けいさんの相談

カテゴリ:その他

左右6番欠損 上顎のみ今矯正中 右下7番神経治療中

長文になってしまいますがどうかよろしくお願いいたします。
現在上顎のみ先に矯正をしております。先月上顎にボタンが入りました。上顎は左5番 右4番を抜歯をしています。下顎は3年前に右下の6番を抜歯しそのまま放置をしておりましたが自分の歯並びと左でのみしか噛めなかったため「これではダメだ」と思い矯正に踏み切りました。現在は矯正専門医で矯正の治療をしております。
左下の6番はきちんとは抜歯はしておりませんが、かぶせ物をいている状態で神経の治療をしているため左右対称に抜歯ということで左下の6番も抜歯を今月します。
今私が悩んでる点。
・下顎左右6番欠損状態で矯正をしていて今までは左で食べ物を食べていましたが左右なくなるため顎関節などを考慮した上でご飯などはどのようなものを食べていいのか?
・本当にこのまま矯正をしてうまくいくのか?
・右下の7番は神経の治療をしていますが、先生いわく神経の治療をしていても矯正はできるとのことですが、本当に大丈夫なのか?
・下顎6番がないため、食べにくく顎が心配

矯正にふみきったものの、これから左下の6番がなくなったあとのごはん、デメリット、埋まらなかった場合など様々な点でどうなってしまうのか本当に不安でなりません。
これから長い目でみて高いお金を払って矯正に踏み切りましたが、痛みと下顎の6番欠損という大変なダメージの中先が見えなくなってしまいました。このような症例は今まであって成功しているのか、食べ物はどのようなものを食べ、約矯正期間&リテール期間をいれて何年ぐらいなのか悩んでおります。(担当医師からは矯正期間は4年といわれております)

読ませて頂きました。

ご質問にできる限りお答えします。

Q:下顎左右6番欠損状態で矯正をしていて今までは左で食べ物を食べていましたが左右なくなるため顎関節などを考慮した上でご飯などはどのようなものを食べていいのか?
A:顎関節症でしょうか?現在顎関節症でなければ特別な考慮は必要ありません。他の歯が咬合高径(噛み合わせの高さ)を維持してくれていれば特別な配慮は必要ないと考えられます。ただし食ベ物は食べにくくなります。ゆっくりと装置を壊さないような物を選べば問題はありません。

Q: 本当にこのまま矯正をしてうまくいくのか?
A: 難しい矯正治療であることは担当医が4年はかかると言った事からも推測できます。しかし、すでに片側の第一大臼歯が3年前から喪失している事を考慮すると矯正治療は必要だと思います。反体側の第一大臼歯も神経がない歯で他の歯よりも価値がないと判断したのだと考えます。第一大臼歯は大きな歯なので治療期間を長く設定しているのだと思われます。

Q: 右下の7番は神経の治療をしていますが、先生いわく神経の治療をしていても矯正はできるとのことですが、本当に大丈夫なのか?
A: 矯正治療は歯の内側の問題ではありません。7番目(第二大臼歯)が神経があろうがなかろうが関係ありません。歯根の周りが健康なら歯は動きます。ただしその歯がどれだけ悪かったかによっては多少の影響を受けることがありますが、まれなことです。

Q: 下顎6番がないため、食べにくく顎が心配
A: 治療中はどちらにしても食べにくいです。現在の噛み合わせが大きく変化して、新しい歯並びになります。その過程では一時期、食べにくくなることがあります。これはどなたでも同じです。

第一大臼歯の抜歯して治療する症例は実際にあります。私も経験しています。第一大臼歯は歯冠幅(歯が大きい)が大きいので抜いた場所を閉鎖するのが大変です。そこで先生は4年と長い期間を設定されたと判断できます。矯正治療で抜く歯を選択する場合は第一に将来失う可能性の高い歯を選択します。あなたの場合はそれが第一大臼歯だったという事ではないでしょうか?治療を難しくしているのはすでに抜いてしまった第一大臼歯の部位も3年間放置してしまった事です。なるべく抜いてすぐに矯正治療をお考えになった方がよかったですね。

矯正治療が成功する事を祈っています。
けいさん初めまして。
銀座矯正歯科の深沢です。
ご相談内容拝見いたしました。
まずは左下6番の抜歯について不安や納得がいっていなければ治療計画の変更をしていただくことをおすすめします。その際に変更したことで治療方法や結果がどうかわるかについてしっかり確認してください。
それから顎については矯正中様子を診ていって、何か問題があれば矯正の進度を調整したり、顎の専門医を紹介していただいて診てもらうのがいいかと思います。
ご参考になれば幸いです。

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