じゅんさんの相談

カテゴリ:治療中のケア、調整

下の前歯を抜いて矯正

裏側矯正をしています。上下とも抜歯が必要で、上は奥歯を抜きましたが、下は、前歯を抜きました。私は下も奥歯を抜きたかったのですが、前歯が少しぐらつきがあったためです。抜いた下の歯の隣の歯に仮の歯をつけ、少しずつ削っていき、ほとんど隙間がなくなり、仮の歯もとれることになりましたが、歯の上は隙間がなくなりましたが、歯が逆三角形になってるため、歯茎との境目に、すごく隙間があき、下ですが、しゃべったりすると、目立ち、すごく気になります。この下の方の隙間も埋まって行くのか不安です。

読ませていただきました。

残念ながらその隙間は埋まりません。その部分の歯茎は歯の萌出とともに形成されます。歯が生えて来たと時に歯の萌出とともに形成されます。その時にデコボコしていて形成を阻害されると歯茎の位置が低い位置になってしまいます。将来再生医学が進むと治るようになるかもしれません。

改善する方法はあります。記載されているように歯の形が逆三角形になっています。その三角形の出っ張った部分を少し削ると歯茎の隙間は小さくなります。これはエナメル質の厚みの範囲でわずかに削ることができます。完全になくすことはできませんが少なくすることはできます。
  • じゅん(58歳 女性 その他 )
  • 2017年08月17日18時08分
回答ありがとうございました。隙間は埋まらないのですね。前歯を抜くのは、すごく抵抗あったのですが、先生が勧めるから、そうしたのですが、やはりもともと希望していた、奥歯を抜けば良かったと後悔しています。もう少しこちらから強く希望すれば、奥歯を抜いて矯正した頂けたのでしょうか?隙間が気になるようでは、何のために矯正したのか解りません。
難しいところですね。抜く歯の選定は慎重に行わなければなりません。抜いた歯の寿命が短く状態が悪ければたとえ前歯でも第一大臼歯でも抜歯します。矯正以外の要因で歯を失う可能性があるからです。下顎前歯だと思いますが、小臼歯のつぎに抜かれることが多い歯です。しかし、前歯を抜くという事は歯科医にとっても大変な決断です。抜かなければいけない事情があったのだと考えられます。

矯正歯科医も歯を抜きたくはありません。抜かずに何とかできないか?とまずは考えます。しかし、抜かなければ排列しない事が多くあります。無理すれば並ぶかもしれませんが、それ以上に悪い結果になることもあります。患者様の意見は考慮しますが、できない事もあります。

このブラックトライアングルと一般的に言われる三角形の空隙は成人矯正の天敵です。なるべくできないようにはしたいのですが、最初からその部分に歯肉がないので再生することはありません。再生医療の発展を待つしかありません。

記載しましたように少し歯の形を変えることによって多少は空隙が減少します。改善できます。
  • じゅん(58歳 女性 その他 )
  • 2017年08月18日23時54分
回答ありがとうございました。改善出来ることを聞いて、少し気が楽になりました。

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