マルさんの相談
カテゴリ:治療中のケア、調整
はじめまして。10歳の息子の矯正治療の相談です。
永久歯が生えてから反対咬合になり、矯正Ⅰ期治療を去年の12月より行いました。リンガルアーチを上顎に使用し、今年の4月頃には反対咬合が治りました。検査時に骨格性か歯性かの診断はありませんでした。身内に受け口はおりません。
生え変わりが遅く乳歯が残っており、犬歯も生えていません。通常の歯科検診でこのままだと顎が小さいので八重歯になったり曲がって生えてくる可能性を指摘されました。
7月の検診時にその旨を相談したところ秋頃まで反対咬合が安定していたら上顎を広げる処置をする事になりました。
ところが先日の検診で2次性徴時に下顎が成長してくる場合があるので、今は経過観察のみで八重歯や曲がった歯などになった場合はⅡ期治療時に行えばよいと言われました。
骨格性の可能性が少しでもあるならば、永久歯が生える前までは何もせず経過観察のみは適切なのでしょうか?予測できる歯並びなどは事前になんらかの処置をしていただきたいと思っているのですが、反対咬合の場合、歯列に関してはⅡ期治療まで何もせずそのままの方が良いのでしょうか?
よろしくお願いいたします。
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- 医療法人愛美会 アイ矯正歯科クリニック
- ( 神奈川県 横浜市鶴見区 )
- 2017-09-09 10:03:00
読ませていただきました。
横顔のレントゲン写真(セファログラム、側面頭部X線写真は撮影し分析結果についての話はありませんでしたか?上顎骨、下顎骨の位置関係についての説明はありませんでしたか?通われているのは矯正歯科専門歯科医院ですか?
骨格性か?歯槽性か?は大きな問題です。あるいはその中間という事もあります。それによって治療方針も変わります。個人差はありますが10歳は上顎骨が前方に成長する時期です。思春期性の成長は下顎骨の成長時期です。13歳から15歳です。この時期は要注意です。八重歯は治そうと思えばいつでも治せます。問題は骨格です。
担当歯科医に確認される事をお勧めします。骨格性なのか歯槽性なのか?今後どんな治療計画なのか?です。ご心配されているのは事はよくわかります。
治療が成功する事を祈っています。
横顔のレントゲン写真(セファログラム、側面頭部X線写真は撮影し分析結果についての話はありませんでしたか?上顎骨、下顎骨の位置関係についての説明はありませんでしたか?通われているのは矯正歯科専門歯科医院ですか?
骨格性か?歯槽性か?は大きな問題です。あるいはその中間という事もあります。それによって治療方針も変わります。個人差はありますが10歳は上顎骨が前方に成長する時期です。思春期性の成長は下顎骨の成長時期です。13歳から15歳です。この時期は要注意です。八重歯は治そうと思えばいつでも治せます。問題は骨格です。
担当歯科医に確認される事をお勧めします。骨格性なのか歯槽性なのか?今後どんな治療計画なのか?です。ご心配されているのは事はよくわかります。
治療が成功する事を祈っています。
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- マル(43歳 女性 主婦 )
- 2017年09月09日21時54分
早速のご回答ありがとうございました。通っているのは一般歯科に数名の矯正歯科医が週に一度診察している医院です。
横顔のレントゲン写真は初回と先日に何枚か撮りましたが顎の位置関係についてや骨格性か歯槽性かのお話はありませんでした。来月の検診時に確認します。
もし骨格性だとした場合なにか現在出来る治療方法などはあるのでしょうか?
丁寧なご回答ありがとうございました。
横顔のレントゲン写真は初回と先日に何枚か撮りましたが顎の位置関係についてや骨格性か歯槽性かのお話はありませんでした。来月の検診時に確認します。
もし骨格性だとした場合なにか現在出来る治療方法などはあるのでしょうか?
丁寧なご回答ありがとうございました。
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- 医療法人愛美会 アイ矯正歯科クリニック
- ( 神奈川県 横浜市鶴見区 )
- 2017年09月10日09時41分
もし骨格性下顎前突であれば10歳という年齢ですと上顎骨前方牽引装置あるいはオトガイ帽装置の2種類が考えられます。ただしマル様の息子様に最初に使った装置がリンガルアーチだとするとこの装置は歯槽性にもちいる装置です。上顎前歯を前方に傾斜させて反対咬合を治療する装置です。従って骨格性とは考えてはいない可能性が高いです。
犬歯が生えていなくてもそれは時期としてはご心配いらないかもしれません。犬歯は半数ぐらいの方で上顎は最後に生えてくる事があります。その時に場所が足らなければ八重歯になります。
どちらにしても説明を聞かれれば安心しますね。骨格性なのか歯槽性なのかはご質問された方がよいと思います。
治療が成功する事を祈っています。
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- マル(43歳 女性 主婦 )
- 2017年09月11日18時41分
この度は何度もご回答ありがとうございます。とてもご丁寧な回答でよくわかりました。次回の診察時に詳しく聞いてみます。ありがとうございました。
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- 銀座EAST矯正歯科
- ( 東京都 中央区 )
- 2017-09-09 12:04:00
御相談内容拝見いたしました。
リンガルアーチで反対咬合を改善するということは、この段階で骨格性ではないと判断したときです。骨格性であれば違う装置の選択になるかと思います。
また、下顎が旺盛に成長をするのは身長が大きく伸びる成長期です。
秋頃まで安定していることが骨格性かどうかの判断材料にはなりません。
最初の診断で骨格性かどうかを判断し治療計画を作成し治療を進めるのが矯正治療です。
現段階で骨格性の要素が強いと判断できた場合は、そのまま経過観察することはあります。
横顔のレントゲン写真の分析をすれば骨格性かどうかの判断はつきますので、まずは現在の分析結果を詳しくお聞きになってください。
リンガルアーチで反対咬合を改善するということは、この段階で骨格性ではないと判断したときです。骨格性であれば違う装置の選択になるかと思います。
また、下顎が旺盛に成長をするのは身長が大きく伸びる成長期です。
秋頃まで安定していることが骨格性かどうかの判断材料にはなりません。
最初の診断で骨格性かどうかを判断し治療計画を作成し治療を進めるのが矯正治療です。
現段階で骨格性の要素が強いと判断できた場合は、そのまま経過観察することはあります。
横顔のレントゲン写真の分析をすれば骨格性かどうかの判断はつきますので、まずは現在の分析結果を詳しくお聞きになってください。
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- マル(43歳 女性 主婦 )
- 2017年09月09日22時04分
早速のご回答ありがとうございました。最初の診断時に骨格性か歯槽性かの判断のお話はありませんでした。リンガルアーチをつける説明のみでした。現在の横顔のレントゲン写真の分析で骨格性かの判断はできるのでしょうか?次回の検診時に確認します。歯槽性の場合でしたら歯並びの処置などはできるのでしょうか?骨格性と判断された場合なにかすることはできないのでしょうか?
詳しいご回答ありがとうございました。
詳しいご回答ありがとうございました。