てまりさんの相談
カテゴリ:装置・治療法
はじめまして、11歳の娘のことで相談があります。
前歯2本が出っ歯で、噛み合わせが悪いです。2件の矯正歯科に行きましたが、1件は拡大装置を使って顎を広げる、もう一件は歯を抜くとも抜かないとも言われませんでした。
娘は生え代わりが早くて、もう全ての歯が永久歯です。12歳臼歯が頭を出しているそうです。
拡大装置は痛いとも聞きますし、でも健康な歯を抜くのも抵抗があります。
とりあえず最初に相談した矯正歯科で、歯を抜くか抜かないかの再度の相談の予約を取りました。
先生方でしたらどうされるか教えて下さい。よろしくお願い致します。
- ひたちの矯正歯科医院
- ( 茨城県 牛久市 )
- 2016-09-29 09:19:00
初めましててまりさん。
ひたちの矯正歯科医院の秋山です。
まず、抜歯、非抜歯に関してはお子様の状態を直接拝見しないと私の見解を申し上げることは困難です。
ただ一つ言えることは矯正治療には技術力やしっかりとした考え方に基づいた治療が必要だと思いますので、その先生が矯正治療に専従しており、矯正専門医の資格(検索してみてください)、最低でも認定医の資格を持っている方を選択するのが良いと思います。
また、比較的長期間の治療になりますので丁寧に親身になって相談に乗っていただけるところを選ぶことも良いように思います。
お子様の治療がうまくいくことを祈っております。
ひたちの矯正歯科医院の秋山です。
まず、抜歯、非抜歯に関してはお子様の状態を直接拝見しないと私の見解を申し上げることは困難です。
ただ一つ言えることは矯正治療には技術力やしっかりとした考え方に基づいた治療が必要だと思いますので、その先生が矯正治療に専従しており、矯正専門医の資格(検索してみてください)、最低でも認定医の資格を持っている方を選択するのが良いと思います。
また、比較的長期間の治療になりますので丁寧に親身になって相談に乗っていただけるところを選ぶことも良いように思います。
お子様の治療がうまくいくことを祈っております。
- 医療法人愛美会 アイ矯正歯科クリニック
- ( 神奈川県 横浜市鶴見区 )
- 2016-09-29 10:15:00
読ませて頂きました。
すべての歯が永久歯と言うことはマルチブラケット装置(ブラケット)を歯に接着しての治療です。
歯列を拡大する必要がある場合は奥歯(臼歯)が反対咬合の場合が多いです。反対咬合ですか?(上の歯が内側で下の歯が外側)。そうでなければその2歯を中に入れる。あるいはでこぼこがあればそれを排列するために広げて場所を作ると言う事になります。
ただし、広げてもそれほど多くの場所ができるわけではありません。まずこうお考えください。どれほど場所を必要にしているか?といことになります。歯を抜く症例を拡大する事によっては治療できません。口もとも下がらないし、きれい並んだとしても鼻と同じ高さまで口もとが飛び出してしまっては困ります。これを上下顎前突と言う新しい不正咬合になっただけになります。わずかな不足で前歯が出ているのなら拡大しておさめてあげる。そしてさらに口もとが飛び出ずにきれいな横顔が得られる。そうでなければ抜く事をお勧めします。口もとも入るしきれいな歯並びにもなります。歯の本数は減る事と抜かれるのは嫌な事です。
歯の本数が減ると言う事に抵抗感があると思います。しかし、それ以上の事を得られればこれはやるべきだと思います。現在も噛んでいない歯があるはずです。これを噛ませることができれば実際には歯を失っても問題はないはずです。
無理に歯を抜かないで治療したために再治療で来院される方がいます。やはり日本人は一般的には鼻の低い人種です。口もとが出てしまっては困ります。
拡大をお勧めしてくれた先生に横顔は大丈夫かと聞いてみてください。口もとは出る事はありませんか?抜くほどのスペース不足ではなければ私も拡大には賛成です。お子様の横顔を拝見していないのでこれ以上は書けません。
抜くか抜かないか?は大きな問題です。よくお考えになって治療を決めてください。
治療が成功する事を祈っています。
すべての歯が永久歯と言うことはマルチブラケット装置(ブラケット)を歯に接着しての治療です。
歯列を拡大する必要がある場合は奥歯(臼歯)が反対咬合の場合が多いです。反対咬合ですか?(上の歯が内側で下の歯が外側)。そうでなければその2歯を中に入れる。あるいはでこぼこがあればそれを排列するために広げて場所を作ると言う事になります。
ただし、広げてもそれほど多くの場所ができるわけではありません。まずこうお考えください。どれほど場所を必要にしているか?といことになります。歯を抜く症例を拡大する事によっては治療できません。口もとも下がらないし、きれい並んだとしても鼻と同じ高さまで口もとが飛び出してしまっては困ります。これを上下顎前突と言う新しい不正咬合になっただけになります。わずかな不足で前歯が出ているのなら拡大しておさめてあげる。そしてさらに口もとが飛び出ずにきれいな横顔が得られる。そうでなければ抜く事をお勧めします。口もとも入るしきれいな歯並びにもなります。歯の本数は減る事と抜かれるのは嫌な事です。
歯の本数が減ると言う事に抵抗感があると思います。しかし、それ以上の事を得られればこれはやるべきだと思います。現在も噛んでいない歯があるはずです。これを噛ませることができれば実際には歯を失っても問題はないはずです。
無理に歯を抜かないで治療したために再治療で来院される方がいます。やはり日本人は一般的には鼻の低い人種です。口もとが出てしまっては困ります。
拡大をお勧めしてくれた先生に横顔は大丈夫かと聞いてみてください。口もとは出る事はありませんか?抜くほどのスペース不足ではなければ私も拡大には賛成です。お子様の横顔を拝見していないのでこれ以上は書けません。
抜くか抜かないか?は大きな問題です。よくお考えになって治療を決めてください。
治療が成功する事を祈っています。