waiさんの相談
カテゴリ:治療後・アフターケア
固定式リテーナー
- 投稿者 wai さん [29才 男性 会社員] 2016/11/14/ 19:21
- カテゴリー 成人矯正 治療後・アフターケア 治療済
はじめまして
リテーナーに関して質問があります。
いくつか種類がありますが、固定式リテーナーは前歯左右3本ずつにワイヤーを歯に直接貼り付けると思います。
どうして全部の歯を固定式リテーナーにしないで前歯左右3本ずつだけなのでしょうか?
固定するのであればすべての歯を固定するほうが後戻りがなく安心だと思います。
担当の先生に聞いたら、前歯は将来必ず動くので固定する、奥歯は多少動くぐらいがちょうどいい、と仰ってました。本当でしょうか?
- 医療法人愛美会 アイ矯正歯科クリニック
- ( 神奈川県 横浜市鶴見区 )
- 2016-11-15 14:36:00
読ませて頂きました。
元々は固定式保定装置の本名は下顎犬歯間固定装置と言います。
なぜ下顎で犬歯間だったのか?と言いますと、下顎左右犬歯間の幅が治療後に広がった場合元の幅に戻ろうします。元に戻ろうとするとその間に排列している前歯部にでこぼこが起きてきます。これを防ぐ意味で犬歯間の距離を保つ必要があります。特に歯を抜かずに治療したような場合は犬歯間を固定します。1970年代に歯に直接接着するボンデイング剤が開発されてから小臼歯間や上顎にも接着して固定するようになりました。
さてご質問にありますなぜすべての歯に着けないか?というと臼歯は装置を外した後に自然と噛むようになってきます。これをセットリングと呼んだりもします。臼歯は矯正治療後に上下が自然に噛み合うように動いてきます。これは後戻りではありません。従ってブラケットを外して1年後ぐらい経過した状態の方が咬合はよくなります。
この現象を邪魔しないように前歯部だけ、あるいは小臼歯から前に装着するのが一般的です。
元々は固定式保定装置の本名は下顎犬歯間固定装置と言います。
なぜ下顎で犬歯間だったのか?と言いますと、下顎左右犬歯間の幅が治療後に広がった場合元の幅に戻ろうします。元に戻ろうとするとその間に排列している前歯部にでこぼこが起きてきます。これを防ぐ意味で犬歯間の距離を保つ必要があります。特に歯を抜かずに治療したような場合は犬歯間を固定します。1970年代に歯に直接接着するボンデイング剤が開発されてから小臼歯間や上顎にも接着して固定するようになりました。
さてご質問にありますなぜすべての歯に着けないか?というと臼歯は装置を外した後に自然と噛むようになってきます。これをセットリングと呼んだりもします。臼歯は矯正治療後に上下が自然に噛み合うように動いてきます。これは後戻りではありません。従ってブラケットを外して1年後ぐらい経過した状態の方が咬合はよくなります。
この現象を邪魔しないように前歯部だけ、あるいは小臼歯から前に装着するのが一般的です。
- wai(29歳 男性 会社員 )
- 2016年11月15日20時33分
>臼歯は装置を外した後に自然と噛むようになってきます。
>臼歯は矯正治療後に上下が自然に噛み合うように動いてきます。これは後戻りではありません。
そうなのですね。てっきりブラケットを外す前が一番かみ合わせがいいと思っていました。
>臼歯は矯正治療後に上下が自然に噛み合うように動いてきます。これは後戻りではありません。
そうなのですね。てっきりブラケットを外す前が一番かみ合わせがいいと思っていました。
- 医療法人愛美会 アイ矯正歯科クリニック
- ( 神奈川県 横浜市鶴見区 )
- 2016年11月16日09時56分