たーやんさんの相談

カテゴリ:費用と保険について

歯の矯正について

  • 投稿者 たーやん さん [51才 男性 会社員] 2017/08/28/ 10:48
  • カテゴリー 外科矯正 費用と保険について 治療前
  • お悩みの歯 上あご右1番 上あご右2番 上あご左1番 上あご左2番 下あご右1番 下あご右2番 下あご左1番 下あご左2番

私は顎が小さいせいか、乳歯から永久歯に生え変わる際にすべての前歯が入る余地がなく、でこぼこに生え、一本は縦に生えてしまいました。
子供の頃は、矯正は高額で時間もなく実施することはできませんでしたが、50歳になったいま、昔からの悩みを改善したいと思っています。
また、知らなかったのですが、叢生、交叉咬合になっており顎変形症にあたるため保険適用で治療ができるのではないかと思っています。
長年の悩みを解消し、思い切り歯を出して笑顔で残りの人生をえくりたいので、50歳からの矯正と保険適用についてアドバイスをお願いします。

御相談内容拝見いたしました。

大きな誤解をなされておられるようですが、現在のかみ合わせの状態により保険が適用されるのではありません。

あごの手術を併用しなければ改善しない場合に、矯正治療と併用することで保険適用になります。
言い換えれば手術を併用しない限り、どのようなかみあわせであっても保険は適用されません。

お早めに矯正歯科で御相談になされてください。

保険適応になるには条件があります。

それは一言でいえば外科手術をして上下の顎骨の位置を変えないと噛めない。そのために健康を害する可能性のあるものに適応されます。通常の矯正治療では改善が不可能な場合を言います。

たーやん様がその適応症か?どうかの判断は育成・更生医療機関の資格を持つ矯正歯科専門歯科医院の診断が必要になります。またその資格を持つ矯正歯科医院であれば健康保険ですべての治療が可能になります。

ネットなど調べて医院を見つけて相談に行かれる事をお勧めします。
治療が成功する事を祈っています。
年齢よりも歯周組織が健康であるか否か(重度の歯周病がないなど)が重要です。歯周組織が健康であれば年齢に関係なく矯正治療は可能です。

文面だけでは顎変形症であるかどうかの判断ができませんが、顎変形症と診断されても、外科手術を併用した矯正治療でないと保険の適用にはなりません。同じ症状でも矯正治療だけで治療した場合には自費診療、外科手術を併用すれば保険の適用になります。

症状によってどのような外科手術を行うかが変わりますが、代表的な顎変形症の手術方法として下顎枝矢状分割術がありますのでネットで検索していただければ顎変形症にたいしてどのような外科手術が行われるかのイメージは把握していただけるかと思います。いずれにしても全身麻酔下の手術となり、10日程度の入院も必要になります。


こんにちは。質問を拝見させていただきました。

顎変形症かどうかは矯正医にちゃんと診断してもらいましょう。

まず、顎変形症である事を前提にお話していただきます。

顎変形症で非外科的歯列矯正では改善できないと判断されますと、顎に対する外科手術を含む歯列矯正を行っていきます。(手術をするくらい咬合の不調和があるため傷病名がつき保険が適応されるのです)

一般的に術前矯正を行い、手術を行い、術後矯正を行います。中には手術を先に行う場合もあります。

手術後は一ヶ月くらいは食事制限があります。白米が噛めるには1ヶ月くらいかかります。

「50歳からの矯正」とありますが、何歳までも矯正はできます。(歯周組織が健全であれば動きます)但し、歯周病や、虫歯や歯の咬耗などによる歯の変形などのリスクがあります。
また、手術に関しては全身状態によっても出来る出来ないの問題もあります。

細かい点については、矯正医でも更生医療が適応できる医院でなくてはなりません。また、手術に関しても口腔外科の有る大きな病院か、大学病院で行わなくてはいけません。私的には口腔外科医も手術当日に当直していただける病院をお勧めいたします。
私も外科矯正を行ったのですがすごく顔が腫れてしまい、もう少しで気管切開をするところでした。ですので、何らかのイレギュラーにも対応できる医師、歯科医師、麻酔科医も常駐されているところがいいと思います。
 
あと細かいところですが、手術費は一度患者さんが負担し、高額医療で後に返ってきますが、月をまたがないほうが良いです。(還付金は月に10万円越えた分ですので、月をまたぐと、負担金は20万円かかってしまいます。)

以上、私の体験談の含めてお答えさせていただきましたが、参考になれば幸いです。
たーやんさん、はじめまして。

申し訳ないですが、叢生、交叉咬合でも顎変形症にあたらない症例もあります。
顎骨と歯列咬合の変形の度合いが大きい顎変形症で、顎変形症手術を併用する場合のみ保険適用となります。
保険での矯正治療は、指定自立支援医療機関(育成・更生医療)または顎口腔機能診断施設で治療を受けることが条件となっています。

また矯正で歯を動かすためには、虫歯がなく、歯肉や顎の骨も健康で歯が揃っている方なら50代でも治療は可能ではあります。

現在の歯や顎の症状をしっかり確認、診断してもらうためにも、矯正治療の相談を無料で行なっている歯科医院は多いので直接行かれてみてはいかがでしょうか。

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