三科さんの相談
カテゴリ：抜歯について
抜歯を最小限に済ませたい
私は乳歯の生え変わりが遅かったために、右上側切歯が叢生となり、その上に犬歯が生えています。また、顎の小ささに対して歯が大きめなのか、前歯がでこぼこに生えています。叢生している側切歯は重なっている歯に隠され、上を向いて大口をあけて笑ったりしなければ見えません。今までも前歯3本で過ごしてきたので、叢生した側切歯を抜歯したいと考えています。そうすれば、上に生えてしまった犬歯を下げることができるかなと。
一般的には第1臼歯を抜いて引っ張るようですが、健康な臼歯を抜いてしまうことへの抵抗や、治療費や治療期間を抑えたいため、叢生した歯を抜くことが1番かと考えています。しかし下の歯についてはどのように矯正すればいいのか悩んでいます。目立つ程ではないですが、下顎の方が前に出ているため、でこぼこの歯や顎の小ささと相まって噛み合わせがとても悪く見えます。この場合どのような方法があるのでしょうか?
抜歯する本数を減らし、顔のパーツを考えて犬歯の位置を今より大きく変えないでおきたいと考えています。わがままな要求ですが、この方向でどのような治療法があるのかご教授していただきたいです。
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- 医療法人愛美会 アイ矯正歯科クリニック
- （ 神奈川県 横浜市鶴見区 ）
- 2018-03-22 16:14:00
読ませていただきました。
まず最初に抜歯する歯をどうやって決めるか？と言った事を大きく2つにわけて記載させて頂きます。
（１）価値のない歯を選ぶ
例えば、治療痕があって将来長い目で見るとその歯は抜歯になる可能性が高い。あるいは歯根が短いとか形態に異常があると言った場合がこれになります。
（２）矯正治療に対して効果的な歯で抜いても影響がない歯を選ぶ。
これに当たるのが小臼歯です。小臼歯は形態の似た歯が２つ並んでいます。第一小臼歯と第二小臼歯です。前から4番目と5番目の歯です。
そこで1番目にあげた問題がなければ小臼歯のどちらかになります。前歯に排列のスペースがない場合はこの4番目の第一小臼歯が選択される事が多くなります。
内側に入っている側切歯は状態が悪くないかぎりはあまり選択されません。理由は中切歯（1番前の歯）の横に大きくて先の尖った犬歯が排列すると見た感じが悪くなります。想像して頂くとお気づきになるかと思います。犬歯も抜歯する歯に選ばれる事はほとんどありません。これは歯根が非常に長い事、下の顎を横方向に動かした時に移動を誘導するという重要な役割があります。
三科様は18歳です。成人矯正になると思います。抜歯する場所は矯正歯科医がよく吟味して決めて説明してくれます。参考になればと思い記載致しました。
治療が成功する事を祈っています。
まず最初に抜歯する歯をどうやって決めるか？と言った事を大きく2つにわけて記載させて頂きます。
（１）価値のない歯を選ぶ
例えば、治療痕があって将来長い目で見るとその歯は抜歯になる可能性が高い。あるいは歯根が短いとか形態に異常があると言った場合がこれになります。
（２）矯正治療に対して効果的な歯で抜いても影響がない歯を選ぶ。
これに当たるのが小臼歯です。小臼歯は形態の似た歯が２つ並んでいます。第一小臼歯と第二小臼歯です。前から4番目と5番目の歯です。
そこで1番目にあげた問題がなければ小臼歯のどちらかになります。前歯に排列のスペースがない場合はこの4番目の第一小臼歯が選択される事が多くなります。
内側に入っている側切歯は状態が悪くないかぎりはあまり選択されません。理由は中切歯（1番前の歯）の横に大きくて先の尖った犬歯が排列すると見た感じが悪くなります。想像して頂くとお気づきになるかと思います。犬歯も抜歯する歯に選ばれる事はほとんどありません。これは歯根が非常に長い事、下の顎を横方向に動かした時に移動を誘導するという重要な役割があります。
三科様は18歳です。成人矯正になると思います。抜歯する場所は矯正歯科医がよく吟味して決めて説明してくれます。参考になればと思い記載致しました。
治療が成功する事を祈っています。
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- 医療法人悠羽会 オハナ歯科・矯正歯科
- （ 埼玉県 川口市 ）
- 2018-03-23 00:37:00
こんにちは。
相談内容を読ませていただきました。
文章を何度も読ませていただきましたが、お口の中を状態をある程度は想像できますが重なりの程度や骨の状態などの情報が余りにも少なすぎてよいアドバイスが出来ません。
一般的に矯正をする際に、側切歯を抜くこともありますが稀です。
歯にはそれぞれ、機能や審美的価値があります。また、歯やそれを支える歯槽骨、そして歯肉の状態によっても出来ることと出来ないことがあります。
基本的に私たち、矯正医は精密検査をし、患者さんの状況を把握し、それをもとに機能的な用件と審美的な要件を満たす理想的な噛みあわせを作るために治療計画を立てます。そして、そこに患者さんの希望を取り入れ第二案、第三案・・・。と考えていき、それぞれの、メリット、デメリットを説明して治療方針を決めていきます。
ですので、一度、矯正医に三科さんの状態をちゃんと検査してもらい、しっかりと相談されたほうが間違ったアドバイスにならずよいかと思われます。
相談内容を読ませていただきました。
文章を何度も読ませていただきましたが、お口の中を状態をある程度は想像できますが重なりの程度や骨の状態などの情報が余りにも少なすぎてよいアドバイスが出来ません。
一般的に矯正をする際に、側切歯を抜くこともありますが稀です。
歯にはそれぞれ、機能や審美的価値があります。また、歯やそれを支える歯槽骨、そして歯肉の状態によっても出来ることと出来ないことがあります。
基本的に私たち、矯正医は精密検査をし、患者さんの状況を把握し、それをもとに機能的な用件と審美的な要件を満たす理想的な噛みあわせを作るために治療計画を立てます。そして、そこに患者さんの希望を取り入れ第二案、第三案・・・。と考えていき、それぞれの、メリット、デメリットを説明して治療方針を決めていきます。
ですので、一度、矯正医に三科さんの状態をちゃんと検査してもらい、しっかりと相談されたほうが間違ったアドバイスにならずよいかと思われます。
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- Silver Lace矯正歯科
- （ 埼玉県 さいたま市浦和区 ）
- 2018-03-24 15:10:00
さいたま市のSilver Lace矯正歯科と申します。
実際にお口の中を拝見したわけではありませんので、方向性のお話もよくわからず何とも言えませんが、顔のパーツを考慮して犬歯の位置を決めていくというのも矯正歯科の仕事の一部ですので、まずは歯科矯正専門の医院で行なっている矯正相談やカウンセリングでお話を聞いてみることをお勧め致します。ご検討下さい。
実際にお口の中を拝見したわけではありませんので、方向性のお話もよくわからず何とも言えませんが、顔のパーツを考慮して犬歯の位置を決めていくというのも矯正歯科の仕事の一部ですので、まずは歯科矯正専門の医院で行なっている矯正相談やカウンセリングでお話を聞いてみることをお勧め致します。ご検討下さい。
