八頭さんの相談
カテゴリ:抜歯治療との違い
上の前歯左右の3番について、虫歯治療により神経が無いのですが残す意味はありますか?
開咬の矯正中です。
過去の虫歯治療により、上の前歯左右の3番の神経はもうありません。
今は差し歯?にしてあるのですが、何度も膿んでしまいかなり痛いです。
虫歯治療してくれた歯医者さんは、
「もう抜いてしまったら?
歯としての寿命を考えると遅かれ早かれ抜くことになるよ」
という考えです。
矯正歯科さんは、
「3番は重要な歯なので抜かないほうがいい。
矯正が終わってから根の治療をしたら?
上の歯だけ抜いたとしても下の歯との噛み合わせが合わないので
健康な歯も抜くことになる。」
という考えです。
どちらの説明にも納得してしまい、抜歯すべきかどうか悩んでいます。
個人的には、どの道抜くことになるなら矯正でスキマを埋めたいと思っています。
健康な下の歯も、上の歯が無くなれば余るわけですし抜いてもいいと思います。
【質問】
1.神経が無くても、3番を残す意味はあるのでしょうか。
2..上下で4本も抜歯して、口元が寂しい印象になったりしませんか?
よろしくお願いします。
- 医療法人愛美会 アイ矯正歯科クリニック
- ( 神奈川県 横浜市鶴見区 )
- 2016-06-30 13:37:00
読ませて頂きました。
開咬治療は矯正治療の中で最も難易度の高い治療です。
一般の先生が三番目の歯、犬歯は将来抜歯になるというのでしたらその歯を抜く事を考えて治療計画を立てるべきです。
しかし、問題は矯正治療の計画上は歯を抜かずに排列できる症状でしょうか?開咬の方は口もとが出ている方が多いのですが、その点はいかがですか?問題は現在の前歯の傾斜角度にもよります。
一つは矯正歯科医に一般の他の歯科医院を紹介してもらってください。その歯科医に犬歯に関するセカンドオピニオンを聞いて見てください。その歯がだめになるか?どうか?です。矯正歯科医も歯科医ですから犬歯は抜くほど悪くないと考えています。その点をはっきりさせるには犬歯の状態を判断してもらうことが重要です。少し面倒ですが、矯正専門歯科医なら腕の良い歯科医を知っているはずです。それで確認を取るのがよいでしょう。
治療が成功する事を祈っています。
開咬治療は矯正治療の中で最も難易度の高い治療です。
一般の先生が三番目の歯、犬歯は将来抜歯になるというのでしたらその歯を抜く事を考えて治療計画を立てるべきです。
しかし、問題は矯正治療の計画上は歯を抜かずに排列できる症状でしょうか?開咬の方は口もとが出ている方が多いのですが、その点はいかがですか?問題は現在の前歯の傾斜角度にもよります。
一つは矯正歯科医に一般の他の歯科医院を紹介してもらってください。その歯科医に犬歯に関するセカンドオピニオンを聞いて見てください。その歯がだめになるか?どうか?です。矯正歯科医も歯科医ですから犬歯は抜くほど悪くないと考えています。その点をはっきりさせるには犬歯の状態を判断してもらうことが重要です。少し面倒ですが、矯正専門歯科医なら腕の良い歯科医を知っているはずです。それで確認を取るのがよいでしょう。
治療が成功する事を祈っています。
- 銀座矯正歯科
- ( 東京都 中央区 )
- 2016-07-02 14:54:00
初めまして八頭さん。
ご相談内容拝見させて頂きました。
1.神経がなくても3を残す価値はあります。
咬み合わせのバランス等をつくるのにとても大事な歯だからです。しかし、虫歯治療をして下さっている先生が保存不可だという判断を下すようでしたら、痛みがあるようであれば矯正後まで放置することはオススメできません。担当の矯正医に矯正治療内容を変更してスペースを埋められるかどうか診断してもらって下さい。
2.歯を抜いたからと言って、口唇が入るわけではありません、どの程度口元を入れるかは調節出来ますので先生と治療前に話し合っておいてください。開口なのであればどのように咬ませるのかという事も含めて再度矯正医に確認して十分治療内容を理解した上で治療を受けることをオススメします。
ご参考にして頂ければ幸いです。
ご相談内容拝見させて頂きました。
1.神経がなくても3を残す価値はあります。
咬み合わせのバランス等をつくるのにとても大事な歯だからです。しかし、虫歯治療をして下さっている先生が保存不可だという判断を下すようでしたら、痛みがあるようであれば矯正後まで放置することはオススメできません。担当の矯正医に矯正治療内容を変更してスペースを埋められるかどうか診断してもらって下さい。
2.歯を抜いたからと言って、口唇が入るわけではありません、どの程度口元を入れるかは調節出来ますので先生と治療前に話し合っておいてください。開口なのであればどのように咬ませるのかという事も含めて再度矯正医に確認して十分治療内容を理解した上で治療を受けることをオススメします。
ご参考にして頂ければ幸いです。