしまう可能性も充分に考えられますので、下顎頭の吸収が本当に止まっているのかをキチンと判断できるまでは治療開始は難しいと思います。また、吸収が本当に止まっているのかを判断するのもなかなか難しい事なのです。
噛み合わせで悩まれている相談者に申し訳ない回答なのですが、大学病院で治療可能か判断してもらうのがベストかと思います。
下顎頭の吸収が起こっている状態での矯正治療は困難を極めるというのがほとんどの歯科医の見解になると思います。
噛み合わせというのは上下の歯が接触する最終的なポジションの事ですが、下顎頭が矯正治療中にさらに吸収されると噛み合わせが変化しますので治療のゴールが動かされてしまいどこでゴールを迎えれば良いのか判断できなくなってしまいます。歯を動かす限界量を超えてしまう可能性も充分に考えられますので、下顎頭の吸収が本当に止まっているのかをキチンと判断できるまでは治療開始は難しいと思います。また、吸収が本当に止まっているのかを判断するのもなかなか難しい事なのです。
噛み合わせで悩まれている相談者に申し訳ない回答なのですが、大学病院で治療可能か判断してもらうのがベストかと思います。
- やまぐち矯正歯科クリニック
- ( 埼玉県 さいたま市南区 )
- 2019-06-28 10:49:00
あやみんさん、ご相談拝見いたしました。
矯正専門医の山口です。
ご相談を読んで、最初の感想はひどい矯正医だなぁ、本当に矯正専門医に相談にいったのかな?でしたが、あやみんさんのご自身の状況の説明が的確であることや、大学病院にも相談に行かれてることを考えると矯正専門医にご相談されていることは間違いないと思います。
ここから、先は私の想像でしかないですが、
『相談に行く度に、嫌な態度をとられたりひどい言葉を言われたり』
『どこでも面倒くさそうな対応』
に関してですが、面倒くさそうと、嫌な態度はあやみんさんの矯正治療が技術的に難しいもしくは、矯正治療を行うことはできますが、行ったことで起こりうるリスクが大きいということを説明したいが、それが矯正治療をしたい歯並びを治したいと思っているあやみんさんには、そのような態度に見えるということはないでしょうか?
ひどい言葉を言われるは、言葉の内容がわからないので、なんとも言えませんが、内容によっては、その先生の人間性の問題だと思います。気にしなくてよいと思います。
まず、リウマチ患者さんが来院されても迷惑ではありません。
しかし、成人矯正であり、持病をお持ちの方であれば、矯正治療を行う上で、起こりうるリスクを丁寧に説明する必要があります。それを、治療しないほうがよいのではと受け取られてしまう危険性はあるかのと思います。
お口の中を拝見していない状態ですが、私なりの治療のお話をすることは可能なのですが、上記に書いたような、治療の難しさ、リスクを説明することとなってしまうため、そのことがあやみんさんを傷つけてしまう可能性もあります。
そうではないので、説明してくださいということであれば、お手数ですが、追加でご相談ください。
また、その際に一つ欲しい情報があります。
現在の開咬状態とありますが、いつからかわかりますか?
子供のころから(7歳〜8歳)からであれば、前歯の先端部分がまっすぐではなく、凸凹があると思います。
よろしくお願いいたsます。
矯正専門医の山口です。
ご相談を読んで、最初の感想はひどい矯正医だなぁ、本当に矯正専門医に相談にいったのかな?でしたが、あやみんさんのご自身の状況の説明が的確であることや、大学病院にも相談に行かれてることを考えると矯正専門医にご相談されていることは間違いないと思います。
ここから、先は私の想像でしかないですが、
『相談に行く度に、嫌な態度をとられたりひどい言葉を言われたり』
『どこでも面倒くさそうな対応』
に関してですが、面倒くさそうと、嫌な態度はあやみんさんの矯正治療が技術的に難しいもしくは、矯正治療を行うことはできますが、行ったことで起こりうるリスクが大きいということを説明したいが、それが矯正治療をしたい歯並びを治したいと思っているあやみんさんには、そのような態度に見えるということはないでしょうか?
ひどい言葉を言われるは、言葉の内容がわからないので、なんとも言えませんが、内容によっては、その先生の人間性の問題だと思います。気にしなくてよいと思います。
まず、リウマチ患者さんが来院されても迷惑ではありません。
しかし、成人矯正であり、持病をお持ちの方であれば、矯正治療を行う上で、起こりうるリスクを丁寧に説明する必要があります。それを、治療しないほうがよいのではと受け取られてしまう危険性はあるかのと思います。
お口の中を拝見していない状態ですが、私なりの治療のお話をすることは可能なのですが、上記に書いたような、治療の難しさ、リスクを説明することとなってしまうため、そのことがあやみんさんを傷つけてしまう可能性もあります。
そうではないので、説明してくださいということであれば、お手数ですが、追加でご相談ください。
また、その際に一つ欲しい情報があります。
現在の開咬状態とありますが、いつからかわかりますか?
子供のころから(7歳〜8歳)からであれば、前歯の先端部分がまっすぐではなく、凸凹があると思います。
よろしくお願いいたsます。